エアコンの移設方法を知りたい方へ! 方法・費用・リスクを詳しく!

「今あるエアコンを移設したい」などとお悩みではないでしょうか。故障しておらず、まだ十分に使えるエアコンなら買い替えなくても移設をすることも可能です。しかし、自分で移設できるのか・できない場合の依頼先はどこかなど分からないことも多くあることでしょう。そこで、今回は、エアコンの移設について詳しく解説します。

  1. エアコンの移設について
  2. エアコンの移設費用について
  3. エアコンを移設するべきか購入すべきか
  4. エアコンの移設に関するよくある質問

この記事を読むことで、エアコンの移設について詳しく分かり、スムーズに手配できるようになります。まずは、記事をじっくり読んでみてください。

1.エアコンの移設について

最初に、エアコンの移設の基本を確認しましょう。

1-1.どんな場合に移設する?

エアコンの移設は、引っ越しや別の部屋で使いたいときに行います。まだ十分に使える・新規購入の予算がないなどが、移設を選ぶ主な理由です。メインで使っていたエアコンが故障し、とりあえず移設して対応したい場合もあるでしょう。いずれにしても、新規購入のメリットを感じられない場合に移設を選ぶことが多くなります。

1-2.エアコン移設のメリット・デメリット

エアコン移設には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

<メリット>

  • ものを大切にできる
  • 新規購入よりは安く済む

<デメリット>

  • 追加費用がかかることが多い
  • すぐに故障する可能性もある
  • 移設先がエアコン設置に向かないこともある

1-3.エアコンの移設は自分でできる?

エアコンの移設を自分でするのはおすすめできません。エアコンには、配管や配線の専門知識が必要です。たとえ、外すことができたとしても再び移設先で設置するのは難しいでしょう。無理やり設置すれば、エアコンの不調や故障につながるだけでなく、漏電などの危険もあります。エアコンの移設は、プロに依頼してください。

1-4.エアコンの移設はどこに依頼できる

エアコンの移設を依頼できる主なところについて、メリットとデメリットを併せて解説します。

1-4-1.家電販売店

家電販売店では、エアコンの新規購入者を対象にエアコンの取りつけサービスを行っています。通常は、購入に伴う取りつけがメインとなるため、移設を行っているかどうかは確認が必要です。なお、移設を取り扱っている場合でも、別の業者に委託されることもあります。

<メリット>

  • 対面で打ち合わせがしやすい
  • エアコンの取りつけ実績が豊富

<デメリット>

  • 移設費用が高め
  • 新規購入を伴わない場合は不可のこともある
  • 移設先が営業範囲外のことがある
  • 家電販売店が別の業者に外注する場合がある

1-4-2.引っ越し業者

引っ越し業者にも、エアコンの移設作業を依頼できます。引っ越しに伴う移設の場合はおすすめです。

<メリット>

  • 引っ越しと同時に移設できる
  • ほかの業者に依頼する手間がかからない
  • エアコンの運搬を自分でやらなくていい

<デメリット>

  • 引っ越し業者とは別業者が作業する(連絡ミスなどの可能性)
  • 追加費用が高い
  • 繁忙期には移設作業が引っ越しより遅れる場合がある

1-4-3.インターネットの移設業者

実店舗を持たず、インターネットにてクリーニング業務を受けている業者もいます。利用する際は、最初に見積もりをもらって検討するといいでしょう。

<メリット>

  • 料金が安い
  • 複数の業者を比較して選びやすい
  • エアコンの取り外し~運搬まで一括で依頼できることが多い

<デメリット>

  • 現場視察による見積もりをせず、結果的に高額になることがある
  • 悪質業者の可能性もある

2.エアコンの移設費用について

エアコンの移設費用について詳しく解説します。

2-1.費用はどのくらい?

エアコンの移設費用は、1台につき1~2万円程度が目安です。ただし、移設先によって、追加費用が必要になることがあります。結果的に、エアコンの新規購入+設置工事費用とほとんど変わらないこともあるので注意しましょう。まずは、業者に見積もりをもらって内容を確認してください。正確な金額を知るためには、経験と実績が豊富で、現場視察により見積もりをしている業者に依頼することがポイントです。

2-2.追加料金がかかるケースは?

エアコンの移設で追加費用がかかるのは、以下のような場合です。

2-2-1.配管の延長

エアコンの設置場所によっては、室外機までの配管を延長する必要があります。1m単位での料金追加となることを覚えておきましょう。

  • 1mごとに2,000~3,000円程度

2-2-2.配管カバーの取りつけ

室内外の配管カバーを新規に取りつける場合も、追加料金が必要です。むき出しの配管では見た目が悪いなどの理由で希望する人も多くいます。

  • 1mごとに8,000~15,000円程度(室内用)
  • 1mごとに5,000~7,000円程度(室外用)

2-2-3.室外機の設置

エアコンの室外機の設置が屋根の上や高所となる場合は、追加費用がかかります。たとえば、移設先が2階以上になるときに必要です。

  • 追加費用として9,000円程度~

2-2-4.コンセントや電圧の切り替え

移設先のコンセントがエアコンに合わない場合、形状や位置・電圧の変更が必要です。規格が合わないまま使うことは、エアコンが故障する原因となります。また、コンセントから発火するなどのリスクも高まるので必ず合ったものを使ってください。

  • 1か所につき2,000~4,000円程度

3.エアコンを移設するべきか購入すべきか

エアコンを移設するべきか購入するべきか迷ったときのポイントを詳しく解説します。

3-1.エアコンのチェックポイント

現在使用中のエアコンについて、以下のポイントをチェックしてみてください。

  • 製造年月日
  • 対応畳数
  • 汚れや傷・素材の劣化などの有無
  • 不具合の有無

3-2.移設か購入か迷うときの決め方

エアコンを移設するか新規購入するか迷った場合は、以下のポイントを参考にしてください。

  • 製造年月日が10年以上前:新規購入
  • 不具合や故障の前兆がある:新規購入
  • 性能や機能に不満がある:新規購入
  • 光熱費を安く抑えたい:新規購入
  • 購入後まもなく性能や機能に不満がない:移設
  • まだ使えるエアコンを有効利用したい:移設
  • 費用をできるだけ安く済ませたい:移設
  • 家族の出張や進学などで一時的に使用する予定:移設

ただし、移設が妥当なケースでも、条件によっては新規購入のほうメリットが大きいこともあるので業者によく相談してから決めましょう。

3-3.費用は総額をチェックすること

エアコンの移設費用は、必ず総額をチェックしてください。標準工事費用だけで判断するのは危険です。移設先の条件によっては、さまざまな追加費用がかかります。安さで業者を選んだはずなのに、総額で高くついてしまったということもあるのです。また、見積もりで不明な費用が計上してあるときは、必ず確認してください。

4.エアコンの移設に関するよくある質問

最後に、エアコンの移設に関するよくある質問に回答します。それぞれ確認し、参考にしてください。

Q.エアコンの移設前に内部の掃除をするべきですか?
A.しておくことをおすすめします。エアコン内部には、ホコリやカビなどがたまっているため、移設をいい機会と考えてキレイに掃除してください。嫌な臭いもなくなり、クリーンな風を期待できます。

Q.業者にエアコンの移設を依頼したら設置不可と言われたのですが?
A.たとえば、移設先の壁面に十分な強度や広さがないなどの理由で断られることがあります。エアコンを取りつけるためには、追加工事が必要になることもあるのです。また、エアコンの形や大きさが合わないこともあるので業者に確認してください。

Q.エアコンの移設で複数の業者に見積もりを依頼してもいい?
A.問題ありません。契約前であれば、複数の業者に見積もりを依頼して比較するのは自由です。ただし、見積もりをもらった業者には契約する・しないにかかわらず、すべて返事をしてください。

Q.移設した直後にエアコンが不調になった場合は補償してもらえる?
A.契約内容によります。まずは、契約書を確認してください。工事保証がついており、保証期間内であれば、無料で修理してもらえることもあります。なお、エアコン自体の寿命である場合は、補償で直すことはできません。

Q.悪質な業者の見分け方は?
A.エアコンの移設を依頼しているのに、新規購入を強引にすすめてくる業者もいるので注意しましょう。また、移設費用が安すぎる業者も注意が必要です。技術力がなく、いい加減な工事をする可能性があるほか、現地で何かと理由をつけて高額な費用を請求してくることもあります。業者選びは、実績や信頼度を重視してください。

まとめ

今回は、エアコンの移設について詳しく解説しました。エアコンの移設は、配管や配線の知識が必要です。間違った取りつけをすると正常に動作しなくなるだけでなく、思わぬ事故につながるので注意してください。エアコンの移設は自分で行わず、専門業者に依頼しましょう。また、エアコンの状態や移設先の条件によっては、買い替えが向いている場合もあります。移設か買い替えかじっくり検討し、メリットの大きいほうを選んでください。