ソファーの買い替え時期はいつがいい? 適したタイミングと選び方を解説!

日本の家といえば畳のイメージです。しかし今は多くの家でフローリングが使われるようになりました。フローリングのリビングには、ソファーが映えます。一家団らんで過ごすリビングになくてはならない存在です。ゆったりとテレビを見る場所ですし、家族で座って話をする場所でもあります。

しかし、ソファーは買ったものを一生使い続けられるわけではありません。買い替え時期がいつか訪れます。そのタイミングは、何がきっかけになるかわからないでしょう。汚れや破れでソファーとして使用できなくなったり、引っ越しや模様替えでソファーが合わなくなるのも理由の一つです。

ソファーは安いものではないため、買い替えとなったら真剣に考える必要があるでしょう。失敗しないソファーの買い替えを実現するために、今回はソファーの寿命やソファーの買い替えに適したタイミング、ソファーの選び方、古いソファーの処分方法までご紹介します。

  1. ソファーの寿命はいつ頃?
  2. ソファーの買い替えに適したタイミング
  3. ソファーの選び方
  4. 古いソファーを処分する方法
  5. まとめ

1.ソファーの寿命はいつ頃?

1-1.平均寿命を知ろう

ソファーの平均寿命は、3年から10年です。幅があるのは素材やもともとの丈夫さによって異なるためですが、使い方によっても大きく差が出ます。平均寿命を迎えたら、ソファーはいつ買い替えてもおかしくありません。

いいものを長く使うという気持ちは大事ですが、毎日座っていれば寿命はいつか来るでしょう。平均寿命を迎えるころには新しいソファーの購入を検討してください。

1-2.素材別の寿命について

平均寿命はあるものの、素材によって大きく差が出るのは事実です。素材別の寿命を知っておき、買い替え時期の目安にしましょう。

革素材のソファー

革は長持ちする素材の代表です。特に本革で高価なものであれば、10年以上使えるソファーも多いでしょう。高価なソファーは、使えなくなったらそのまま買い替えではありません。メーカーが張り替えをサポートしてくれるため、革が寿命を迎えたら張り替えをすると、さらに寿命が延びます。

とはいっても、革は張り替えできますがソファーの中身は作りなおしができません。クッションや弾力が失われてしまったときが本当の買い替え時期です。使う頻度にもよりますが、大事に使用すると20年30年程度は持ってくれるでしょう。

合皮のソファー

一見本革と同じような雰囲気に見えますが、合皮は寿命が短いです。その分安く販売されているので、気軽に購入できます。合皮のソファーはひび割れが発生するので、5年程度で寿命を迎えるケースが多いです。中には10年程度使用できるものもありますが、クッションは使えば悪くなります。10年も使えればさすがに買い替えたほうがいいでしょう。

布のソファー

本革や合皮よりもカジュアルな雰囲気があり、柔らかなイメージになる布のソファーは寿命が短いというイメージがありますが、そんなことはありません。合皮と同じ5年程度は使えます。ただし、使い方によって大きく差が出るでしょう。布なのでジュースをこぼすと染みこみます。ふとした拍子に破れることもあるでしょう。布の上にもう一枚布を重ね、汚れ防止をしてください。

ソファーの平均寿命は、3年から10年なんですね。
革素材であれば、大事に使用すると20年30年程度は持ってくれることもあります。

2.ソファーの買い替えに適したタイミング

2-1.汚れ、破れがひどい

買い替え時期だと見た目でわかるのは、汚れや破れがひどくなったときです。汚れや破れがあるソファーに座りたいと思う人はいないでしょう。清潔さにかけますし、破れたソファーはその部分から破れは広がり、ソファーのクッション部分がはみ出してくる可能性も高いです。

汚れや破れがひどくなる前に、早めに買い替えましょう。

2-2.座り心地が悪い

ソファーはリラックスして過ごすときに座るものです。でも座り心地が悪いと座っているのが嫌になります。せっかくのソファーに誰も座らないでおいてあるなら、邪魔になるだけです。買った当初は座り心地が抜群だったソファーも、長い年月を経てクッションが悪くなります。

座ってみて違和感があれば、買い替え時期ではないでしょうか。

2-3.家の雰囲気に合わない

寿命というとソファー自体の問題と考えるでしょう。それに加えて、引っ越しや模様替えで家の雰囲気に合わなくなったときは寿命と考えてください。リビングの顔になるソファーですから、部屋のイメージを壊すようでしたら、買い替えのオススメをします。

汚れや破れがひどくなったときに買い替えるといいんですね。
不衛生ですし、破れた部分からソファーのクッション部分がはみ出してくる可能性もあるため、汚れや破れがひどくなる前に早めに買い替えましょう。

3.ソファーの選び方

3-1.素材で選ぶ

ソファーに使われる代表的な素材は、布、本革、合皮の3種類です。小さな子供がいる、ワンちゃんやネコちゃんがいるご家庭は、値段が安く買い替えも容易な合皮を選ぶといいでしょう。布も比較的安く販売されていますが、汚れが直接しみこんでしまいます。汚れ防止のカバーも大きく洗うのが面倒になるため、お手入れが簡単な合皮が楽でしょう。

本革は汚される心配がないご家庭向きです。本革のソファーは高級感がぐんとアップしますので、ソファーにこだわりたい!というご家庭は本革がいいでしょう。

3-2.大きさで選ぶ

部屋の大きさとソファーの大きさ、バランスを考えてみましょう。ソファーが大きすぎてリビングの大部分を占めてしまうと窮屈な雰囲気になります。でも小さすぎてもソファーの存在感がなくて物足りません。ベストなサイズを見つけるため、購入する前にどれぐらいのサイズを探すのか、ある程度決めておいてください。理想は家族でゆっくり座って過ごせる、少し余裕のあるサイズでしょう。

横の長さも大事ですが、意外と見落としがちなのは座面の奥行きです。いくら横が広くても座面が狭すぎると窮屈になります。広すぎると足が曲げにくく座りづらいでしょう。実際に店頭で座って確かめる場合は確かめられます。実際に座れない状況の通販で購入するときは、座面の奥行きもチェックしてください。

3-3.座り心地で選ぶ

素材やサイズだけではなく、座り心地も大切だと思います。座ってみた直感でいいので、座りやすいか座りにくいかで判断しましょう。長く使うものなので、座りやすいものを選ばなくてはいけません。いいと思ったソファーにとにかく座って確かめてください。

座って試せない通販の場合は、ソファーの中身に何が使われているかを調べましょう。構造もわかれば、似たような素材と構造で作られているソファーを見にいき、座り心地を確かめてみてはどうでしょうか。

素材で選ぶ方法があるんですね。
ほかにも大きさや座り心地で選んでみるのも良いでしょう。

4.古いソファーを処分する方法

4-1.自治体で粗大ゴミにする

ソファーは粗大ゴミに分類されるので、決められた日に収集場所へ出しましょう。粗大ゴミは事前に申告をする必要があるため、問い合わせの際ソファーのサイズを伝え、粗大ゴミ券を必要な分だけ貼り付けて出します。

ソファーを処分する方法の基本です。

4-2.不用品回収業者に依頼して素早く処分

不用品回収業者は、処分してほしいと連絡をすると素早く対応してくれます。状況によって異なりますが、その日中に処分してくれる業者もあるでしょう。すぐに捨てたいという人にぴったりです。

処分費はかかりますが、とにかくすぐに処分したいという人は不用品回収業者がいいでしょう。

4-3.自分で価格が決められるネットオークション

リサイクルショップは安く買い取られてしまうから不満…という人はネットオークションを利用しましょう。いくらで売りたいか自分で決められますし、ソファーによっては高値のものもあります。

ネットオークションは自分で写真を撮りコメントを入れ、売れたら発送もすべて自分でおこなわなくてはいけません。手間はかかりますが、それでも納得のいく価格で買ってくれる人が見つかればラッキーです。

4-4.まだ使えるソファーはリサイクルショップ

ソファーを処分したいけど、まだ十分使えるソファーなら、処分する必要はありません。リサイクルショップでの買い取りなら、処分費も必要なく逆にお金が受け取れます。最近は家具を中心に扱うリサイクルショップも増えているため、ソファーは需要も高く買い取りが頻繁におこなわれているでしょう。

大きなソファーも家で引き取りの業者なら、楽に依頼できます。見積もりだけは無料なので、まずは問い合わせてみましょう。

自治体で粗大ゴミにする方法以外にもあるんですね。
不用品回収業者に依頼して素早く処分することができますし、ネットオークションなら自分で価格を設定することができます。

まとめ

いかがでしょうか?

  • ソファーの寿命はいつ頃?
  • ソファーの買い替えに適したタイミング
  • ソファーの選び方
  • 古いソファーを処分する方法

ソファーは飽きたからすぐに買い換える、というものではありません。長い間使う家具ですから、自分が納得いくソファーを選びたいですね。

また、買い替えの古いソファーをどう処分するか、頭を悩まされます。まだ使えるソファーなら買い取りしてもらえば処分費が浮くでしょう。しかしリサイクルショップに持ち込みをしなくてはいけません。ネットオークションだと発送も自分でおこなう必要があるでしょう。面倒でできそうにないという人は、家まで買取に来てくれるリサイクル業者を選びましょう。