HDDプレーヤーを買取に出す方法は? 一番簡単&損しないコツを伝授!

「不要になったHDDプレーヤーを買取に出したいけど、どんなところに依頼できるのだろう」「なるべく高く買取してもらうポイントを知りたい」とお考えでしょうか?

買い替えなどで不要になったHDDプレーヤーでも、中古品として十分に使えるものは買取してもらえることがあります。しかし、どこにどんな方法で依頼できるのか、どんなポイントに注意すべきなかど分からないこともあるでしょう。それに、せっかくなら、なるべく高く買取してもらいたいのが本音ですよね。

そこで今回は、HDDプレーヤーの買取について詳しく解説します。

  1. 高く売れるHDDプレーヤーの条件は?
  2. HDDプレーヤーの買取相場
  3. 買取対象にならないHDDプレーヤーの特徴
  4. HDDプレーヤーを買取に出す前に確認すべきポイント
  5. HDDプレーヤーを買取に出す方法
  6. 信頼できる買取業者を選ぶポイント
  7. HDDプレーヤーの買取に関するよくある質問

この記事を読むことで、HDDプレーヤーを高く売るコツや方法がよく分かります。HDDプレーヤーの買取で損をしたくない人は、ぜひ記事を読んでみてください。

 

1.高く売れるHDDプレーヤーの条件は?

最初に、どんな条件のHDDプレーヤーが高く売れるか詳しく見ていきましょう。

1-1.正常に動作する

HDDプレーヤーを買取してもらう場合、正常に動作することが基本になります。中古市場で引き合いがあるのは、問題なく使用できる状態のものです。そのため、業者でも査定時に必ず動作チェックをして確認しています。査定時に電源チェックや操作チェックなど、いくつかのポイントをクリアした場合は、高く買取してもらえることでしょう。

1-2.人気メーカー品

中古品のHDDプレーヤーでは、以下のような人気メーカー品が高く売れます。中古市場での需要が安定しているからです。

  • Panasonic
  • 東芝
  • SHARP
  • SONY

1-3.外観に目立つ汚れや傷などのダメージがない

外観に目立つ汚れや傷などのダメージがないHDDプレーヤーも、高く買取してもらうことが可能です。HDDプレーヤーは、基本的に据え置きで使用するものであり、リモコンで操作することが多いことから、汚れや傷があっても問題ないように考えられます。しかし、実際に中古品として買い手が付くのは、外観に汚れや傷などのダメージがないものに集中しているのです。したがって、一見して目立つ汚れやダメージがないものは、査定を有利に進めることができます。

1-4.年式が新しい

年式が新しいことも、HDDプレーヤーを高く買取してもらうための条件です。特に、発売後3年以内の機種は、高額査定が期待できるでしょう。年式が新しいものは、使用感が少なく、新しい規格に対応しているものが多いのも盛んに買取されている理由です。特に、現行機種および一つ前の機種は、条件しだいで思わぬ高額査定が出る可能性があります。

1-5.購入時の付属品がそろっている

HDDプレーヤーを購入したときの付属品がそろっていると、高く買取してもらえます。たとえば、以下のようなものです。

  • リモコン
  • ACアダプター
  • 接続ケーブル
  • 使用説明書
  • 保証書
  • 内箱および緩衝材
  • 外箱

なお、メーカーや機種によって付属品の種類が異なります。詳しくは、メーカーのホームページや使用説明書を参考にしてください。

1-6.高性能・高機能機種

高性能・高機能機種も、高く売れます。高性能・高機能機種は新品だと高価なことから、中古品で安いものを探す人が多くいるからです。特に、人気メーカー品で状態のよいものなら安定した中古需要があるため、思わぬ高額査定も期待できます。なお、より高性能・高機能な新製品が発売されると査定金額が下がるので、買取に出すなら早めのタイミングがおすすめです。

2.HDDプレーヤーの買取相場

HDDプレーヤーの買取相場について、主な人気メーカーごとに詳しくご紹介します。

2-1.Panasonic

Panasonic製HDDプレーヤーの買取相場は、1,000~20,000円程度です。家庭用HDDプレーヤーでは、DIGAシリーズが特に人気で、中古市場でも数多くの引き合いがあります。最近では、クラウドサービスと連携して、より高度な楽しみ方ができる機種が人気です。

  • DMR-EX150:1,000~3,000円程度
  • DMR-4CW200:3,000~10,000円程度

2-2.東芝

東芝製HDDプレーヤーの買取相場は、1,000~18,000円程度になります。REGZAシリーズは、高性能かつ大容量のHDDディスクを備えていることから、中古市場でも使い勝手がよいと評判です。HDDに録画したものだけでなく、さまざまな記録媒体を再生でき、楽しみが広がります。

  • DBR-W1008:2,000~8,000円程度
  • BD-NW1100:1,000~5,000円程度

2-3.SHARP

SHARP製HDDプレーヤーは、2,000~20,000円程度が買取相場です。主力のAQUOSシリーズは、SHARP製のテレビなどとの連係機能により、多彩な楽しみ方ができることで中古市場でも人気があります。

  • BD-NT1200:3,000~8,000円程度
  • 4B-C10BT3:5,000~18,000円程度

2-4.SONY

SONY製のHDDプレーヤーは、1,000~25,000円程度が買取相場です。音響や映像分野に強いメーカーとして根強い人気を誇り、HDDプレーヤーの中古市場でも指名買いをする人が多くいます。最近では、無線LANや外付けHDDの増設機能に対応した機種も人気です。

  • BDZ-EX3000:2,000~7,000円程度
  • BDZ-ZT1500:3,000~9,000円程度

3.買取対象にならないHDDプレーヤーの特徴

買取対象にならないHDDプレーヤーの特徴を詳しく見ていきましょう。

3-1.不具合や故障がある

不具合や故障があるHDDプレーヤーは、ほぼ買取不可になります。業者で買取しても、修理が必要な状態では、手間や時間・修理費用がかかってしまうからです。確かに、豊富な専門知識と修理技術を持つ業者なら、買取してもらえることもあるでしょう。しかし、手間や時間をかけてまで買取してもらえるケースは、ごくわずかです。残念ながら、不具合や故障がある時点で査定を断られることがほとんどでしょう。

3-2.外観に汚れや傷などが目立つ

外観に汚れや傷などが目立つものは、多くの場合で買取対象外になります。外観に汚れや傷があっても、HDDプレーヤーの動作に支障があるわけではありません。しかし、中古市場では外観にマイナスポイントがあるものは、引き合いが少ないのが現実です。多くの人が、中古品であってもキレイな状態のHDDプレーヤーを望むことから、買取不可になるのは仕方がないことといえます。

3-3.主要付属品が欠品している

HDDプレーヤーの主要付属品が欠品している場合も、買取対象外になることがあります。特に、リモコンやACアダプターなどの基本的な部品が欠品している場合は、買取してもらえないことでしょう。また、主要付属品以外のものでも、欠品数が多いと査定金額が大幅に下がるので注意してください。

3-4.年式が古い

人気メーカー品で外観がキレイなHDDプレーヤーであっても、年式が古いと買取対象外になることがあります。年式が古い機種は、経年による部品の劣化が進んでいる可能性がある、最新の規格に対応していないなどの理由があるからです。条件によっては買取してもらえることもありますが、大幅に安い金額を提示される可能性が高いでしょう。

3-5.不人気メーカー品

不人気メーカー品も、買取対象外としている業者が多く見られます。HDDプレーヤーの中古市場では、人気メーカー品の需要が圧倒的であり、不人気メーカー品はほとんど引き合いがありません。そのため、ほぼ新品で問題なく動作するものであっても、査定金額が付かないことが多いのです。

4.HDDプレーヤーを買取に出す前に確認すべきポイント

HDDプレーヤーを買取に出す前にどんなポイントを確認すべきか、具体的に見ていきましょう。

4-1.内部データの移行や消去をしておく

HDDプレーヤーを買取に出す前に、内部データの移行や消去を済ませておきましょう。HDDプレーヤーには、今まで録画したデータが記録されています。大切なデータは、そのほかの記録媒体に移行しておいてください。無事にデータの移行が済んだら、HDDプレーヤーを初期化して内部データを消去し、工場出荷時の状態に戻しましょう。なお、HDDプレーヤーを初期化する方法は、使用説明書やメーカーのホームページを参考にしてください。

4-2.外観をキレイにクリーニングしておく

外観をキレイにクリーニングしておくことで、査定金額のアップにつながります。特に、操作ボタンなど手が触れることが多い部分には、手あかやホコリなどの汚れが多く付着しているので、丁寧にクリーニングしておきましょう。なお、HDDプレーヤーは精密機器なので、掃除の際に水分がかからないように気を付ける必要があります。また、汚れを取ろうとゴシゴシこすると、傷が付く原因になるので注意しましょう。

4-3.購入時の付属品をそろえておく

HDDプレーヤーを買取に出す前に、購入時の付属品をそろえておくことも忘れないでください。家の中を隅々まで探し、できるだけそろえておくことが大切です。付属品がそろっているほど、高額査定が期待できます。なお、具体的にどんな付属品があるかについては、この記事の「1-5.購入時の付属品がそろっている」も併せて参考にしてください。

4-4.大体の買取相場を調べてみる

以下のような方法で、大体の買取相場を調べておくこともおすすめです。

  • 業者の公表買取価格をチェックする
  • ネットオークションやフリマアプリで落札相場を調べる
  • 実際に業者の査定を受けてみる

なお、同じ機種であっても、HDDプレーヤーの状態や中古市場での需要の有無などで、金額が大きく異なります。より正確に知りたいときは、実際に業者の査定を受けてみるのが一番です。

4-5.買取に出す方法を検討する

HDDプレーヤーを買取に出す方法を、じっくり検討しましょう。買取方法それぞれに、メリットとデメリットがあります。具体的な買取方法については、この記事の「5.HDDプレーヤーを買取に出す方法」も併せて参考にしてください。なるべく早く買取してもらいたいのか、時間がかかってもよいから高く買取してもらいたいのかによっても、適する方法が異なるでしょう。自分にとって、最もメリットが大きい方法を選ぶのがポイントです。

5.HDDプレーヤーを買取に出す方法

不要になったHDDプレーヤーを買取に出す方法を詳しく見ていきましょう。

5-1.中古AV機器買取専門業者に売る

不要になったHDDプレーヤーは、中古AV機器買取専門業者に売ることができます。中古AV機器買取専門業者では、豊富な専門知識に基づいて査定を受けることが可能です。取り扱いメーカーや機種が多いことや、買取実績の多さから査定がスムーズに進むことなどがメリットになります。買取を希望するときは、業者の査定を受けてみましょう。業者の提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼してください。なお、中古AV機器買取専門業者は買取専門なので、万が一買取不可になった場合は、引き取り処分も依頼できません。

5-2.リサイクルショップに売る

リサイクルショップでも、不要になったHDDプレーヤーを買取してもらえます。買取を希望するときは、業者の店頭に持ち込んで査定を受けましょう。業者の提示金額に納得できる場合は、そのままHDDプレーヤーを引き渡し、代金を受け取ってください。なお、リサイクルショップも買取専門なので、買取不可になった場合は引き取り処分も依頼できません。また、ほかの業者より査定金額が総じて低いのもデメリットです。

5-3.不用品回収業者に買取してもらう

不用品回収業者に依頼し、HDDプレーヤーを買取してもらうこともできます。買取を希望するときは、業者に連絡して査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼してください。不用品回収業者に依頼すると、都合のよい日時と場所で回収してもらえます。また、買取不可となっても引き取り処分を依頼できるので安心です。なお、引き取り処分となった場合は、回収費用がかかることがあるので事前に確認しておくとよいでしょう。

5-4.ネットオークションやフリマアプリに出品する

不要になったHDDプレーヤーは、ネットオークションやフリマアプリに出品して売ることも可能です。実際に、ネットオークションやフリマアプリでは、数多くのHDDプレーヤーが出品されています。普段から手続きの流れに慣れている人は、検討してみるとよいでしょう。自分で売りたい価格を設定できたり、業者で買取不可になったものでも出品できたりするのがメリットです。ただし、なかなか落札されないことがある、こん包や配送が面倒などのこともあり、初心者にはハードルが高いでしょう。支払い遅延やクレームの対応も自分で行う必要があるのも、大きなデメリットになります。

6.信頼できる買取業者を選ぶポイント

HDDプレーヤーの買取で後悔しないためには、信頼できる買取業者に依頼することが大切です。

6-1.買取実績が豊富にある

HDDプレーヤーを含め、不用品の買取実績が豊富にあることを確認しましょう。長年にわたり不用品の買取実績が豊富にあれば、多くの人から信頼されている証拠といえます。加えて、HDDプレーヤーの買取を強化していればさらにおすすめです。

6-2.査定は無料

査定を無料で行っている業者は、信頼できます。本来なら査定だけでも手数料を取りたいところでしょう。しかし、あえて無料にすることで、より多くの人に買取を検討してもらえるようになります。実際に、査定を依頼した人の多くが正式な買取につながることからも、賢い方法といえるでしょう。反対に、査定だけでも手数料がかかるところは、目先の利益を上げることを優先していることが考えられるため、おすすめしません。

6-3.できるだけ高く買取している

HDDプレーヤーの買取を依頼するときは、できるだけ高く買取している業者を選びましょう。たとえば、「ほかの業者より高く買取します」と掲げている業者などです。高く買取する業者は顧客から喜ばれてよい評判が広がり、次々と買取依頼が舞い込みます。そのため、経営が安定しているものです。不当に安い金額を提示される心配もなく、安心して取り引きできるのもメリットになります。

6-4.都合のよい日時と場所で回収してもらえる

都合のよい日時と場所で回収してもらえる業者を選ぶことも、重要なポイントです。HDDプレーヤーは、車があれば何とか業者の店頭に運ぶことができます。しかし、業者の店頭に運ぶ手間や時間・ガソリン代がかかるのがデメリットです。その点、都合のよい日時と場所で回収してもらえると、とても助かります。特に、忙しい人にとっては大きなメリットとなるでしょう。

6-5.買取不可でも引き取り処分を依頼できる

万が一買取不可でも、そのまま引き取り処分を依頼できる業者がおすすめです。買取専門業者では、買取不可になった場合は持ち帰ったり返送してもらったりする必要があります。しかし、買取と引き取り処分の両方を取り扱っている業者なら、二度手間になりません。買取不可になった場合でも、なるべく急いで処分したい、手間をかけずに処分したいといった場合にもおすすめです。

6-6.スタッフの対応が親切で顧客満足度が高い

スタッフの対応が親切で、顧客満足度が高い業者は信頼できます。スタッフの言葉遣いや対応が丁寧だと、終始気持ちよく取り引きできるので安心です。せっかく買取を依頼するのなら、無用なトラブルは避けたいことでしょう。その点、スタッフの教育が行き届いている業者なら、きちんとコミュニケーションすることができ、ストレスになりません。

6-7.古物商許可を取得済み

HDDプレーヤーの買取を依頼するときは、業者が古物商許可を取得済みであることも確認してください。HDDプレーヤーを含め、不用品の買取を業務として行う場合は、古物商許可を取得する必要があります。信頼できる業者なら必ず取得済みなので、ホームページなどで許可番号を確認してみてください。許可番号の記載が見当たらない場合は、業者に直接問い合わせて確認しましょう。万が一、無許可だと判明した場合や業者が話をはぐらかした場合は、取り引きを中止してください。場合によっては、違法行為に加担したとみなされることがあります。

7.HDDプレーヤーの買取に関するよくある質問

最後に、HDDプレーヤーの買取に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.将来買取に出すことを考えてHDDプレーヤーを購入すべき?
A.短期間で買い替える予定なら、買取人気の高さを考慮してメーカーや機種を選ぶのも一つの方法でしょう。しかし、自分が欲しい機能・性能を持ち合わせていることや予算内に収まることなど、さまざまな点で納得できる機種を選ぶほうがおすすめです。

Q.買取不可になったHDDプレーヤーは粗大ゴミに出せる?
A.はい、多くの自治体で粗大ゴミとして処分してもらうことができます。粗大ゴミとして処分する場合は、自治体ごとの回収ルールに沿って出してください。なお、多くの場合で有料回収となり、回収してもらうためには自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡し、事前予約が必要になるのが一般的です。

Q.6年前に購入した未開封のHDDプレーヤーなら高く買取してもらえる?
A.高額買取になるのは難しいでしょう。6年前の機種は、現行機種と比較して機能や性能で見劣りするからです。また、未開封であっても内部部品の劣化が進んでいる可能性もあります。ただし、業者によっては未開封であることを高く評価してもらえることがあるので、問い合わせてみるとよいでしょう。

Q.HDDプレーヤーは何年ごとに買い替えるとよい?
A.特に決まりはありません。不具合が頻発したり、魅力的な機能を持つ新製品が発売されたりしたタイミングで買い替えるとよいでしょう。なお、HDDプレーヤーを買取に出したい場合は、最低でも不具合や故障が出る前に買い替えるのがポイントです。

Q.HDDプレーヤーを買取してもらうときに身分証は必要?
A.必要です。きちんとした業者なら、買取の際に自動車運転免許証などの公的な身分証の提示を求められます。反対に、何も求められない場合は、無許可で営業している業者の可能性があるので注意しましょう。

まとめ

今回は、HDDプレーヤーの買取について詳しく解説しました。不要になったHDDプレーヤーでも、条件しだいで買取してもらうことができます。なるべく高く買取してもらうには、汚れをキレイにクリーニングする、購入時の付属品をそろえておくといった準備が必要です。また、事前に買取相場を調べておくのもよいでしょう。なお、HDDプレーヤーの買取は、信頼できる業者に依頼することが大切なポイントです。この記事を参考にして信頼できる業者を選び、相談してみるとよいでしょう。