仏壇を処分する方法は? 確認すべきポイントや注意点も詳しく解説!

「不要になった仏壇を処分する方法を詳しく知りたい」「仏壇を処分するときには、どんな点に注意するとよいのだろう」とお考えなら、この記事が役立ちます。何らかの理由で仏壇を処分したくても、どこにどんな方法で処分してもらうべきかよく分かりませんよね。それに、処分する際に注意すべき点も知りたいことでしょう。

そこで今回は、仏壇の処分について詳しく解説します。

  1. 仏壇の処分が必要になるケースは?
  2. 仏壇を処分する前に確認すること
  3. 仏壇を処分する方法
  4. 位牌や仏具の処分方法は?
  5. 仏壇の処分に関するよくある質問

この記事を読むことで、仏壇を処分するときのポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

 

1.仏壇の処分が必要になるケースは?

最初に、仏壇の処分がどんなきに必要になるか見ていきましょう。

1-1.傷みがひどいとき

仏壇の傷みがひどいときは、処分が必要になります。仏壇の寿命は約50年で、比較的長持ちするのは事実です。しかし、代々受け継いできた仏壇では、経年などの理由により素材の劣化が目立つものもあるでしょう。仏壇は先祖の位牌(いはい)を安置し、供養のよりどころとなるものであることからも、傷みがひどいものは寿命を迎えたと判断して処分することがおすすめです。

1-2.遺品整理

遺品整理も、仏壇を処分するタイミングの一つです。たとえば、遺品整理で遺族が仏壇を引き取らないケースでは、処分が必要になります。一般的には遺族が処分することになりますが、一人暮らしの高齢者などで身寄りがいない人などの場合は、自治体などが処分することもあるでしょう。

1-3.新しい仏壇に買い替えるとき

新しい仏壇に買い替えるときも、古い仏壇を処分することになります。たとえば、引っ越しを機会に、コンパクトな仏壇に買い替えるケースなどです。大きくて重厚な仏壇は、モダンな間取りや室内装飾に合わないこともあるでしょう。また、大き過ぎて新居に入れることができないケースもあります。実際に、仏壇を買い替える場合も、設置場所に困らないサイズでシンプルなデザインのものが人気です。

1-4.生前整理

最近では、生前整理で仏壇を処分する人も増えています。自分が亡くなったとき遺族に負担をかけないよう、早めに仏壇を処分するのです。将来、遺族が位牌などを引き続いてくれるとしても、昔ながらの大きくて重厚なタイプの仏壇では、引き取りづらいのも事実でしょう。その点、生前整理で仏壇を処分しておけば、遺族が困ることもありません。

2.仏壇を処分する前に確認すること

仏壇を処分する前に確認すべきことを詳しくご紹介します。

2-1.閉眼供養の必要性

仏壇を処分する前に、閉眼供養が必要か確認しておきましょう。仏壇は、多くの場合で、設置する際に開眼供養を行っています。開眼供養を行っている仏壇は、処分する際に閉眼供養が必要です。開眼供養を行っているかどうかは、菩提寺に確認してみると分かります。なお、開眼供養を行っていない場合は、閉眼供養を行わずに処分しても大丈夫です。

2-2.仏壇の処分期限

仏壇の処分期限も、最初に確認しておくべきポイントです。たとえば、引っ越す予定があるのなら、引っ越し当日までに処分する必要があります。特に、賃貸物件の退去期限まで余裕がないときは、確実に処分できるよう早めに手配することがポイントです。引っ越しを伴わず、単に傷んで古くなったものを買い替えるだけなら、買い替え当日までに処分することを考えてください。

2-3.仏壇の引き出しの中身

仏壇の引き出しの中身も、きちんとチェックしておきましょう。仏壇の引き出しには、思わぬものが入っていることがあります。特に、高齢者は、仏壇の引き出しに貴重品や大切なものを収納することが多いものです。実際に、仏壇の引き出しから現金や預金通帳・貴金属類などが見つかった例が多くあります。よく確認せずに処分すると、大きな損害につながることもあるでしょう。仏壇を処分する前に、上段や内側の小さな引き出しまで忘れずにチェックしてください。

2-4.遺影や位牌をどうするか

仏壇を処分するときに、遺影や位牌をどうするかも決めておきましょう。新しく仏壇を買い替える場合は、そのまま持ち続けることになるでしょう。しかし、仏壇を処分する場合は、遺影や位牌も不要なことも多いものです。特に、持ち主が亡くなったことで仏壇を処分する場合は、遺影や位牌の処分方法も早めに考えておく必要があります。誰も引き継ぐ人がいないのなら、仏壇と一緒に処分するのが一般的です。

3.仏壇を処分する方法

仏壇を処分する方法を詳しく見ていきましょう。

3-1.寺に処分を依頼する

仏壇は、寺に処分を依頼することができます。寺に依頼すると、閉眼供養を行ってもらうこともできて安心です。ただし、檀家に限って対応していることも多いので注意してください。まずは、自分の菩提寺に問い合わせてみることが一番です。なお、一般的には僧侶が自宅に来て仏壇の閉眼供養をした後、提携業者により回収・処分となる流れになります。より詳しい流れは、菩提寺に確認してください。

3-2.自治体回収に粗大ゴミとして出す

仏壇は、自治体回収に粗大ゴミとして出せることがあります。まずは、自治体のホームページなどで、仏壇を粗大ゴミで出せるかどうか確認してみてください。粗大ゴミで出す場合の一般的な流れは、以下のとおりです。

  1. 自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡して仏壇の回収を依頼する
  2. 受付番号・集荷日時・集荷場所・料金の指示を受ける
  3. コンビニなどで料金分の粗大ゴミ処理券を購入し、必要事項を記入する
  4. 仏壇の分かりやすい位置に記入済みの粗大ゴミ処理券を貼り付ける
  5. 集荷当日になったら指定時間より前に集荷場所へ仏壇を運んでおく
  6. 指定時間以降に自治体の集荷車両がやってきて、仏壇を回収して完了

なお、大きさ・重量のある仏壇は粗大ゴミとして回収できないことがあります。詳しくは、自治体に確認してみてください。

3-3.仏具店の回収サービスを利用する

不要になった仏壇は、仏具店の回収サービスを利用して処分できます。仏具店に依頼すると、都合のよい日時と場所で回収してもらえて便利です。仏具店に処分を依頼するそのほかのメリットは、以下を参考にしてください。

  • 仏壇の取り扱いに慣れているので安心
  • 閉眼供養の手配も依頼できることがある
  • 買い替えと同時の場合は、処分費用が格安もしくはサービスになることがある

3-4.不用品回収業者に処分を依頼する

不要になった仏壇は、不用品回収業者に処分を依頼することができます。不用品回収業者では、都合のよい日時を指定して回収してもらえることから、手間や労力がかからず、時間の節約にもなって便利です。また、そのほかの不用品を同時に処分してもらうこともできます。

3-5.買取してもらえることもある

仏壇でも、高級な素材を使用していて状態のよいものは、買取してもらえることがあります。たとえば、白檀などの高級素材でできている仏壇は、特に高額査定が期待できるでしょう。買取を希望するときは、業者の査定を受けてみてください。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼しましょう。なお、仏壇は大きさや重さがあることから、買取に出す場合も、日時・場所の指定に応じてもらえる出張回収が可能な業者を選ぶと便利です。

4.位牌や仏具の処分方法は?

不要になった位牌や仏具の処分方法を見てきましょう。

4-1.仏壇と一緒に処分する

位牌や仏具も不要なら、仏壇と一緒に処分するとよいでしょう。ただし、位牌も多くの場合で、開眼供養が行われています。開眼供養が行われている位牌は、閉眼供養してから処分しましょう。おりんや香炉・花立てなどの仏具については、特に供養は必要ありませんので、そのまま処分することができます。

4-2.自治体の回収ルールに沿ってゴミとして出す

位牌や仏具は、自治体の回収ルールに沿ってゴミとして出すことができます。キレイな布や紙に包んでからほかのゴミとは別の袋に入れ、可燃ゴミや不燃ゴミとして出してください。位牌は、ゴミとして出す場合も必要に応じて閉眼供養を行うのが基本です。仏具に関しては、お清めと感謝の意味を込めて、塩を振ってから捨てるとよいでしょう。

4-3.そのまま持ち続けても構わない

位牌や仏具は、処分せずそのまま持ち続けても構いません。たとえば、引っ越し先の事情などで現在の仏壇を処分する必要がある場合でも、位牌や仏具だけをタンスの上などに置き、引き続き供養することも可能です。また、閉眼供養をした後で、記念品として保管する方法もあります。

5.仏壇の処分に関するよくある質問

最後に、仏壇の処分に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.50年以上使用している仏壇は買い替えたほうがよい?
A.特に問題なく使えており、傷みや不具合もないのなら、無理に買い替える必要はありません。

Q.先祖代々の仏壇を処分するとバチが当たるのでは?
A.きちんと閉眼供養して処分すれば問題ありません。さらに、長期間見守ってくれたことに感謝してから処分すればなおよいでしょう。

Q.閉眼供養後の仏壇をタンスとして利用するのはダメ?
A.閉眼供養後の仏壇は、単なる家具の一つと見なすことができます。傷みや汚れなどがなく、デザインなどが気に入っているのなら、タンスとして活用しても問題ありません。

Q.不用品回収業者に仏壇の処分を依頼した場合の費用相場は?
A.5,000~10,000円程度が目安になります。ただし、仏壇の大きさや運び出しの条件などによって、オプション費用がかかることもあるでしょう。また、閉眼供養を手配する場合も費用が上乗せされます。詳しくは、業者に見積もりをもらって確認してください。

Q.仏壇の処分はどんな不用品回収業者に依頼すべきか?
A.以下のポイントに当てはまる業者に依頼するとよいでしょう。

  • 仏壇の処分実績が豊富にある
  • 見積もりは無料
  • リーズナブルで分かりやすい料金システム
  • 都合のよい日時と場所で回収してもらえる
  • 可能なものは買取もしている
  • スタッフが親切で丁寧な対応をしている
  • 顧客からの評判がよい
  • 古物商など業務に必要な許可を取得済み

まとめ

今回は、仏壇の処分について詳しく解説しました。不要になった仏壇は、寺に依頼する、仏具店の回収サービスを利用する、不用品回収業者に依頼するなど、さまざまな方法で処分できます。仏壇は、閉眼供養を行ってから処分するのが一般的です。閉眼供養は寺などに依頼することができるので、必要な場合は忘れずに手配しておきましょう。なお、不要になった仏壇の処分は、信頼できる不用品回収業者に依頼すると何かと便利です。都合のよい日時と場所で回収してもらえ、労力や時間の節約にもなるので検討してみるとよいでしょう。