モニター・ディスプレイの寿命が知りたい! 買い替えのポイントは?

パソコンやテレビなどに使用されるモニター・ディスプレイは寿命があります。日ごろから使う方にとっては、急に映らなくなると困るでしょう。できれば、寿命を迎える前に買い替えておきたいものです。スムーズに買い替えるためには、寿命やよくある故障・タイミングなどを把握しておかなければなりません。本記事では、モニターの買い替えについて解説します。

  1. モニターの寿命について
  2. モニターの寿命が近い? よくある症状
  3. モニターの買い替えについて
  4. モニターの処分方法
  5. モニターの寿命と買い替えに関してよくある質問

この記事を読むことで、モニターの寿命と買い替えのポイントが分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

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1.モニターの寿命について

モニターの寿命はどのくらいなのでしょうか。まずは、モニターの基礎知識を理解してから、寿命について説明します。

1-1.モニターとは

コンピューターなどの機器から出力される静止画・動画の映像信号を表示する機器を「モニター」といいます。ディスプレイともいわれており、大きく分けると「CRTモニター」と「液晶モニター」の2種類です。
CRTモニターはブラウン管モニターのことで、多くの解析度に対応しやすいですが大きく重く場所を取るデメリットがあります。一方、液晶モニターは現在最も使われている種類で、薄く省電力で使うことができる点がメリットです。

1-2.寿命について

モニターの寿命は、種類によって異なります。液晶の登場前に使われていたCRTモニターの寿命は、1万時間の使用が目安です。CRTモニターは液晶よりも電気を必要とするため、寿命にも差が出てきます。一方、液晶モニターの平均寿命は約3万時間です。目安としては、約10年で買い替えるとよいでしょう。また、寿命が近づくと現れる症状を目安にするのもポイントの1つです。後ほど、【2-1.こんな症状に注意】で説明するのでぜひチェックしてください。

1-3.寿命に差の出る要因とは

寿命は、使用頻度・使い方・環境などによって差が出るといわれています。前述したとおり、使用時間が寿命の目安となるため、頻繁に使う人ほど早く訪れるでしょう。また、使用頻度が高いほど、バックライトの消耗が激しくなります。モニターの寿命は、バックライトの寿命です。そのため、バックライトが消耗し始めると映像が映らなくなります。
そして、つけっぱなしにしたり、ホコリなどの汚れを放置したり、高温多湿の環境で使ったりするほど寿命が短くなるので要注意です。

2.モニターの寿命が近い? よくある症状

モニターを上手に買い替えるためには、寿命が近づくと現れる症状に気づくことが大切です。では、どのような症状に注意すればよいのでしょうか。

2-1.注意すべき症状とチェック項目

以下の症状が現れたときは、寿命が近づいている証拠です。

  • 液晶の表示が薄くなる
  • 以前まで出ていた色が表示されない
  • 画面がチラチラする
  • 画面が暗くなる
  • 色ムラやおかしな線が表れる
  • 鮮度が安定しない
  • 突然消えることが多くなる
  • 画面が映らない

以前よりもキレイに映らないなど、見えにくい状態が続くのであれば買い替え時期と考えましょう。時間が経過すると、さらに状態がひどくなります。最終的には、ハッキリと映像が映らなくなってしまうので、早めの買い替えを検討してください。特に、突然消えることが多い状態は、すぐに映らなくなる可能性があるので要注意です。

2-2.寿命を長くするポイント

モニターは精密機器なので、使い方・使用環境が大きなポイントとなります。たとえば、ホコリがたまっている状態のまま使用したり、汚れた環境の中でモニターを放置したりするのはNGです。ホコリなどの汚れがモニターの内部に入り、故障の原因となる可能性があります。また、温度差のある場所で使うのも危険です。結露の発生によって、モニターの劣化が進行するでしょう。さらに、毎日使うからといって、モニターをつけっぱなしにするのもよくありません。つけたままの放置は、バックライトの消耗が激しくなるので、つけっぱなしにしないように気をつけてください。

3.モニターの買い替えについて

モニターの買い替えのタイミング・修理の有無・処分の仕方について説明します。買い替えを検討している方は要チェックです。

3-1.買い替えのタイミングについて

前述した「寿命が近づくと表れる症状」を念頭に置いて、買い替えのタイミングを計りましょう。症状が頻繁に表れたり、使いにくかったりする場合は、新しいモニターへの買い替えをおすすめします。また、使用年数が10年以上経過している場合も買い替えのベストタイミングです。10年以上経過したころから故障・不具合が目立ち始めるでしょう。

3-2.修理はできるのか

買い替えるべきか、それとも修理をするべきかで悩んだときは、使用期間とメーカーの部品保有期間に注目して考えるとよいでしょう。先ほども話をしたとおり、10年以上経過している場合は修理をしても再び故障する可能性があります。せっかくお金を出して修理をしたのに、また故障することになれば意味がありません。
また、ほとんどのメーカーでは、部品の保有期間が5~6年になっています。保有期間が過ぎると、修理に必要な部品がそろわない可能性が高いので買い替えるしかありません。
さらに、故障内容によっては修理が不可能というケースもあります。まだ、使用期間が短い場合は、メーカーに問い合わせてみてください。

4.モニターの処分方法

買い替えで要らなくなった古いモニターは処分しなければなりません。ここでは、主な処分方法を5つ紹介します。それぞれの方法とメリット・デメリット、費用をチェックしておきましょう。

4-1.自治体

古いモニターを処分する場合、1番に思い浮かべるのが自治体による回収でしょう。自治体のゴミとして処分できると思いがちですが、PCリサイクル法に基づき処分できないことになっています。誤ってゴミ捨て場に持って行っても回収してもらえないので注意してくださいね。そのため、ほとんどの自治体ではメーカーへの回収をすすめています。
また、自治体によっては小型家電としてリサイクル施設に持ち込んだり、指定回収業者への回収依頼をすすめたりするなど、捨て方が異なるのです。処分前に、自治体のホームページなどで処分方法を確認しておきましょう。
自治体で処分するメリットは費用を抑えることができる点ですが、自分で回収場所に運搬しなければならない・回収日が決まっているなどのデメリットがあります。

4-2.家電量販店

新しいモニターへの買い替えを検討している方は、家電量販店の下取り・引き取りサービスを利用するとよいでしょう。不具合もなく使用できる状態であれば、下取りサービスが利用できる可能性があります。下取りサービスとは、古いものを買い取り、購入価格から差し引くことです。そのため、普通の価格よりも安く購入できます。
たとえ、下取りができなくても、新しい商品の購入を条件に、無料または有料で引き取りを行っている家電量販店もあるようです。ただし、すべての家電量販店が下取り・引き取りサービスを行っているわけではありません。下取り・引き取りを利用するには、「故障していないもの」など提示された条件をクリアしなければならないケースもあるので気をつけてくださいね。

4-3.メーカー

PCリサイクル法に基づき、モニター・ディスプレイはゴミとして処分できません。メーカーによる回収が義務づけられているため、製造したメーカーに回収を依頼しましょう。PCリサイクルマークが貼付されているモニターなら、無料で回収してもらえます。PCリサイクルマークがついていない場合は、有料になるので注意が必要です。費用はメーカーによって異なりますが、液晶が1台につき約3,000円、CRT(ブラウン管)が約4,000円でしょう。費用がかかるだけでなく、2週間ほど時間がかかるのもデメリットです。メーカーに回収依頼する流れは以下のとおりとなります。

  1. メーカーにホームページまたは電話から申し込みをする
  2. メーカーに回収資源化料金を支払う(PCリサイクルマークがある場合は無料)
  3. メーカーから「エコゆうパック伝票」が届く
  4. 必要事項を記入してから、簡易包装をして伝票を貼りつける
  5. 郵便局に自宅まで集荷してもらうか、直接郵便局に持ち込む

詳細は、メーカーのホームページか、カスタマーサポートセンターに問い合わせて確認してください。

4-4.回収業者

モニター以外にも処分したいものがある・早めに処分したい方は、回収業者への依頼がおすすめです。出張回収を依頼すれば、大量の不用品でもすぐに処分ができます。わざわざ自分で持ち運ぶ必要もないため、手間と時間がかかりません。処分費用は1品につき2,000~4,000円かかる可能性がありますが、買い取りを行っている業者に依頼すれば費用が抑えられるでしょう。

4-5.リサイクルについて

故障していない・不具合が起きていないモニターであれば、リサイクルできる可能性があります。処分ではなく、買い取ってもらえれば費用がかかりません。買い取り額の分だけお金が得られるので、一石二鳥の方法といえるでしょう。ただし、すべてのモニターが買い取ってもらえるとは限りません。不具合が表れていたり、発売年月日から経過したりしているものは買い取り不可になる可能性があります。買い取ってもらえるかどうか分からない場合は、1度査定に出すとよいでしょう。

4-6.注意点

「追加料金を請求された」「安く買い取られた」など、業者との間でトラブルに発展することがあります。近年は、トラブルが続出しているので注意が必要です。最初から1社だけにしぼらず、複数の業者を比較して慎重に選びましょう。少しでも怪しい点があれば、依頼しないほうが賢明です。

5.モニターの寿命と買い替えに関してよくある質問

モニターの寿命と買い替えに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.メーカーによる回収ができない場合はどうすべきか?
A.ほかの方法で処分するか、パソコン3R推進協会に回収を依頼するかどちらかになります。すでに、モニターのメーカーが廃業している場合は、メーカーによる回収ができませんよね。その場合は、パソコン3R推進協会に依頼をして、リサイクル料金を支払った上で回収してもらうことができます。詳細は、公式ホームページをご覧ください。

Q.ネットオークションでも売ることができるのか?
A.無料登録で気軽に利用できるネットオークションを利用して売るのも方法の1つです。自分で価格を設定でき、人気のあるモニターなら高い価格で取り引きすることもできるでしょう。ただし、自分で梱包(こんぽう)して落札者に送らなければなりません。また、「商品を送ったのに入金されない」など、取引相手とのトラブルも頻繁に起きています。

Q.PCリサイクル法とは? 対象商品は?
A.資源有効利用促進法に基づく、家庭で不用になったパソコンを回収・リサイクルする仕組みがPCリサイクル法です。対象商品は、デスクトップ本体・ノートパソコン・ディスプレイとなります。PCリサイクル法は、これらに含まれている貴重な資源を無駄にせず、リサイクルすることが目的です。

Q.業者選びのポイントとは?
A.どの業者に依頼すべきか悩むときは、スタッフの対応とサービス内容を比較してみましょう。また、「産業廃棄物収集運搬許可」を取得しているのかにも注目です。許可を取得していない業者は、悪徳業者の可能性が高いので注意してくださいね。

Q.高価買い取りのポイントとは?
A.購入時についてきた取扱説明書・部品などの付属品を一緒に出しましょう。また、新品状態に近いものほど高く売れるため、ホコリなどの汚れをキレイにするのも大切なポイントです。

まとめ

いかがでしたか? モニターの平均寿命は、約10年です。使用頻度が高くホコリなどがたまる悪い環境で使うほど寿命が短くなるでしょう。もし、映像がキレイに映らない・頻繁に切れるようになるなどの症状が出てきた場合は、寿命が近づいている可能性があります。使えなくなってから買い替えるよりも、不具合を感じたときに買い替えたほうが困りません。買い替えと修理で悩んだときは、使用年数を視野に入れて検討しましょう。モニターの買い替えポイントを押さえておけば、スムーズに購入・処分ができます。