超音波探傷器ってどんな装置? 導入や処分を詳しく解説!

「超音波探傷器」というものがあります。超音波は人間の耳で聞きとることができない高周波のことです。超音波は、医療や製造・建築などさまざまな分野で活用されており、超音波探傷器も活用例のひとつとなります。しかし、超音波探傷器についてよくわからない人もいることでしょう。そこで、今回は、超音波探傷器の導入や処分を考えている人のために、詳しく解説します。

  1. 超音波探傷器の基礎知識を学ぼう
  2. 超音波探傷器の仕組み・種類・使い方などについて
  3. 超音波探傷器の導入や処分について
  4. 超音波探傷器に関するよくある質問

この記事を読むことで、超音波探傷器に関する正しい知識が身に付き、適切なものを選ぶことができるようになります。業者選びのポイントや、中古品・レンタル品の活用法まで理解できるので有益です。ぜひ、じっくり読んで参考にしてください。

 


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1.超音波探傷器の基礎知識を学ぼう

最初に、超音波探傷器の基礎知識を身に付けましょう。主な目的や必要性も理解してください。

1-1.超音波とは?

超音波とは、人間の耳で聞き取ることができない、20キロヘルツ以上の高周波のことです。ただし、人間の耳に聞こえない周波との考えに基づき、16キロヘルツ以上とする場合もあることを覚えておいてください。超音波はさまざまな分野で活用・研究が進められています。たとえば、医学分野では妊娠中の胎児の様子をリアルに映し出すことができるのです。

1-2.超音波探傷器の目的

超音波の特性を利用した装置のひとつが、超音波探傷器です。超音波探傷とは、対象物に超音波を当てることで内部の亀裂や細かい傷を探る方法となります。物体を破壊することなく、内部の亀裂や欠損を把握することができるのです。

1-3.超音波探傷器の必要性

物体の内部にどんな欠陥が潜んでいるのかは、破壊してみることが一番の方法でしょう。しかし、実際には破壊することができないものがたくさん存在しています。建築物の内部や材料・製品の内部検査を効率よく進めるためにも、超音波探傷器の必要性は高いと言えるでしょう。

2.超音波探傷器の仕組み・種類・使い方などについて

超音波探傷器の仕組みや種類、使い方などを解説します。どんなメーカーがあるのかも確認しておきましょう。

2-1.超音波探傷器の仕組み

超音波探傷器は、プローブやトランスデューサーと呼ばれるセンサーが重要です。センサーから発信した超音波が、対象物内部の傷や欠陥部分に反射して戻ってくる時間と強さを測定し、モニターに表示します。超音波探傷器では、モニターに表示されたエコーの高さと位置から、材料内部の状態を判断できるのです。

2-2.超音波探傷器の測定原理・方法

超音波探傷器の測定方法は、主に以下の2つとなります。

  • 垂直探傷:垂直に超音波を出力する方法
  • 斜角探傷:斜めに超音波を出力する方法

垂直探傷は、対象物の表面が平らな状態のときに向きます。斜角探傷は、表面が隆起している物体の深部を探傷したい場合に便利です。

2-3.超音波探傷器の種類

超音波探傷器の種類で主なものは、以下をご覧ください。現在は、ポータブルタイプの需要が高まり、年々機能が向上する傾向があります。

  • 据置型:高機能・高精度な探傷ができるタイプ
  • ポータブル型:小型で手軽に探傷できるもの

2-4.超音波探傷器の主なメーカーと特徴

超音波探傷器の主なメーカーと特徴は、以下を参考にしてください。

  • オリンパス:精密機械の大手総合メーカーで超音波探傷器の分野でも定評がある
  • ダコタ・ジャパン:超音波機器に強いメーカーで超音波探傷器でも高性能さを誇る
  • KJTD:高性能な超音波探傷器の製造・販売が長年にわたり強みとなっている

2-5.超音波探傷器の仕組み・種類・使い方に関する注意点

超音波探傷器は、仕組みを理解して正しく使ってこそ意味があります。使用説明をよく読んで使い方を理解しておきましょう。適当な使い方をすれば、観測結果に狂いが生じて正しいデータを得ることができません。超音波探傷器のメリットを最大限に得るためにも、忘れないでください。

3.超音波探傷器の導入や処分について

超音波探傷器の導入や処分について解説します。実務でも重要なポイントですからしっかり学びましょう。

3-1.超音波探傷器の業者や商品選びのポイント

業者選びと商品選びのポイントをそれぞれ解説します。

3-1-1.超音波探傷器の業者選びについて

超音波探傷器の導入は、信頼できる業者に相談することが大切です。まずは、以下の条件を満たす業者を探しましょう。

  • 超音波探傷器について詳しい知識がある
  • 取り扱っている種類が豊富
  • 高品質なものを中心に揃(そろ)えている
  • 価格が良心的
  • 質問や問い合わせに親身に対応できる
  • アフターフォローがしっかりしている

3-1-2.超音波探傷器の商品選びについて

超音波探傷器の商品選びは、以下のポイントを参考にしてください。

  • 使用目的に合ったものか
  • 検査精度の高さはどうか
  • 使い方がわかりやすいか(使いやすい設計か)
  • 予算内で購入可能か
  • 保証内容はどうか

3-2.超音波探傷器の導入目的を確認しよう

超音波探傷器は、使用目的が明確であることが商品選びの第一のポイントです。まずは、どんな目的のために導入したいのかしっかり考えておきましょう。また、検査対象物の性質によっても適するものが異なります。適切な種類を選ぶためにも、目的を明確にしてから業者に相談してください。

3-3.超音波探傷器の価格について

超音波探傷器の価格は、新品の場合、平均して数十万~百万円以上です。超音波探傷器はとても精密で高度な技術を必要とすることから、理化学機器の中でも高額になります。価格が高ければいいというものではありませんがひとつの目安と考えていいでしょう。購入予算を考えるときの参考にしてください。

3-4.超音波探傷器を中古で購入する方法

超音波探傷器は、中古で購入することもおすすめします。新品では予算オーバーになるものでも、中古なら手軽な価格で入手できるからです。新品にこだわらなければ中古で入手することも積極的に考えてみてください。超音波探傷器は、中古市場でも人気があるのでタイミングが合えば理想の状態に近いものに出会えるでしょう。

3-5.超音波探傷器をレンタルする方法

超音波探査機を、ごく短期間だけ使用するのならレンタルする方法を考えましょう。レンタルなら、必要な期間だけレンタル料金を支払えばいいので安く済みます。また、保管する手間もありません。テスト使用したい場合にも、レンタルなら目的に合ったものを手軽に試すことができるでしょう。

3-6.超音波探傷器の買い取りについて

不要になった超音波探傷器は、業者に買い取ってもらいましょう。中古の買い取り専門に査定を依頼すれば、買い取り可能金額がわかります。高価買い取りのコツは、以下のとおりです。

  • キレイにクリーニングしておく
  • 付属品などを揃(そろ)えておく
  • できるだけ早めに買い取り依頼する
  • 超音波探傷器の高額買い取りを実施している業者に依頼する

3-7.超音波探傷器の導入や処分に関する注意点

超音波探傷器の導入や処分で失敗しないためには、経験豊富で信頼できる業者のアドバイスを受けることも必要です。メーカーイメージや価格の安さだけで導入したり適当に処分したりしていると損をします。超音波探傷器の導入・処分にも、企業の経費を使用していることを忘れないようにしましょう。企業利益の追求という点からも、できるだけお得な方法を考えてください。

4.超音波探傷器に関するよくある質問

最後に、超音波探傷器に関するよくある質問に回答します。それぞれ確認しておきましょう。

4-1.超音波探傷器は必ず必要なのですか?

超音波探傷器は、「対象物を破壊することなく」内部の傷や状況を把握できるものです。たとえば、製造工場での品質検査などでテスト品を用意し、破壊検査するのなら必要ないでしょう。しかし、すべての製品を破壊できるわけではありません。検査をしなかったものに欠陥が発生していれば、大きな問題となります。超音波探傷器の導入は、欠陥品の出荷を防ぐという意味でも意味があるのです。

4-2.超音波探傷器は簡単に使うことができますか?

基本的な使い方は、難しくありません。しかし、誰でも使い慣れるまでは、使うときのコツが必要です。正しく使用することで正確な測定結果を得られるため、慣れるまでは基本の使い方を何度も確かめてください。使い方でわからない点があるときは、使用説明書を読んだり購入業者・メーカーに問い合わせたりしましょう。自己判断で使い続けると不正確なデータを計測したり、故障したりする原因となります。

4-3.購入した超音波探傷器に不満がある場合はどうすればいいですか?

まずは、購入元の業者に連絡してください。返品を希望する場合は、購入契約日から8日以内であれば、クーリングオフが適用できることもあります。しかし、何が不満なのかにもよるでしょう。期待していた機能が使えない・測定結果で満足しない、ということであれば、機種変更や正しい使い方をマスターすることで問題が解決する場合もあります。いずれにしても、業者に連絡し相談することが大切です。

4-4.超音波探傷器は何年ぐらいで買い替えるべきでしょうか?

超音波探傷器は、精密機械です。4~5年程度を目安にチェックし、買い替えを検討してください。もちろん、性能に問題なく、特に不満がないのなら買い替えを先延ばしにしてもいいでしょう。しかし、購入してから数年経過すると部品の寿命がきて突然故障する可能性もあります。測定結果の精度がシビアになるほど、機器も最良の状態にして臨むべきです。不具合により損害が発生する前に、早めの買い替えをおすすめします。

4-5.中古の超音波探傷器を購入するときの注意点は?

中古の超音波探傷器は、新品と比較して耐用年数が短くなります。また、故障したときの保証がない・短いことが一般的です。中古品を購入するときは、保証面でのデメリットを理解しておきましょう。しかし、初期費用が安く済み、気軽に購入しやすい点で中古品には大きなメリットがあります。信頼できる業者から、できるだけ状態のいいものを購入してください。

まとめ

今回は、超音波探傷器について詳しく解説しました。超音波探傷器は、対象物を破壊することなく、内部の傷や欠陥を発見することができるものです。しかし、目的に応じて適切なものを選んでこそ、メリットを活(い)かすことができます。どんな種類を選ぶべきかについては、信頼できる業者に相談しましょう。予算を踏まえて最良のものを提案してくれるはずです。なお、超音波探傷器は中古品での購入やレンタルする方法もあります。最もメリットが大きい方法を選んでください。