クランプメーターの購入を考えている方必見!!使い方や相場とは!?

クランプメーターとは、電線をはさみこむことで通電したまま電流を測定できる機械です。
クランプテスター、クランプ電流計ともいわれ、電気関係の仕事に就いている方にとっては重宝しているものでしょう。
あまり知名度の高い測定器ではありませんが、使われている場所はたくさんあるのです。
今回は、このクランプメーターの使い方や原理、価格などをご紹介します。

  1. クランプメーターの基礎知識
  2. クランプメーターを製造しているメーカーとは?
  3. クランプメーターが必要な職場とは?
  4. クランプメーターの選び方
  5. クランプメーターのレンタルと中古市場
  6. クランプメーターにかんするよくある質問

知名度が低い製品の場合、まとまった情報が得られにくくもあります。
この記事を読めば、クランプメーターの種類や原理、選び方なども分かるでしょう。
これからクランプメーターを購入したいという方やクランプメーターに興味がある方は、ぜひこの記事を読んでみてください。


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1.クランプメーターの基礎知識

始めに、クランプメーターの仕組みや原理、さらに使い方などをご紹介します。
どんなときに使えば便利な測定器なのでしょうか?

1-1.クランプメーターとは何を測定できるの?

クランプメーターは、前述したように通電したまま電線の電流を測定できる機械です。
「クランプ」とは英語で「はさみこむ」という意味。
同じように電流を測定できる機械に「マルチメーター(マルチタスク)」というものがありますが、こちらの機械は一度回路を切断し、マルチメーターに直列に接続してから測定しなければなりません。
クランプメーターの方が安全に、かつ素早く電流を測定できるのです。

1-2.クランプメーターの種類とは?

クランプメーターには、デジタルとアナログの2種類があります。
クランプメーターの原理は、電流が流れる電線の周りに発生する磁界をクランプメーターの変流器の鉄心(トランス・コア)でひろい、鉄心に捲(ま)いてあるコイルに発生する電流を測定するのです。
クーロンの法則、フレミングの法則が応用されているので、興味のある方はもう少し調べてみてもよいでしょう。
デジタルとアナログの違いは、その測定した数値の表示の仕方です。
アナログは文字盤の上を針が動いて数値を表示します。
アナログ式クランプメーターは比較的安価で、微妙な数値の動きも針の動きで分かりやすいでしょう。
ただし、測定するにはレンジ設定が必要で、測定値にぶれが生じやすいです。
一方、デジタルの方はアナログ式に比べて精度が高い上、レンジ設定を行う必要もなく、数値にぶれが出ることもありません。
また、電圧レンジの内部抵抗が高いので、半導体回路を測定する場合はデジタルクランプメーターの方がおすすめです。
クランプメーターは、交流、直流共に20A~200Aくらいの電流を測れるものが一般的ですが、中には2000A を超える大電流を測れる機器もあります。
その一方で、数mAの微少電流の測定ができる電流の漏れを発見するための漏れ電流測定クランプメーターもあるのです。
ですから、測定したい製品の電流の強さに合わせて製品を選ぶとよいでしょう。

1-3.AC、DCの違いとは?

クランプメーターは、アナログとデジタルのほかに、ACクランプメーター、DCクランプメーター、さらにAC/DCクランプメーターがあります。
ACというのは交流電流、DCというのは直流電流です。
つまり、ACとDCクランプメーターはそれぞれ交流電流と直流電流が流れる電線しか測れません。
その分安価で構造も単純。初めての人にも扱いやすくできています。
AC/DCクランプの場合は直流、交流両方の電流を測定できますが、その分値段も高価になるのです。

1-4.クランプメーターの基本的な使い方

クランプメーターは、「負荷電流クランプメーター」と、「漏れ電流測定クランプメーター」では、それぞれ測定の仕方が違います。
まず負荷電流の方からご説明していきましょう。
負荷電流クランプメーターは負荷に対して往復する2線がある場合、必ずひとつの線だけをはさみます。
2つの線をはさんでしまうと磁界が打ち消し合ってしまい、測定値が0になってしまうのです。
ですから、複雑な回路の場合でも線をひとつずつ測定していき、電流を測りましょう。
一方、漏れ電流測定クランプメーターの場合は、複数の線を一度にはさみます。
漏れ電流がある場合、複数の線の電流の数値に差が生じるため、その差が測定値となって現れるのです。
漏れ電流は数値も小さいですので、漏れ電流クランプメーターの方が測れる電圧が低くなります。
また、1本ずつ測っては、逆に測定できません。
このように、クランプメーターは種類によって測り方が違うということも覚えておきましょう。

2.クランプメーターを製造しているメーカーとは?

クランプメーターは、各種測定器を製造、販売しているメーカーによって製造されています。
有名なメーカーを挙げると、キーサイトテクノロジー(http://www.keysight.com/main/home.jspx?lc=jpn&cc=JP)、フルーク(http://www.fluke.com/fluke/jpja/home/default)、三和電気計器(http://www.sanwa-meter.co.jp/japan/)などがあるのです。
クランプメーターを一度も使ったことのない方でも、電気系統の仕事をしているならば、聞いたことのあるメーカーが多いでしょう。
日本製であれば、どのメーカーの製品でも品質は問題ありません。
ただし、それぞれのメーカーによって特徴がありますので、気になる方はホームページで商品説明を確認してみましょう。

3.クランプメーターが必要な職場とは?

クランプメーターは、主に電気を扱う職場で需要があるのです。
電気を扱う職場というと、電力会社や電気設備の保守点検を行う会社が有名ですが、このほかにも電気機器を製造、販売する会社でもクランプメーターは使われています。
変圧器や半導体を製造、販売している会社でもクランプメーターを検査のために使っていることが多いでしょう。
また、自分で車の整備を行う場合、クランプメーターを持っていると何かと便利です。

4.クランプメーターの選び方

では、クランプメーターを購入するとき、どのような点に気をつければよいのでしょうか?
この項では、クランプメーターの選び方のコツや注意点をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

4-1.何を測定するのかはっきりとさせる

前述したように、クランプメーターは機種によって測れる電流の種類と電圧が違います。
また、交流と直流かの違いでも使える機種が変わってくるでしょう。
そのため、測定するものをまずは決めてください。
そうすれば、クランプメーターの種類も自然に絞れてきます。

4-2.デジタルか?アナログか?

クランプメーターにはデジタルとアナログがある、と前述しました。
価格だけを見るならば、アナログの方が安価です。
しかし、より正確に数値を知りたい場合や、半導体回路を測定したい場合はデジタルの方がよいでしょう。
実際に実物を触れる機会があるのなら、双方を測り比べてみるのもよいかもしれません。

4-3.メーカーの選び方

クランプメーカーを製造、販売しているメーカーは前述したように、ほかの電流や電圧を測定する機械も製造しています。
ですから、すでにほかの測定機器を使っている場合は、そのメーカーにクランプメーカーを取り扱っていないか尋ねてみましょう。
同じメーカーでそろえられるならば、アフターサービスもまとめて申し込めます。
また、使い慣れたメーカー製の方が、何かあっても修理やレクチャーを頼みやすいでしょう。

4-4.クランプメーターの相場とは?

クランプメーターの相場は、数千円~10万円前後の商品がほとんどです。
直流と交流が1台で測れたり、高い電圧を測れたりする機械ほど高額になる傾向にあります。
無理に高いものを買うことはありませんが、値段だけを見て買うと正確な測定結果が出ません。
ですから、精密な測定結果を求めるならば、ある程度の値段のするものを買いましょう。

5.クランプメーターのレンタルと中古市場

この項では、クランプメーターのレンタルと中古市場の事情についてご紹介します。
測定機器は高価なものほど中古市場が形成されているものですが、クランプメーターはどうでしょうか?

5-1.クランプメーターのレンタル事情

クランプメーターは月単位でレンタルできます。
事情があって短期間だけ使いたいという場合は利用してもよいでしょう。
相場は1万円前後で、一度に複数の線の電流を測れる大型機械もレンタルできます。
ですから、大型の回路を測定したいという場合も機材をレンタルすれば、購入よりもお得でしょう。

5-2.クランプメーターの中古市場について

クランプメーターにも、中古市場が形成されています。
しかし、ほかの大型の測定器に比べると小型で価格も安価なので、常に古いけれどよい製品が市場に出回っている、というわけでもないのです。
ですから、ヤフーオークションをはじめとするインターネットオークションや、測定器を取り扱っているリサイクルショップなどをこまめに回り、よい製品が出ていたら、購入しましょう。
また、クランプメーターを買い取りますという業者も少なくありません。
クランプメーターのほとんどがハンディータイプですから、驚くほど高額で買い取ってもらえるということはないでしょう。
しかし、全く値段がつかないということもありません。

丁寧に扱っているものほど、高値がつきやすいでしょう。

6.クランプメーターにかんするよくある質問

Q.クランプメーターはどこで購入できる?

A.クランプメーターは、電気機器を取り扱っている店舗で購入できます。
安価なものならばホームセンターでも取り扱っているでしょう。
また、Amazonや楽天などの大手インターネット通販でも購入できます。

Q.クランプメーターの選び方が分からなくなったらどうすればよい?

A.店舗で購入するならば、測定したいものを店員に告げて、おすすめを選んでもらいましょう。
カタログなどから注文することもできます。
職場に出入りのメーカーがいる場合は、営業に相談してみてください。

Q.クランプメーターの取り扱いで注意することはある?

A.クランプメーターは、電流をはさんで測定する機械です。
ですから、クランプ部分は丁寧に取り扱いましょう。
うまくはさめなくなったら、測定ができなくなります。

Q.クランプメーターの機能は各社共通なの?

A.大まかな機能はどのメーカーも同じですが、独自の機能がついているケースもあります。
詳しくは説明書を読んでみてください。

Q.クランプメーターは、中古を買っても問題ない?

A .専門のリサイクルショップで買う場合は、問題ないでしょう。
買い取りをしたあとで、メンテナンスをしています。
ただし、インターネットオークションで購入したものは、メンテナンスがされていないので、寿命が短いものもあるでしょう。
できるだけ長く使いたいのなら、製造年月日が新しいものを選んでください。

まとめ

いかがでしたか?今回はクランプメーターの使い方や購入の方法などをご紹介しました。
電気関係の仕事をしている方ならおなじみの測定器ですが、中古市場があることや、レンタルもできることはあまり知られていません。
個数が必要になった場合や期間限定で必要な場合は、新品を購入する以外の方法にも目を向けてみてください。