不要になってしまった婚礼家具をお得に処分するには? 買取サービスで処分しよう!

一昔前では、花嫁道具として“婚礼家具”を持参することが一般的でしたが、現在では生活様式の変化によって使用しなくなってしまうということが珍しくありません。近年の住宅では、クローゼットや壁棚などの“備え付け家具”があるため婚礼家具を使うことも少なくなっています。使う機会のなくなった婚礼家具を処分したいと思っている方も、多いのではないでしょうか?

そこで、買取サービスを利用して、婚礼家具を処分する方法についてご紹介します。

  1. 婚礼家具の売る方法!
  2. 婚礼家具を買取サービスで売る
  3. 婚礼家具を売るための業者選び
  4. まとめ

1.婚礼家具の売る方法!

1-1.婚礼家具の現状は?

古くから日本では“婚礼家具”を結納の品として届けるのが婚礼儀式の一つです。地域によって必要な婚礼家具は異なりますが、多くの地域で婚礼家具を購入するしきたりがあります。近年では、生活様式の変化や住宅事情などが影響し、婚礼家具を買わない人も増加傾向です。近年の住宅ではクローゼットなどの収納が普及しており、新生活において大型家具が必要なくなったということも影響しています。住宅事情の変化から、“婚礼家具が邪魔になる”ということも珍しくなく、婚礼家具の処分を考えている方も多いのではないでしょうか?

婚礼家具の処分を考える前に、“婚礼家具を売る”ということも考えてみましょう。婚礼家具は高価なものも多く、比較的需要のある家具です。婚礼家具として購入した“和箪笥(わだんす)”“鏡台”などの家具は、アンティーク家具としての需要やリメイク家具としての需要もあります。婚礼家具の処分に困っている際には、婚礼家具を売ることを検討しましょう。

1-2.婚礼家具の種類と特徴

婚礼家具として購入する家具の数や種類は地域によって異なります。一般的な婚礼家具の種類と特徴についてご紹介しましょう。

和箪笥(わだんす)

婚礼家具として購入するのは着物を収納するための着物箪笥です。着物を収納するには非常に便利な箪笥なのですが、着物を着用することが少ない現在では、利用する機会の少ない家具といえるでしょう。和箪笥は非常に高価なものも多く、中古市場でも比較的需要のある家具です。

洋服箪笥(ようふくだんす)

洋服を収納するための縦長の箪笥です。現在では、ほとんどの住宅でクローゼットが設置されているため、洋服箪笥を使用する機会が減っています。婚礼家具として購入する洋服箪笥は強度が高く、中古市場でも人気のある商品です。

整理箪笥(せいりだんす)

多目的な収納目的のある整理箪笥は、婚礼家具の中でも使う頻度の高い家具といえるでしょう。使用用途が限られていないため整理箪笥は非常に人気が高く、状態の良いものであれば高価買取の可能性があります。

鏡台(きょうだい)

鏡台は女性の化粧に使用する家具ですが、現在では洗面所で化粧をするという方も珍しくはありません。婚礼家具として鏡台を買ったものの、使用しないというのは、よくあることです。鏡台はサイズによって需要が異なります。近年は、比較的小さい鏡台が人気です。

1-3.どんな家具が売れる?

婚礼家具として購入する家具は高価な家具が多く、高査定の可能性があります。婚礼家具の高額査定のポイントについてご紹介しましょう。

桐は傷みやすい

特に高級素材である“桐(きり)”を使用した家具は、中古市場でも人気があります。婚礼家具に多く使用されている桐は防虫効果や防湿効果に優れる素材です。服の保管に優れず材料なのですが、桐は非常に柔らかく傷付きやすい特徴があります。

また、桐は直射日光にも弱く、急激な温度変化によって割れてしまうことがあるので注意しましょう。桐箪笥は“油単”と呼ばれるカバーをかけて使用することで、ほこりや直射日光から守ることができます。

家具は状態が重要!

家具は製造年や使用年数よりも状態が重要になります。傷が少なく状態の良い家具であれば、製造年や使用年数に関係なく売れると考えて良いでしょう。逆に、製造年や使用年数が少なくても状態の悪いものは買取できない場合があるので注意が必要です。

家具の臭い移りには注意!

家具の多くは木材を使用しているため臭いが移りやすいという特徴があります。木製家具に臭いが移るのは、木材は周囲の臭いを吸着しやすい特徴があるためです。

1-4.高く売るコツは?

家具を高く売るコツは、“これまで家具をどのように扱ってきたのか?”ということが大きく影響します。家具は“状態”が重要になることから査定前のクリーニングも重要です。家具を高く売るためのクリーニング方法についてご紹介しましょう。

家具のクリーニングは乾拭きが基本

家具は湿気に弱いものもあることから、手入れに関しては乾拭きが基本です。特に、無垢総桐箪笥(むくそうきりだんす)のように、水気に弱いものもあるので注意しましょう。

水拭き可能な家具

婚礼家具の中でも表面をニスなどでコーティングしてあるものは水拭きも可能です。水拭きが可能な家具の場合には、“固く絞った手ぬぐい”でクリーニングできます。

染み付いてしまった臭いを取る

家具は天然素材を使用しているので、臭いの染み付いてしまうことはよくあることです。自分では気が付かないことがあるのですが、家の臭いが染み付いてしまうことはよくあります。箪笥の消臭には“備長炭”を使用する方法や“陰干し”が有効です。風通しの良い場所で陰干しを2~3日するだけで、臭いを取ることができます。

2.婚礼家具を買取サービスで売る

2-1.婚礼家具は重い!

婚礼家具は売ることができるケースが多いのですが、売るということについて非常に大きな問題があります。“婚礼家具は重い”ということが、婚礼家具を売る際の重要なポイントです。自分で持ち運ぶことが難しいという場合には“出張買取サービス”を利用することで搬出・運搬の負担がありません。婚礼家具は負担の少ない買取サービスを利用しましょう。

2-2.売れない婚礼家具は引取りサービスを利用!

家具の状態によっては買取できないものがあります。たとえば“傷やみ汚れの多いもの”“破損しているもの”などは買取ができません。買取不可能な家具は処分しなければならないのですが、一部の買取サービスでは“無料引き取りサービス”で処分できます。痛みや汚れの多い婚礼家具や破損している婚礼家具も、無料引き取りサービスを利用できる可能性もあるので、買取サービスに相談してみるのも良いでしょう。

3.婚礼家具を売るための業者選び

買取サービスを選ぶ際の注意点は“信頼”と“高価買取”を両立した業者選びが大切といえるでしょう。無料出張査定やインターネット見積もりなどを利用してしっかりとした査定・見積もりを受けることが必要に大切です。また、買取サービスは“出張エリア”が定められています。婚礼家具のように重い家具は出張買取が基本になるので、出張エリアを確認して依頼するように心掛けましょう。

まとめ

使わなくなってしまった婚礼家具は、中古家具として売ることを検討してみましょう。比較的高価なものである婚礼家具は、作りもしっかりしていることから中古市場でも需要があります。婚礼家具を中古家具として売るためのポイントについてご紹介しましょう。

婚礼家具

  • 婚礼家具は高価な家具が多く、需要がある
  • 婚礼家具を売る際には、製造年・使用年数よりも状態が重要
  • 中古家具は傷や臭いなどの“状態”で買取価格が変化する

婚礼家具は高価なものが多いことから、状態のよく需要のあるものであれば高査定の可能性があります。また自分の努力によって高く売ることが可能です。

婚礼家具を高く売るためのクリーニング方法

  • 家具のクリーニングは乾拭きが基本
  • ニス仕上げなど表面をコーティングしているものは水拭き可能
  • 臭い移りは陰干しで消臭する

家具は状態によって買取価格が変化する特徴があります。自分で可能な範囲でクリーニングすることで買取価格を上げられるのです。婚礼家具は非常に思いものが多く、自分で持ち込むことが難しい家具といえるでしょう。そこで出張買取サービスを利用することで搬出・運搬の負担を軽減ことができます。婚礼家具の処分に困っているという場合には、出張買取サービスの利用を検討してみましょう!