【必見】座椅子の処分で困らない! 粗大ごみ以外でお得な方法とは?

座椅子は、くつろぐときに姿勢を楽にすることができるため、愛用している人が多くいます。しかし、長年使った座椅子は、金具の寿命がきて不安定になったりカバーが破れたりするなどで処分を考えることもあるでしょう。そこで、今回は、座椅子の処分の方法について詳しく解説します。粗大ごみ以外にも、さまざまな処分方法があることを学びましょう。

  1. 座椅子の処分について
  2. 座椅子の処分:自治体の回収を利用する
  3. 座椅子の処分:リサイクルする
  4. 座椅子の処分:不用品回収業者に依頼する
  5. 座椅子の処分にかんするよくある質問

この記事を読むことで、座椅子の処分方法に詳しくなり、適切な方法で処分できます。処分のコツや、費用がお得になる方法もわかるので有益です。ぜひ、じっくり読んでみてください。

 

1.座椅子の処分について

最初に、座椅子の処分にかんする基本を確認しましょう。座椅子の種類や何ごみになるかについて学びます。

1-1.座椅子とは

座椅子とは、脚の部分が無い椅子のことです。畳や床に直接置いて使うことができ、こたつとの併用もできます。さて、座椅子にも、いろいろな種類があるものです。たとえば、背もたれの機能によって、以下のような種類に分けることもできます。

  • 通常の座椅子:背もたれの角度が固定してある
  • リクライニングチェア:背もたれの角度を調整できる
  • マッサージ機能付き座椅子:背もたれ部分にマッサージ機器が内蔵してある

また、表面の素材も布製・ビニール製・革製などのほか木製もあり、多くの種類が存在しています。

1-2.座椅子は何ごみか

座椅子は、素材や大きさによって燃えるごみ・不燃ごみ・粗大ごみと分けることができます。なお、座椅子をどのごみとして扱うかについては、分別(ぶんべつ)の基準は各自治体で異なるのが現状です。また、粗大ごみ指定がある自治体でも、分解することで燃えるごみ・不燃ごみに分けて出すこともできます。まずは、お住まいの自治体の基準を調べましょう。

2.座椅子の処分:自治体の回収を利用する

座椅子の処分で、自治体の回収を利用する方法について具体的に学びましょう。メリット・デメリットも理解してください。

2-1.自治体による回収について

座椅子は、分解して素材別に分別(ぶんべつ)することで燃えるごみ・不燃ごみとして出すことが可能です。分解が難しいものや、そのままの姿で出す場合は、粗大ごみとして扱う自治体が多くなります。なお、自治体によって基準が異なるため、自治体のホームページなどで詳細を確認してから処分しましょう。燃えるごみ・不燃ごみとして出す場合、手数料はかかりません。しかし、粗大ごみとして出す場合は数百円程度の手数料が必要です。また、事前に自治体の粗大ごみ受付窓口に連絡して回収場所・日時の指定を受けましょう。なお、粗大ごみの手数料はコンビニで粗大ごみリサイクル券を購入することで完了しますが、支払い済みであることを証明するために座椅子に貼り付けておくことが必要です。

2-2.自治体による回収を利用するメリット・デメリット

座椅子の回収を自治体に依頼する場合のメリットとデメリットについては下記をご覧ください。

2-2-1.メリット

主なメリットは、下記を参考にしてください。

  • 回収費用が安い
  • 自治体に依頼するので安心(確実に処分してくれる)

2-2-2.デメリット

自治体による回収は、下記のとおりデメリットが多くなります。

  • 回収場所まで運ぶ必要がある
  • 座椅子1台ごとに手数料が必要になる
  • 回収日時・場所に制約がある(自由に決めることができない)
  • 粗大ごみの場合は依頼手続きが面倒

3.座椅子の処分:リサイクルする

座椅子の処分で、まだ十分に使うことができるものはリサイクルすることも考えてください。リサイクルのメリットや方法・注意点など、詳しく解説します。

3-1.座椅子をリサイクルするメリット

座椅子をリサイクルするメリットは、たくさんあります。積極的にリサイクルに回しましょう。

  • 新たな持ち主のもとで使うことができる
  • 壊れていても金属類などの素材としてリサイクルができる
  • ごみが増えないので環境にやさしい
  • 買い取りになった場合はお金が手に入る

3-2.リサイクルできる座椅子とできないもの

以下の座椅子は、リサイクルができます。

  • 人気メーカー・ブランドのもの
  • 傷や汚れが目立たないもの
  • 座椅子としての機能に問題が無いもの

反対に、大きな傷や汚れが目立つもの・故障していて使用できないものはリサイクルできません。中古品であっても快適に使うことができるかどうかを考えて判断してください。

3-3.座椅子をリサイクルする方法

不用品となった座椅子も、まだ使えるものはリサイクルを考えましょう。

3-3-1.自分で(ネットオークション、寄付など)

ネットオークションに出品すると座椅子をほしがっている人が落札してくれることがあります。まずは、オークションサイトに登録して出品手続きをしましょう。落札希望者が現れ、無事に取り引きが成立するのを待ちます。取り引きが成立したら、入金確認後、座椅子の発送手続きをしましょう。また、福祉施設などに寄付をすることで役に立つ方法もあるでしょう。ネットオークションは有料でリサイクルとなりますが、寄付は基本的に配送料などを含め、すべて無料で手渡すことになります。また、必ずしも寄付先が見つかるとは限らないので注意しましょう。

3-3-2.リサイクルショップへの持ち込み

座椅子の処分は、リサイクルショップに依頼することも考えましょう。リサイクルショップでは、問題無く使用できると判断したものに限り、リサイクルしてくれるはずです。なお、リサイクルショップの場合は、自分で座椅子を持ち込む必要があります。また、リサイクルショップでは処分だけを依頼することはできません。万が一リサイクル不可との判断が出たときは、そのまま持ち帰ることになることを理解しておきましょう。

3-3-3.不用品回収業者へ依頼する

座椅子の処分は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。不用品回収業者では、家電・家具・そのほかの不用品を回収してリサイクルしているのです。中古品であっても、座椅子をほしい人に再販したり、分解したりして資源のリサイクルに回しています。不用品回収業者の場合は、指定日時に回収に来てくれるため、何かと便利ですよ。

3-4.座椅子の買い取りは可能か

新品に近いものや人気ブランドの座椅子は、買い取りが可能になります。買い取りができるかどうか、業者に確認してみましょう。できるだけ、家具の買い取りを強化している業者に依頼することがコツとなります。買い取りを希望するときは、メーカー・ブランド・状態・個数をきちんと業者に伝えて査定してもらいましょう。

3-5.座椅子をリサイクルするときの注意点

座椅子は、中古品であっても安全に使用できることが大前提です。たとえば、金具やスプリングが飛び出ていてケガをする可能性があるものはリサイクルに向きません。もしもリサイクルしたいのなら必ず修理が必要です。また、リサイクル前には汚れをキレイにクリーニングしておきましょう。肌に触れることも多いため、衛生面にも気を配ってください。

4.座椅子の処分:不用品回収業者に依頼する

座椅子の処分は、不用品回収業者に依頼すると便利です。ここでは、不用品回収業者を利用するメリットや手数料など詳しく解説します。

4-1.座椅子の処分を不用品回収業者に依頼するメリット

不用品回収業者を利用するメリットで主なものは、下記を参考にしてください。回収費用がかかることを考えても、メリットが上回ることも多いですよ。

  • 自分で座椅子を運ばなくていい
  • 回収日時・場所が指定できる
  • 無料で引き取りしてくれる業者がある
  • 状態がいいものなど買い取りできるものもある
  • 信頼できる業者に依頼すれば確実にリサイクルしてくれる
  • ほかに不用品があるときは同時に回収依頼できる

4-2.業者による座椅子の回収方法

業者に座椅子の回収を依頼した場合、以下のような流れで進みます。

  1. 依頼者からの連絡後、座椅子の回収にかんする見積もりが業者からくる
  2. 見積もり内容・金額などに問題が無ければ契約成立
  3. 依頼者の指定日時・場所で業者が座椅子を回収する

まずは、業者に見積もりを依頼することが大切です。なお、業者によっては、回収日時・場所など希望に添えないことがあります。営業範囲や回収可能日時など、事前に調べてから依頼すると無駄がありません。

4-3.座椅子を回収するための手数料などについて

  • 座椅子1個に付き:数千円程度から

業者に回収に来てもらう場合、座椅子1個だけであってもトラックと人員の手配が必要になります。そのため、手数料が割高に感じることもあるでしょう。たとえば、ほかにも不用品があれば同時回収を依頼することを検討しましょう。特に、家電製品などで買い取りしてもらえるものがあれば手数料を相殺できるのでおすすめです。

4-4.座椅子の回収を依頼するための業者選びのポイント

  • 座椅子の回収を積極的に行っている
  • 状態のいい座椅子は買い取りもしている
  • 料金プランがわかりやすく手頃な価格設定
  • 希望の日時・場所での集荷が可能
  • 無料見積もりを行っている
  • 質問や依頼に対する受け答えが丁寧
  • 正式な許可を得た業者である(古物商許可・産業廃棄物収集運搬許可など)

4-5.座椅子の回収を業者に依頼するときの注意点

業者の中には、住宅街を営業車で巡回しながら不用品の回収を行っているところもあります。また、電話勧誘がしつこいところもあるものです。しかし、強引に回収しようとする業者には注意してください。無料回収のはずなのに結果的に有料回収になる例や、回収してほしいもの以外のものまで無理やり回収する例もあります。不当に安い査定金額で契約してしまった人もいるので気を付けましょう。不用品回収業者は、利用者からの評判を含め、じっくり見極めてから選んでください。

5.座椅子の処分にかんするよくある質問

最後に、座椅子の処分にかんするよくある質問に回答します。できるだけ損をせずに処分するためにも、それぞれ確認しておいてください。

5-1.スプリングが飛び出ている座椅子を処分するときの注意点は?

運ぶときにケガをしないように、スプリングが飛び出ている部分を新聞紙やクッション材をかぶせて保護しておきましょう。思わぬケガを防ぐためにも、依頼者が注意すべきことです。不用品回収業者に依頼するときにも、ひとこと告げておきましょう。また、「スプリング飛び出し注意」と書いた紙を貼っておくと親切です。

5-2.座椅子を10個処分するときにおすすめの方法は?

自治体に処分を依頼すると10個それぞれに回収費用が必要になるほか、運ぶのが大変なこともありおすすめできません。最もいい方法は、不用品回収業者に依頼することです。座椅子が10個あることを伝えて、最もお得になるプランを教えてもらいましょう。プランによっては、追加でほかの不用品も同時に処分できますよ。

5-3.ブランド品で新品の座椅子でも買い取りできないことがありますか?

ブランド品でも、ほとんど無名のものでは買い取りできないこともあります。また、新品でも海外製の粗悪品は買い取り対象外のものもあるでしょう。そのため、ブランド品で新品であっても、買い取り不可となります。業者では買い取り後に中古品として転売するため、需要が無いもの(不人気ブランド・粗悪品)は買い取り不可になると考えてください。

5-4.業者で回収した座椅子は本当にリサイクルに回るのですか?

信頼できる業者は、回収した座椅子をクリーニングや修理をして再販もしくは素材ごとに分解してリサイクルします。問題は、不法業者です。中には、回収した座椅子をそのまま捨ててしまうこともあります。違法な処分を行う業者とは契約しないよう注意してください。きちんとした業者は、古物商許可・産業廃棄物収集運搬許可などを得ています。契約するときに確認しておきましょう。

5-5.座椅子と同時にたくさんの不用品を処分したいときのコツは?

たくさんの不用品を処分したいときは、不用品回収業者に依頼して実際に現場を見てもらうといいでしょう。すると、回収費用の目安がわかります。なお、業者によってはパック料金を設定していて、2トントラック積み放題で数万円などで利用できることもあるのでチェックしておきましょう。なお、業者によっては積むことができる不用品の種類に制限があるので注意してください。

まとめ

今回は、座椅子の処分について詳しく解説しました。座椅子は、楽な姿勢でくつろぐことを可能にしてくれます。しかし、何らかの理由で処分するときには、大きく重いために面倒なことが多いのも事実です。座椅子の処分は、不用品回収業者に依頼すると多くのメリットがあります。ほかの不用品と一緒に依頼することで、回収費用をお得にする方法もあるのでぜひ積極的に検討してみてください。記事を参考に古い座椅子を適切に処分して、スッキリしましょう。