古道具を処分する方法! 海外でも人気の茶道具は高く買い取ってもらえる?

古道具は、人々が日常の生活の中で使ってきた家具や道具類です。骨とうや古美術のように高価な品ではなくても、歳月を経て味わいが増した魅力があります。最近ではこうした1点ものの古道具を、インテリアや暮らしに取り入れる人が増えているのです。あなたの家の押し入れの奥や実家にも、古道具が眠っていませんか? この記事では、最近人気の古道具をお得に売る方法や、特に人気の高い茶道具の買取について説明します。

  1. 古道具を捨てるのはもったいない?
  2. 古道具の処分方法
  3. 使える古道具は買取してもらおう!
  4. 古道具買取に関するよくある質問

この記事を読めば、古道具の買取から処分まで詳しく知ることができます。魅力ある古道具を捨てずに生かすために、ぜひ参考にしてください。

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1.古道具を捨てるのはもったいない?

長い年月を経て風合いを増した古道具は、新しいものには出せない独特の魅力を持っています。ここでは、古道具を捨てずに生かす方法を紹介しましょう。

1-1.古道具にはどんなものがある?

古道具は、骨とう品や古美術品のように鑑賞用の高級品ではなく、日常の暮らしに即した家具や道具で古いものを指します。では、どのくらい古ければいいのでしょう? 欧米では「アンティーク」というと100年以上たったものを指し、100年に満たない古道具は「ブロカント」と呼んで区別しています。しかし、日本の古道具には明確な決まりはありません。明治・大正につくられたものはもちろん、昭和の初期~中期につくられたものでも古道具として流通しています。たとえば、ランプや時計、ヤカンや火鉢など、レトロな雰囲気を感じるものは古道具といっていいでしょう。

1-2.古道具の需要はどのくらい?

近年では、新しさを求めるだけでなく、ものを長く大切にする価値観も広く受け入れられるようになりました。ファッションでも古着は人気がありますし、住宅もリノベーションが流行っています。そんな中、古道具をインテリアや暮らしに取り入れる人が増えているのです。
最近人気のある古道具は、テーブルやいすなどの小家具をはじめ、ランプ・時計・地球儀などインテリアとして活躍するものもあります。明治・昭和時代のガラス製品や銅製のヤカンなども人気です。飾って眺めて楽しむだけでなく、実際に使って楽しめるのが、古美術品にはない魅力といえるでしょう。
また、茶道具は世界的な抹茶ブームに乗って、近年特に買取市場がにぎわっています。茶道具は実用性も高く見た目も美しいことから、外国人富裕層にも人気です。茶碗だけでなく、茶釜・盆・水指(みずさし)・茶入れ・茶杓(ちゃしゃく)など、茶道具全般に買値がつくでしょう。  

2.古道具の処分方法

古道具は一年を通して需要があるため、いつでも売ることができます。ここでは、売る方法からゴミとして捨てる方法まで、古道具の処分方法を紹介しましょう。

2-1.自治体に処分を依頼する方法

古道具を処分する一番身近な方法は、自治体の回収に出して、ゴミとして処分することです。しかしこれは、最初に選択すべき手段ではありません。なぜなら、古道具は一定の需要があり、買取可能なものもあるからです。買取に出しても買値がつかなかったものについては、自治体の回収に出してもいいでしょう。
自治体のゴミの分別は、自治体ごとにルールが違います。市役所やゴミ収集センターなどに問い合わせて確認しましょう。一般的に1辺が30㎝以上のものは粗大ゴミとして回収する自治体が多いようです。大きなものを30㎝以下に解体しても、粗大ゴミとして出す必要があります。粗大ゴミの回収には申し込みが必要で、ゴミ処理の手数料は、小型のテーブルやいすなら1点につき500円前後です。

2-2.人に譲る・売る方法

古道具は、インターネットを使って個人で売ることもできます。ネットオークションやフリマアプリを利用した個人間の売買には、古物商の許可は必要ありません。誰でも気軽に取り組むことができます。しかし、古道具は経年劣化で壊れやすいため、配送する際にこん包に注意が必要です。家具など大型のものは送料も割高になります。割れものや大型品の出品は避けた方が賢明でしょう。また、撮影や出品作業から発送作業まで、けっこう手間がかかります。時間に余裕がある場合にはチャレンジしてもいいでしょう。
インターネットに慣れていない人は、地元のフリーマーケットや掲示板などを使って引き取り手を探す方法もあります。形見の品などは、親戚や知人に譲ってもいいでしょう。

2-3.不用品回収業者に頼む方法

実家の整理や遺品整理などで、古いものがいっぱい出てきた場合は、1点1点調べるのが面倒で、まとめて手軽に処分したいものです。こんなときには、つい不用品回収業者にまとめて処分を依頼したくなるでしょう。しかし、簡単で一見よさそうに思えるこの方法は、回収業者をきちんと選ばないと損をしてしまいます。なぜなら、不用品回収業者には、買取ができる業者とできない業者がいるからです。買取は、古物商の許可業者にしかできません。買取できない業者に依頼してしまうと、すべて不用品として廃棄処分となり、お金を払って処分することになります。

3.使える古道具は買取してもらおう!

古道具をお得に処分するには買取業者を利用することです。ここでは、その方法を紹介します。

3-1.古道具の買取を依頼できる場所は?

古道具の処分に困ったら、まず相談したいのが古道具屋です。経験豊富な目利きがいる店で査定してもらいましょう。古道具としての価値はリサイクル品としての価値とは違うため、自分が価値を感じていなかったものでも思わぬ高値がつく場合があります。反対に高いと思っていたものが低額査定になる可能性もあるので、過度な期待はしないことです。
古道具だけでなく、他にも売りたいものがある場合は、不用品買取業者を利用するといいでしょう。古道具に加え、比較的新しいリサイクル品の買取もできて便利です。買取できないものは、同時に回収処分してもらうこともできるため、1回ですべてきれいに片づけることができます。大量な不用品は、出張買取を利用するといいでしょう。

3-2.買取してもらえる古道具の特徴

古道具には多種多様なものがありますが、買取可能なものは、需要が多いものや希少価値の高いものといえます。もちろん、ヤカン・火鉢・机・いすなど、実用的な古道具は、使える状態のものは買取可能です。ただし、動かなくても、壊れていても、置物としての価値がある道具は買取可能になります。たとえば、楽器・カメラ・時計・足踏みミシンなどは、状態により査定額は変わりますが、ひどい損傷がない限り動かなくても買取可能でしょう。茶道具の場合、以下のような状態だとプラス査定の対象となります。

  • 茶器:共箱がそろっている(銘、書付がある)、伝来もの(お茶会用)
  • 懐石道具:付属品がそろっている。すべての皿や小物がそろっていることが大切 

3-3.古道具買取の手順

買取の手順の一例を説明します。以下は、出張買取の場合です。

  1. 買い取ってもらいたい品の買取に対応している業者を探す。インターネットやタウンページなどを参考にする
  2. 電話やメールで問い合わせる
  3. 査定の日を決める
  4. 出張査定をしてもらう
  5. 価格に納得できれば契約成立
  6. 身分証を提示して現金を受け取る

査定額に納得いかない場合は、契約をせず、別の店に持ち込んでみましょう。ただし、ほかの店の査定額をちらつかせて高額査定を要求するようなことはしてはいけません。

3-4.買取業者の選び方

古道具の買取業者を選ぶときには、以下のチェック項目を参考にしてください。

  • 古物商の許可があるか
  • 古道具の買取実績は豊富か
  • 査定は無料か
  • 出張買取が可能か
  • 査定価格について明確に説明してくれるか
  • 即金で買取可能か

4.古道具買取に関するよくある質問

Q.近所に古道具屋がありません。リサイクルショップでも買取できますか?
A.古道具と一般的なリサイクル品では査定の基準が違うため、買値がつかないかもしれません。最近はインターネットで申し込める古道具屋もたくさんあります。全国に出張可能な業者やエリアごとに対応している業者があるので、探してみるといいでしょう。

Q.古道具屋に持ち込むものはきれいにした方がいいですか?
A.古道具は経年劣化でもろくなっていることもあるので、できるだけ大きな力は加えずに、そのまま持っていきましょう。ほこりをかぶっている場合は軽くほこりを取るくらいで十分です。

Q.象牙は買い取ってもらえますか?
A.象牙はワシントン条約で輸入が禁止されているため、取り扱いには注意が必要です。まず、買取業者は「特定国際種事業者認定」を持っている必要があります。次に、売る側は、象牙の原形をとどめたものを売りたい場合には「国際希少野生動植物種登録票」が必要です。アクセサリーなどは登録の必要はありません。登録先は以下のとおりです。電話で問い合わせてください。

一般財団法人 自然環境研究センター  電話:03-6659-6018

Q.フリマアプリを使う場合の注意点はありますか?
A.まず、フリマアプリはトラブルが起きるリスクがあることを承知しておきましょう。トラブルを避けるには、古道具の状態をなるべく詳しく公開することと、入金や送料などお金関連の取り決めをきちんとしておくことです。配送の前に写真を撮っておくことも忘れないようにしましょう。

Q.「不用品を何でも高く買い取る」という電話がかかってきました。利用しても問題ないでしょうか?
A.電話営業や突然の訪問で、高価買取や無料回収をするという業者は信用してはいけません。古道具買取のついでに無料で鑑定するといって、売るつもりのない貴金属などを査定し、勝手に安く買い取っていってしまう「押し買い」というトラブルが報告されています。

まとめ

実家の解体や遺品整理など、古い道具が大量に出てくると処分に困りますね。そこまで大規模ではなくても、大掃除や引っ越しのときに使っていない古道具を見つけることもあるでしょう。道具は人に使われてこそ、その価値を発揮します。この記事を参考に買取を利用して、味わい深い古道具を、新しい活躍の場へと送り出してあげましょう。