中古クロスバイクの買取は今がチャンス!? 知って得する中古事情!
自転車競技の漫画・アニメなどの影響もあり、クロスバイクなどのスポーツバイクを乗る方が増えてきています。クロスバイクの売却を検討している方は、実は今がベストタイミングなのです。しかし、どのように売却すれば良いのかが分からず困っている方も多いでしょう。
そこで、今回は売却を検討している方に知っておいてもらいたい、クロスバイクの買取事情をご紹介します。
この記事を読むことで、クロスバイクの買取に関する基本知識を知ることができます。知っておいて損はありませんので、ぜひ最後までお付き合いください。
1.クロスバイクは買取してもらえる?
まずは、クロスバイクを売却する際に押さえておきたい基礎情報をご紹介します。
1-1.クロスバイクの基本
クロスバイクはロードバイクとマウンテンバイクのちょうど中間に位置するスポーツバイクです。ロードバイクはタイヤが細く軽量のため高速で長距離の移動をするのに適しています。しかし、悪路には弱くハンドルが特殊な形状(ドロップハンドル)のため一般人には乗りづらいのが欠点です。マウンテンバイクはタイヤが太く悪路に強いのが特徴ですが、長距離を乗るのには向いていません。一方、クロスバイクは耐久性を確保しつつ長距離の高速走行が可能です。そのため、スポーツバイク初心者の方などを中心に人気があります。
1-2.中古需要ってあるの?
クロスバイクは全般的に普通の自転車に比べて高額です。そのため、特に自転車競技の初心者などが中古品を購入する傾向があります。希少価値の高いクロスバイクであれば、レストアしてでも乗りたいというマニアも珍しくはありません。
1-3.国内・海外の人気ブランド5選
1-3-1.国内の人気メーカー
まずは国内の有名メーカーをご紹介します。
- ブリヂストン(BRIDGESTONE)
- ミヤタ(MIYATA)
- ロックバイクス(ROCKBIKES)
- リグ(LIG)
- トーキョーバイク(TOKYO BIKE)
中でも、ブリヂストンやミヤタが人気の高いメーカーです。ブリヂストンはタイヤ世界シェア1位のメーカーで、かつてはF1カーのタイヤにも使われているなど、技術力に定評があります。ミヤタは国産初となる自転車を製作した会社です。現在は、残念ながら台湾の会社の子会社となっていますが、今でも根強い人気があります。
1-3-2.海外の人気メーカー
- ビアンキ(BIANCHI)
- コルナゴ(COLNAGO)
- ジャイアント(GIANT)
- トレック(TREK)
- キャノンデール(CANNONDALE)
ビアンキやコルナゴなどが人気です。中でも、ビアンキは現存する世界最古の自転車メーカーとして知られています。また、コルナゴはプロ仕様のクロスバイクで有名で、特に上級者に好まれているブランドです。
1-4.買取価格相場
一般的にクロスバイクの中古買取価格は、新品購入時の10~30%が相場になっています。たとえば、入門用モデルなら数万円で買えるものがほとんどなので、相場は数千円程度、最大でも3万円が限度でしょう。10万円を超える上級者モデルとなれば、元値によっては3万~5万円前後の査定価格を期待できます。
2.クロスバイクを売る前に確認しておくこと
この項目ではクロスバイクを売却する前に知っておきたい情報をまとめました。
2-1.買取不可になるもの
クロスバイクは40キロ前後のスピードを出すことのできる自転車なので、何よりも安全性を重視します。自己などでフレームに亀裂が入っていたりサビがひどかったりすると、安全性が確保できない状態のため買取不可となるでしょう。多少の傷や汚れであれば値段は下がるものの、買取は期待できます。
2-2.高価買取のポイント
- 車体を整備しておく
- 付属品をそろえておく
- カスタムパーツごと売る
真っ先に挙げられるのは車体をしっかりと整備しておくことです。サビが浮いているようであればサビを取り、泥などで汚れがあるようなら掃除をしておくようにしましょう。もう一つのポイントは、保証書や取扱説明書などの付属品などをそろえておくことです。また、クロスバイクはパーツの価値によって値段が変わるので、高額なパーツでカスタムしてあると査定価格が高まることがあります。ただし、場合によってはカスタムしていない方が高いこともあるので注意が必要です。
2-3.防犯登録について
盗難車の買取を避けるため、しっかりとした業者は防犯登録の抹消証明書の提出を義務としていることがあります。抹消証明書はクロスバイクの購入店や警察署の生活安全課で手続きができるので、これを行ってから車体を持ち込むようにしてください。
3.クロスバイクのおすすめ買取先3選
次はクロスバイクの売却方法をご紹介します。
3-1.スポーツバイクの専門業者
真っ先に挙げられる売却先といえば、自転車の専門業者です。中でも、スポーツバイクに特化している専門業者に依頼すれば、鑑定眼が確かなので正確な査定をしてもらえます。また、専門性の高い業者ならレストアをしていることも多いので、普通の中古自転車屋では買い取ってもらえないような状態のクロスバイクでも買取が期待できるでしょう。
3-2.リサイクルショップ
リサイクルショップでもクロスバイクを買い取ってもらえる可能性はあります。ただし、リサイクルショップの買取対象は、主にシティサイクル(ママチャリ)のため、買い取ってもらえないこともあるでしょう。また、クロスバイクに関する知識も高くないので、査定額も期待できない可能性があります。ただし、リサイクルショップはスポーツバイク専門店に比べて数が多いので、比較的利用しやすいのがメリットです。
3-3.ネットオークション・フリマサイト
最近はネットオークションやフリマサイトなどを利用する方も増えてきています。ネット―句ションやフリマサイトだと、中間マージンが発生しません。そのため、仲買業者に売却するよりも高値で売ることが可能です。ただし、価格比較サイトなどを利用して、事前に相場を調べておかないと大損してしまったり、誰にも落札してもらえなかったりします。また、クレームや金銭トラブルが発生しても、すべて自分で解決しなくてはいけません。出品手続きや配送手続きなどもかかります。非常に手間がかかるので、しっかりと準備しておくことが重要です。
4.クロスバイクの買取・処分に関するQ&A
最後に、クロスバイクに関して良く寄せられる質問とその回答をご紹介します。
Q.クロスバイクの処分方法を教えてください
A.クロスバイクの状態によっては買取拒否される場合があります。その場合は粗大ゴミとして自治体に引き取ってもらうか、不用品回収業者に回収してもらうのが一般的です。
Q.寄付することは可能でしょうか?
A.途上国の無医村地域で医療従事者や保健ボランティアが利用することを目的に、自転車の寄付を募っている団体があります。再生自転車海外譲与自治体連絡会「ムコーバ」などを利用してください。
Q.こん包・輸送の注意点はあるでしょうか?
A.自転車を普通のダンボールでこん包しようとすると大変ですし、輸送中に破損するリスクもあります。自転車用のダンボールを購入して利用しましょう。
Q.業者とトラブルになった場合の対処法を教えてください
A.国民生活センター(消費生活センター)を利用しましょう。国民生活センターは行政が運営している組織で、国民の消費活動に関するトラブルの解決を行っています。無料で相談できるので、詳しくはホームページを確認してください。
Q.業者に査定を依頼するのにお金はかかりますか?
A.業者によって違いますが、基本的には無料で行ってくれるでしょう。ただし、出張査定などのサービスを利用すると、出張費がかかることがあります。
まとめ
今回はクロスバイクの買取事情をご紹介しました。クロスバイクは汎用性が高いので、特にスポーツバイク初心者の方に人気があります。中古需要も高いので、自転車だからといって馬鹿にせず、まずは買取可能か調べてみることが大切です。場合によっては数万円の利益が出ることもあります。ぜひ、今回の記事を参考にしてくださいね。