加湿器を買い替える目安は? 安く購入するポイントや処分方法も!

「加湿器の調子が悪い」「もっと性能のよい加湿器に買い替えたい」とお悩みではありませんか? 加湿器は乾燥する季節やインフルエンザが流行する時期などに大活躍する家電の一つです。しかし、家電には当然、寿命があります。買い替えを検討すべきタイミングや安く購入できる時期を知っておくと安心でしょう。

この記事では、加湿器の寿命や買い替えの目安となる症状・古い加湿器の処分方法などを詳しくご紹介します。

  1. 加湿器を買い替えるタイミングは?
  2. 加湿器の買い時を知ろう!
  3. 加湿器の処分方法を3つ紹介
  4. 加湿器は買取してもらえるのか?
  5. 加湿器の買い替えに関するよくある質問

この記事を読むことで、加湿器の処分にかかる費用や買取してもらえる条件なども分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

 

1.加湿器を買い替えるタイミングは?

まずは、加湿器の寿命や買い替えの目安についてご紹介しましょう。

1-1.水蒸気にする方法によって5種類に分けられる

加湿器は、水を水蒸気に換える方法によって5つの種類に分けられます。

  • スチーム式:ヒーターで熱を加熱して蒸気にする
  • 気化式:水を吸い上げたフィルターに風を送って蒸発させる
  • 超音波式:超音波で水を水蒸気に換える
  • ハイブリッド式(温風気化式):水を吸い上げたフィルターにヒーターで温風を送って蒸発させる
  • ハイブリッド式(加熱超音波式):水をヒーターで加熱してから超音波で水蒸気に換える

1-2.加温効率がよく消費電力が低い温風気化式が人気

加湿器の中でも特に人気なのが、温風気化式のハイブリッド式加湿器です。ヒーターで温めた風をフィルターに送るので加湿スピードが速く、水を沸騰させるわけではないので電気代が抑えられるという特徴があります。また、音が静かなものが多いのも人気の理由でしょう。

1-3.平均寿命は3~5年

加湿器の寿命は3~5年が平均といわれています。もちろん使用頻度にも左右されるため、毎日長時間使用していれば、その分寿命は短くなるでしょう。ただし、多機能な加湿器の中にはエコ機能が搭載されたものもあり、多少寿命が長めな場合もあります。

1-4.寿命が近い症状を見極めよう

買い替えの目安を知るために、加湿器の寿命が近づいたときによく起こる症状について知っておきましょう。以下のような症状が頻繁に起こるようであれば、買い替えを検討するべきです。

  • 加湿器を使用しても湿度が上がらない
  • 電源が入らない
  • 異音や異臭がする

1-5.完全に故障する前に買い替えを

毎日使っている加湿器が突然壊れて使えなくなると、不便に感じる家庭も多いでしょう。寿命が近づいているときに現れる症状をしっかり見極め、完全に壊れてしまう前に買い替えるのがおすすめです。また、最近は高性能な加湿器が次々に登場しているため、「もっと性能のよい加湿器が欲しい」と思ったときも、買い替えのタイミングでしょう。

2.加湿器の買い時を知ろう!

加湿器を買い替えるにあたって、安く買える時期や知っておくべきポイントをご紹介します。

2-1.10~11月か年末のセールがおすすめ

加湿器のシーズンは11~2月ごろなので、在庫が並び始める10~11月ごろに購入するのがおすすめです。この時期は在庫の量も多く種類も豊富なため、気に入った加湿器を見つけやすいでしょう。また、前年の型落ちモデルであれば割引になっている可能性があります。そのほかにも、年末年始などに家電量販店が行うセールを狙うのも一つの方法です。全体的に家電が安く販売されるため、そのタイミングで買い替えるのもよいでしょう。

2-2.そのほかのポイントは?

加湿器を安く購入するポイントには、ほかにも以下のようなものがあります。

  • 展示品を狙う
  • 店員に値下げ交渉する
  • 複数の家電量販店を比較する
  • 開店・閉店セールを狙う

3.加湿器の処分方法を3つ紹介

不要になった加湿器を処分する方法をいくつかご紹介しましょう。

3-1.燃えないゴミ・粗大ゴミ・小型家電として自治体に回収してもらう

加湿器をゴミとして捨てる場合、多くの自治体では燃えないゴミとして回収しています。ただし、最大辺が30cmを超える大型の加湿器は粗大ゴミ扱いになる自治体もあるため、注意が必要です。粗大ゴミとして出す場合は事前の予約や処理券の購入が必要になるので自治体のホームページなどで確認しておきましょう。回収料金は500円以下の自治体がほどんどです。また、小型家電リサイクルの取り組みを行っている自治体の場合は、加湿器を小型家電として回収しているところもあります。自治体によって回収ボックスや窓口を設置して無料で回収しているため、確認してみましょう。

3-2.家電量販店に下取りしてもらえる場合も

家電量販店によっては、新しい加湿器の購入を条件に古い加湿器を下取りしてくれるところもあります。新しい加湿器の購入代金から下取り分を差し引いてもらえるため、お得に買い替えが可能です。また、新規購入と処分が同時にできるというメリットもあります。ただし、下取りサービスを行っていない家電量販店も多いため、事前の確認が必要です。

3-3.不用品回収業者ならほかの不用品もまとめて依頼できる

加湿器のほかにも処分したい不用品がある場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。回収方法には主に「持ち込み」「宅配」「出張」の3つがあり、自分に合った方法を選ぶことができます。不用品が大量にある場合や自分で運ぶのが難しい場合は、出張回収を利用するとよいでしょう。電話1本で自宅まで引き取りに来てもらえるため、手間をかけずに不用品を処分できます。また、加湿器程度の大きさであれば郵送での買取が可能な場合も多いため、ほかに処分したいものが少ない場合は検討してみるとよいでしょう。ただし、回収費用がかかること・業者選びに注意が必要なことなどがデメリットです。中には悪質な業者も存在するため、十分注意してください。

4.加湿器は買取してもらえるのか?

状態のよい加湿器は買取に出してお得に処分しましょう。加湿器の買取事情や買取に出す方法について詳しくまとめました。

4-1.買取してもらえる加湿器もある

加湿器は秋から冬にかけて需要が高まるため、中古市場でも人気が出ます。そのため、種類や状態によっては高額で買取してもらえる可能性もあるでしょう。特に、パナソニックやダイソン・シャープなど有名メーカーの加湿器は人気があります。また、タイマー機能や自動運転機能など、多彩な機能が搭載されている高性能な加湿器も高額買取の対象になりやすいでしょう。

4-2.買取相場は3,000~20,000円前後

加湿器の買取相場は3,000~20,000円前後といわれています。「ヒカカク!」などの買取比較サイトを利用すれば売りたい加湿器の買取相場が分かるため、試してみるとよいでしょう。できるだけきれいに掃除をし、外箱や説明書などの付属品をそろえておくことで、高額査定の可能性が高くなります。

4-3.リサイクルショップや不用品買取業者に買取を依頼できる

加湿器の買取は、リサイクルショップや不用品買取業者などに依頼できます。リサイクルショップが近所にある場合は、直接持ち込んでみるとよいでしょう。その場で査定してもらえるため、すぐ現金化が可能です。ただし、加湿器は季節家電として扱われるため、季節によっては買取対象外になることもあります。また、状態が悪く再販売できないと判断された場合は、再び持ち帰らなければならないということを覚えておいてください。
確実に加湿器を処分したい場合や、ほかにも処分を依頼したいものがある場合は、買取も行っている不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。状態のよいものは買取・悪いものは回収というかたちで引き取ってもらえます。加湿器は製造から3年以内のものであれば買取可能な場合が多いでしょう。ただし、悪徳業者を利用しないよう、業者選びは慎重に行ってください。

4-4.ネットオークションやフリマアプリを利用する方法も

ネットオークションやフリマアプリなどを利用して、自分で加湿器を売る方法もあります。最近はこうしたサイトやアプリの利用者が増えてきているため、買い手が見つかる可能性はあるでしょう。また、出品価格を自分で設定できるというメリットもあります。ただし、登録や出品の手続き・商品のこん包や配送など、手間がかかるのがデメリットでしょう。加湿器は電気機器なので、配送中に壊れてしまわないように丁寧にこん包する必要もあります。また、買い手が見つかるまで手元に置いてかなければならないため、すぐ処分したい人は別の方法を検討したほうがよいでしょう。

5.加湿器の買い替えに関するよくある質問

「加湿器を買い替えたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q加湿器の寿命が縮む原因にはどのようなものがありますか?
A.メンテナンス不足でカビや細菌の繁殖が広がることが多くの原因です。また、タンク以外の場所に水が入ってしまうことも、寿命を縮める原因になるでしょう。

Q.加湿器の調子が悪く、修理か買い替えで迷っています。どちらがよいでしょうか?
A.加湿器の修理には高額な費用がかかる場合が多いため、買い替えたほうがお得といえます。

Q.「10年間フィルター交換不要」の加湿器は、10年手入れをしなくてもよいのでしょうか?
A.フィルター交換は不要でも、定期的に手入れをする必要はあります。最低でも1か月に1回は洗浄しましょう。

Q.ネットオークションに出品する際、よくあるトラブルにはどのようなものがありますか?
A.落札後の一方的なキャンセルや、「支払いました」という連絡があったにも関わらず入金されていないケースなどがよくあるため、注意しましょう。

Q悪質な不用品回収業者の特徴を教えてください。
A.一般廃棄物収集運搬業や古物商の許可を持たずに営業している業者や、事務所の所在地を明らかにしない業者などには要注意です。また、領収書や見積書の発行を拒む業者も利用しないことをおすすめします。

まとめ

不要になった加湿器を買い替えるタイミングや安く購入するポイント・処分方法などを詳しくご紹介しました。加湿器は秋から冬にかけて重宝する家電の一つです。突然故障して困ることがないよう、買い替えのタイミングをしっかりと見極めましょう。同時に、自分に合った処分方法を知っておくことも大切です。ぜひこの記事を参考にして、上手に買い替えてください。