すぐにわかる電磁波測定器の原理と種類

わたしたちの身の回りには電磁波を使用する製品が増えています。携帯電話や電子レンジ、無線LANなどがよい例です。電磁波の危険性はまだ研究中の分野もありますが、自宅や職場でどれほどの電磁波がある環境で生活しているのか気になる人も多いでしょう。それでは、電磁波測定器を選ぶ方法とその原理や種類についてご説明します。

  1. 電磁波測定器の原理
  2. 電磁波測定器の種類
  3. 電磁波測定器を買う方法

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1.電磁波測定器の原理

1-1.電磁波測定器とは?

電磁波測定器とは電磁波を測る計器ですが、電磁波にも種類があります。高周波などの電波はマイクロワットが単位であり、1平方センチメーターごとの量を測定するのが基準です。また、電場や電界と呼ばれる電磁波は、ボルトが単位で、1メーターごとの量で計算します。最後に、磁場や磁界と呼ばれる電磁波はミリガウスが単位です。計測の対象となるものによって、必要な電磁波測定器は異なるので、測定器を購入の際には注意してください。たとえば、パソコンなどのコンセントに挿して使う無線機器からは、電波と電場、そして磁場のすべてが発生しています。一方、携帯電話など電池で機能する無線機器は、電波と磁場を発生しているのです。特に、ホットスポットと呼ばれる電磁波が集中する場所が家に発生するなら、体への影響は深刻になると言われています。

1-2.電磁波測定器の構造

電磁波測定器のうち、磁場を測定する測定器には1軸式と3軸式があります。それぞれがコイルの数であり、コイルの両端で電圧の違いを計るわけです。その磁界の変化をコイルで感知し、数値で表示する仕組みになっています。また、光分析による分析機器の場合は、赤外線や可視光線を用いて計測するのがその仕組みです。電磁波が何かにあたったときに、反射や吸収によって光の強さが変化します。この光の波の変化を測定値で表すわけです。

1-3.電磁波測定器の使い方

電磁波測定器の使用方法は、測定したい場所に測定器を持っていくだけです。スイッチをオンにすると、その場での電磁波を計測します。家の中で電磁波を測定したいなら、生活範囲内で予測できる電磁波の周波数を調べ、その周波数にあった電磁波測定器を買いましょう。強い電磁波がでている電化製品がわかれば、電気機器の配置を換えるなどの判断がしやすくなります。また、夜に電源をおとしておくだけで、電磁波の量を減らすことも可能です。特に寝ているあいだの電磁波には注意しましょう。寝室で電磁波測定器を用い、特定の電気機器の電源をおとした場合や、コンセントを抜いた場合の違いを測定してください。また、送電線が近くにあるなら、常に用いる道路を選ぶために、電磁波測定器を持ちながら歩いてみるのもおすすめです。毎日の積み重ねが体に大きな影響を与えるため、職場を含め、定期的なチェックは大切でしょう。

2.電磁波測定器の種類

2-1.低周波を対象にした電磁波測定器

使用する目的によって選ぶべき電磁波測定器は異なります。送電線や屋内配線の電磁波を測定したいなら、低周波を対象にした電磁波測定器を選んでください。低周波の電磁波測定器でも簡易型のものと、プロ使用のものに変われます。許容誤差や電界強度を測定する範囲に違いがでるでしょう。いずれも9Vの電池か充電式電池で動作するのが通常です。自宅で使用する範囲であれば、簡易型の電磁波測定器で十分でしょう。とはいえ、測定したい周波数の帯域によって種類を選ばなければいけません。16ヘルツから2キロヘルツ、5ヘルツから100キロヘルツなど、簡易型でも測定域は異なります。400キロヘルツまでの測定が必要であれば、通常はプロ使用の測定器を購入しなければいけません。

2-2.高周波を対象にした電磁波測定器

携帯電話や電子レンジ、無線LANなどの電磁波を測定したいなら、高周波を対象にした電磁波測定器を買う必要があります。携帯電話の基地局から発生する電磁波の影響なども、高周波を対象にした電磁波測定器で測定できるでしょう。高周波電磁波測定器は電磁波を感知する部分が特徴的なアンテナ型になっています。一方、低周波電磁波測定器はアンテナはついていないのが普通です。このように、外見からある程度測定器の種類を見分けることができます。高周波電磁波測定器の場合も、対応できる周波数の帯域はそれぞれ異なるため、目的に応じて選ばなければいけません。また、高周波電磁波測定器にも簡易型やプロ型など仕様の違いがあり、測定できる範囲や許容誤差が異なります。

2-3.電磁波測定器のメーカー

ドイツ製の電磁波測定器には人気が高いメーカーが多くあります。ドイツのファウザー社やギガヘルツ・ソリューションズ社、ローデシュワルツ社の製品は人気が高いようです。また、米国製ではアジレント・テクノロジー社のものをおすすめします。日本製ではアンリツ社の製品がおすすめです。海外製品であっても、日本向けの製品にはしっかりと操作方法が日本語で説明しています。アフターサポートがしっかりしているメーカーを選ぶのがおすすめです。

3.電磁波測定器を買う方法

3-1.オンラインでの購入

電磁波測定器はオンラインでも購入が可能です。しかし、いろいろな種類があり、価格帯も異なるため、どれを選べばよいのかわからないことも多いでしょう。確認するポイントは、信頼性のあるブランド、測定できる範囲や種類、目的に沿った対象周波数の3点です。安価な電磁波測定器も数多くでていますが、信頼性が低いものは購入をおすすめできません。保証期間がしっかりついているのも製品の信頼性を確かめるひとつのポイントです。

3-2.中古で購入するメリット

電磁波測定器は中古で購入するのもおすすめです。電磁波測定器そのものは、使う頻度はそれほど多くないため、劣化することは少なく、機能の変化も多くありません。また、信頼できるメーカーの電磁波測定器であれば、中古であってもメンテナンスや修繕が容易でしょう。とはいえ、個人間での中古品取り引きには注意が必要です。分析装置などの精密機器に詳しい中古販売店で購入するのがよいでしょう。

3-3.信頼できる販売店を選ぶ秘けつ

電磁波測定器の中古品を取り扱っている中古機器販売店でも、必ずしも専門的な知識を持っているとは限りません。そのため、信頼できる中古の電磁波測定器を購入したいなら、高品質の中古測定器や分析機器を扱っている業者を選ぶのがおすすめです。精密機器の入手経路にも詳しいため、探している電磁波測定器の手配も期待できます。特に理化学機器に詳しい業者なら、電磁波測定器のメーカーや入手方法にも明るいことが期待できるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?生活や職場で電子機器や無線機器が増える中、電磁波測定器で電磁波を確認するのは大切です。企業でも1台常備することで、社員のための安全な就労環境を促進できます。対象とする周波数を確認し、信頼できる電磁波測定器を購入しましょう。高品質の分析機器を扱う中古業者から購入するのがおすすめです。