トイレ掃除には重曹が大活躍! 効果や使用方法・コツを徹底解説!

トイレ掃除には、重曹がおすすめです。「なかなか汚れが落ちない」「なるべく簡単に掃除したい」など、トイレ掃除でお悩みの方もいることでしょう。重曹を活用すれば厄介な汚れも簡単に落とすことができます。しかし、どんな使い方をすればいいのかなど、よく分からないこともあるはずです。そこで、今回は、トイレ掃除に重曹を使用する方法やコツについて詳しく解説します。

  1. トイレ掃除には重曹が効果あり
  2. トイレの掃除場所別の重曹活用方法
  3. トイレ掃除と重曹に関するよくある質問

この記事を読むことで、トイレ掃除に重曹を使用する方法がよく分かり、効率よくトイレ掃除を進めることができます。まずは、記事をじっくり読んでみてください。

1.トイレ掃除には重曹が効果あり

最初に、トイレ掃除と重曹の効果について詳しく解説します。

1-1.重曹を使うとどんな効果がある?

トイレ掃除に重曹と使うと、以下のような効果が期待できます。

1-1-1.黒ズミの除去

重曹は、便器の黒ズミの除去に優れた効果を発揮します。黒ズミの正体は、ホコリやカビなどです。汚れが気なる部分に重曹を使い、掃除ブラシでこするだけでキレイになります。いつでもピカピカで清潔な便器を維持するためにもおすすめです。

1-1-2.消臭

重曹をトイレ掃除に使うと、消臭効果が期待できます。トイレの悩みとして、常に上位にくるのが臭いの問題です。重曹には、臭いの吸着効果があるため、排せつ物の臭いなどを消してくれます。

1-2.トイレの汚れを重曹で落とせる理由

トイレの汚れは、アルカリ性のものと酸性のものが混ざっています。重曹は、アルカリ性なので、黒ズミやぬめりなど酸性の汚れに効果的です。また、重曹のほかにもクエン酸を使うことで、アルカリ性の汚れを落とせます。たとえば、トイレの黄ばみや水あかには、クエン酸を使うといいでしょう。なお、クエン酸と重曹を組み合わせて使うと、酸性とアルカリ性の複合汚れにも対応できます。

2.トイレの掃除場所別の重曹活用方法

トイレの掃除場所別に、重曹活用方法を詳しく解説します。

2-1.便器の内側

便器の内側の汚れには、重曹をそのまま振りかけて掃除ブラシでこすってください。重曹の粒子が汚れを絡め取ってくれます。なお、しつこい黒ズミには、重曹ペースト(重曹に適量の水を混ぜて練り、ペースト状にしたもの)を試してみましょう。汚れのひどい部分を覆うように塗り、上から水でぬらしたトイレットペーパーを貼りつけて1時間ほど放置し、はがしてからブラシでこすってください。最後に、水を流して完了です。

2-2.便器の外側や床・壁

便器の外側や壁には、重曹水で掃除するといいでしょう。水200ccに対して重曹大さじ1~2杯程度をよく溶かして重曹水を作ってください。スプレー容器に入れると使いやすいのでおすすめです。汚れが気になるところにスプレーし、ぞうきんでふき取った後、水ぶき・からぶきをして仕上げましょう。

2-3.貯水タンク

トイレの貯水タンクの掃除にも、重曹が活躍します。貯水タンクのふたを開け、重曹大さじ2杯程度を粉のまま入れて数時間程度放置しましょう。時間を置くことで、内部にこびりついた汚れが落ちます。後は、いつものように水を流せば完了です。外出時など、数時間トイレを使わないタイミングで行うといいでしょう。

2-4.重曹の消臭効果を高める方法

重曹の消臭効果を高めるためには、以下のポイントを参考にしてください。

  • 広口の瓶に重曹を入れて空気に触れる面積を広くする
  • 複数の箇所に置く
  • 2週間程度でかき混ぜて底のほうの重曹を上側に持ってくる
  • 重曹の消臭効果が薄れたら取り替える

2-5.必要以上に量を使っても無意味

重曹は、必要以上に量を使っても効果が高くなるわけではありません。使いすぎは重曹の無駄になるだけなのでやめましょう。適量で最大限の効果を期待するのなら、つけ置きを活用することです。時間を置くことで重曹の成分がなじんで汚れを落としやすくなります。

3.トイレ掃除と重曹に関するよくある質問

最後に、トイレ掃除と重曹に関するよくある質問に回答します。それぞれ目をとおし、役立ててください。

Q.トイレ掃除に食用の重曹を使ってもいい?
A.問題ありません。ただし、価格が掃除用のものよりも高いため、コストがかかります。汚れ落としの効果に違いはないので、掃除用のものを使うといいでしょう。

Q.トイレ掃除で重曹を使ってはいけない場所は?
A.トイレの壁に壁紙を貼ってある場合は、重曹を使わないでください。変色や劣化の原因になります。

Q.重曹水や重曹ペーストの作り置きは可能?
A.できるだけ1回で使いきることをおすすめします。作り置きによりカビや汚れが入り込む可能性があるからです。また、重曹ペーストは乾燥してしまうと固くなってしまい、次に水を足すときに手間がかかることがあります。

Q.市販のトイレ用洗剤と比較したときのメリットは?
A.安全性が最大のメリットです。重曹は、口に入っても安全なものであるためリスクが低いといえます。従って、乳幼児・ペットがいる家庭などにもおすすめです。

Q.湿気で固まった重曹でも問題なく使える?
A.問題なく使えます。ただし、使用するときは固まりをよくほぐして使ってください。ほぐした後は、重曹水や重曹ペーストなどに使用してもいいでしょう。

まとめ

今回は、トイレ掃除に重曹を使用する方法について詳しく解説しました。重曹を使うことで、トイレの汚れだけでなく臭いも除去できます。また、クエン酸と同時に使えば、落ちにくい便器の黄ばみや水あかにも対応でき、さらにキレイに掃除できるのでおすすめです。普段から重曹を使用してこまめに掃除すればいつでも清潔なトイレを維持できます。この記事を参考に、ぜひトイレ掃除に活用してみてください。