川口市で冷蔵庫を処分する方法は? お得に処分するコツも併せて紹介

「川口市で冷蔵庫を処分するにはどうすべきか?」「できるだけ処分費用を抑えたい……」など、冷蔵庫の処分で悩んでいる方は多いでしょう。基本的に、冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品目になっているため、自治体での処分はできません。そのことを踏まえた上で、本記事では川口市で冷蔵庫を処分する方法について解説します。

  1. 川口市で冷蔵庫を捨てるには?
  2. 家電リサイクル法に則った処分方法
  3. 不用品回収業者に依頼する方法
  4. まだ使える冷蔵庫は買取に出せる!?
  5. 冷蔵庫の処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、川口市で冷蔵庫をお得に処分するコツなどが分かります。悩んでいる方はぜひチェックしてください。

 

1.川口市で冷蔵庫を捨てるには?

最初に、川口市で冷蔵庫を捨てるにはどうすべきか、基本情報をチェックしておきましょう。

1-1.冷蔵庫は自治体回収で処分できない

冷蔵庫を処分する前に必ず押さえておきたいことがあります。それは、冷蔵庫は自治体回収で処分できない点です。冷蔵庫を含めた家電リサイクル法の対象品目は、メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられているため、自治体回収による処分ができません。どの自治体でも、冷蔵庫は家電リサイクル法に基づいて処分するように注意書きがされています。間違って、いつものゴミ捨て場に持っていかないように気をつけましょう。

1-2.不法投棄は5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金

「面倒だから」「すぐに処分したいから」といって、勝手に川や山林で冷蔵庫を処分してはいけません。不法投棄扱いになってしまい、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が科せられることになります。家電リサイクル法は、メーカーや家電を売っている小売業者には罰則を設けていますが、個人に対しては罰則や罰金がありません。けれども、廃棄物処理法違反として、個人でも不法投棄をして30万円の罰金を科せられたというケースも起きているので気をつけてください。きちんと正しい方法で処分しましょう。

2.家電リサイクル法に則った処分方法

ここでは、家電リサイクル法に則った処分方法を解説します。

2-1.家電販売店に回収を依頼する

購入した家電販売店が近くにある場合、そのお店に冷蔵庫を回収してもらうことができます。家電リサイクル法の対象品目を販売しているお店では、引き取りの義務があるので回収を拒絶することはできません。また、新しく冷蔵庫を買い換える際は、購入店に回収を依頼するといいでしょう。家電販売店に回収を依頼する場合、お店にリサイクル費用を支払わなければなりません。冷蔵庫のリサイクル費用は3,740~4,730円となっています。容量やメーカーによって異なるため、詳細はメーカーのホームページ等をチェックしてください。なお、収集・運搬費用が家電販売店によって異なるので、こちらも事前の確認が必要です。

2-2.郵便局で家電リサイクル券を購入する

家電リサイクル法に則った処分方法として、郵便局で家電リサイクル券を購入する方法があります。冷蔵庫の買い換えが必要なかったり、購入店が分からなかったりする場合は、郵便局で家電リサイクル券を購入する方法がおすすめです。主な手順としては下記を参考にしてください。

  1. 郵便局で家電リサイクル券を購入する
  2. 家電リサイクル券に必要事項を記入し、リサイクル料金と振込手数料を添えて、郵便局窓口またはATMで振り込む
  3. 日付が押印された振替払込受付証明書を指定された場所に貼る
  4. 指定引取場所に持ち運ぶ

なお、川口市における指定引取場所は以下のとおりです。

  • 森田運送株式会社首都圏営業所:さいたま市桜区上大久保1012/TEL:048-749-1589
  • SBS即配サポート株式会社岩槻デポ:さいたま市岩槻区馬込1529-1/TEL:048-748-5305
  • 白井エコセンター株式会社:足立区入谷5-16-28/TEL:03-3857-0237
  • 東亜物流株式会社板橋リサイクルセンター:板橋区舟渡1-6-8/TEL:03-5914-6440

冷蔵庫を自分で運ぶことができない場合は、指定引取場所までの運搬依頼が可能です。ただし、別途収集・運搬料金がかかるので注意してください。あくまで目安となりますが、収集・運搬料金は約1,500円~となります。

3.不用品回収業者に依頼する方法

ここでは、不用品回収業者に依頼する方法を紹介します。

3-1.すぐに処分できる

家電リサイクル法に則った処分方法以外にも、冷蔵庫を捨てる方法があります。その1つとしては、不用品回収業者に回収を依頼することです。ほとんどの不用品回収業者では、あらゆるジャンルの不用品を回収しています。冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンといった家電リサイクル法の対象品目はもちろん、自治体回収が不可なものも不用品回収業者に依頼すればほとんどが回収可能です。また、即日対応もできる回収業者に依頼すれば、手間と時間をかけずにすぐ捨てることができるでしょう。引っ越しなど時間がない方には、おすすめの処分方法です。

3-2.不用品をまとめて回収してもらえる

不用品回収業者に依頼するメリットは、大量の不用品でもまとめて処分できる点にもあります。不用品が大量にある場合、自分たちでゴミの分類ごとに仕分けをしなければなりません。時間と手間がかかりますし、指定引取場所まで運ぶのも大変です。特に、大型家具や大型家電は素人が運び出すには危険があります。無理に運ぼうとすると大ケガをする恐れがあるので注意してください。不用品回収業者の多くは出張回収を行っているため、自分で運べない場合は依頼するといいでしょう。

3-3.回収費用など見積書を要チェック!

不用品回収業者に依頼するメリットはたくさんありますが、不用品の量が増えるほど回収費用がかかってしまうのがデメリットです。回収費用は不用品の種類やサイズ・量などによって異なります。あくまで目安ですが、1点あたり約3,000~6,000円かかるでしょう。冷蔵庫の場合は、容量が大きければ大きいほど回収費用が高くなるので見積書の内容をしっかりと確認してください。どのような不用品にいくらの回収費用がかかるのかだけでなく、収集・運搬費用や基本料料金など細部まで確認することが大切です。

3-4.不用品回収業者選びのポイント

不用品回収業者の中には、不正を働く悪徳業者が存在しています。「回収後に高額な追加費用を請求された」「回収してもらった不用品が不法投棄されていた」など、トラブルはさまざまです。悪徳業者とのトラブルを避けるためには、信用できる回収業者を選ぶことが大切なポイントとなります。不用品回収業者を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしてください。

  • 回収実績があるか
  • 不用品回収だけでなく買取サービスも行っているか
  • 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 実際に利用した人の口コミや評判がいいか

上記のポイントを踏まえた上で、複数の業者を比較することが大切です。複数の業者を比較することで、どの回収業者に依頼すれば大丈夫か見極めやすくなるでしょう。

4.まだ使える冷蔵庫は買取に出せる!?

ここでは、冷蔵庫を買取に出す方法とポイントについて解説します。

4-1.正常に使える冷蔵庫は買取に出せる

「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」と思っている方は、冷蔵庫を買取に出す選択肢も入れてみてください。一般的に、稼働に問題がなければ、ほとんどの買取業者で冷蔵庫を買い取ってもらうことができるでしょう。多くの買取業者では、不具合が起きていないか・問題なく正常に稼働できるかどうかをチェックしています。たとえば、きちんと庫内が冷えない冷蔵庫や壊れているものは買取対象外です。査定を依頼する前に、自分で冷蔵庫の状態をチェックしておくといいでしょう。

4-2.買取専門業者またはリサイクルショップに依頼する

冷蔵庫の買取先としては、買取専門業者またはリサイクルショップがあります。買取専門店は名前のとおり、買取を専門にしている業者のことです。中古市場の状況や需要を詳しく把握しているため、市場の状況を反映した買取額を提示します。よって、発売されたばかりの冷蔵庫や大容量タイプのものは高価買取が期待できるでしょう。一方、リサイクルショップはさまざまなジャンルを扱っているため、買取専門店よりも買取額が下がってしまう恐れがあります。けれども、買取専門店で買取不可になった冷蔵庫が買い取ってもらえるケースもあるでしょう。

4-3.買取サービスを行っている不用品回収業者も

不用品回収業者の中には、買取サービスを行っているところもあります。買取と回収が同時に利用できるため、買取不可になっても回収が依頼可能です。すぐに処分したいけれど買い取ってもらえるか確かめたいという方にはぴったりの方法といえるでしょう。また、冷蔵庫のほかにも処分したいものがあれば、まとめて査定に出すこともできます。自分にとっては価値のないものであっても、高額で買い取ってもらえることもあるのです。

5.冷蔵庫の処分に関してよくある質問

冷蔵庫の処分に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.家電リサイクル法の対象となる冷蔵庫は?
A.一般的な冷蔵庫であるのはもちろん、保冷庫(保温機能なし)も冷蔵庫と同じ扱いになります。保冷庫は家電リサイクル法の対象品目ではないと思われがちですが、対象品目に含まれているので注意しなければなりません。また、保冷保温庫に関しては、メーカーによって冷蔵庫と同じ扱いになっているところがあります。よく分からない方はメーカーに問い合わせて確認するといいでしょう。

Q.指定引取場所に持ち込む際の注意点は?
A.指定引取場所によって営業日・時間が異なります。自分で持ち運ぶ際は、あらかじめ確認しておくことが大切です。また、指定引取場所で家電リサイクル券が購入できると思っている方が多いのですが、購入できません。あらかじめ、郵便局で家電リサイクル券を購入する必要があります。その点を忘れないようにしてください。

Q.どんな冷蔵庫が高く売れるのか?
A.発売されたばかりの新モデルや、容量が大きい冷蔵庫ほど高く売れる傾向があります。シーズンごとに新しい冷蔵庫が登場していますが、そのたびに古いモデルの価値が下がってしまうでしょう。そのため、なるべく早めに冷蔵庫を売るのも大切なポイントとなります。また、自分の冷蔵庫がいくらで売れるのか知りたい方は、複数の業者に無料査定を依頼したり、買取業者の買取実績をホームページ等で確認したりするといいでしょう。

Q.冷蔵庫を高く売るコツは?
A.取扱説明書や元箱など付属品をすべてそろえることです。付属品の有無だけで、査定額が数千円も差が生まれることもあります。購入時の状態にするほど価値があがるので、事前にチェックしておきましょう。また、メンテナンスをすることも高く売るコツの1つです。冷蔵庫はさまざまな食材を保管する場所なので、においが染み付いていたり汚れていたりしています。そのため、査定に出す前に、汚れをきれいに掃除し、清潔な状態を維持し続けることが大切です。

Q.業務用の冷蔵庫を処分する際の注意点は?
A.業務用の冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品目外となります。だからといって、自治体回収で処分できるわけではありません。基本的に、会社や店舗で使用した冷蔵庫は産業廃棄物扱いになり、産業廃棄物の収集許可を取得している業者へ回収を依頼することになります。許可を取得していない違法業者は注意が必要です。

まとめ

冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品目になっているため、自治体回収での処分ができません。川口市で処分する場合も、いつものゴミ捨て場に持っていくのはNGです。購入店や販売店に回収を依頼したり、郵便局で家電リサイクル券を購入し指定引取場所へ持ち運んだりする処分方法となります。ただ、まだ正常に使うことができる冷蔵庫であれば、買い取ってもらうこともできるでしょう。不用品回収業者の中には買取サービスを行っているところもあるので、ぜひチェックしてください。