【知らないと損!?】家電が安い時期はいつ? 買い替えで不要になった家電の処分方法も

「家電はどんなときに安くなるのか?」「お得に購入する方法はあるのか」など、家電が安くなる時期について気になっている方は多いでしょう。家電はさまざまな種類がありますが、それぞれ安くなる時期があります。また、表示価格よりも安く購入するコツを押さえておけば、買い替えが上手にできるでしょう。

本記事では、家電が安い時期などについて解説します。

  1. 家電が安い時期はいつ?
  2. 家電の安い時期をカテゴリー別に紹介
  3. 表示価格より安く買うコツは?
  4. 買い替えで不要になった家電の処分方法
  5. 家電の安い時期や処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、家電を表示価格より安く買うコツや買い替え時のポイントなども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

 

1.家電が安い時期はいつ?

まずは、家電が安い時期がいつなのかチェックしておきましょう。

1-1.年末年始・決算セール

家電が安い時期といえば、年末年始・決算セールが1番に思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。年末年始はどの家電量販店も売り上げをとることに必死になるため、安売りをする傾向があります。年末の歳末セールや年始の新春セール、初売りも狙い目です。年始にはメーカーから販促物をもらえる可能性も高まるので、よりお得といえるでしょう。そして、3月と9月に実施される決算セールも家電が安くなる時期です。

1-2.モデルチェンジの時期

家電製品の多くは1年に1回、モデルチェンジがやってきます。モデルチェンジをする際は、型落ち品や旧型モデルが安い値段で購入できるチャンスです。新型が発売される1か月前から型落ち品を処分するお店が多いため、モデルチェンジの時期はこまめにホームページやチラシをチェックしておきましょう。新型に対するこだわりがなければ、モデルチェンジの時期で型落ち品を購入するのがおすすめです。

1-3.土日・祝日・連休のセール

家電量販店では土日・祝日・連休を狙ってセールを行うケースがあります。毎週土曜日にチラシを出す家電量販店が多く、チラシにはお得な情報が載っているものです。できるだけ、たくさんのお客を呼び寄せるためにも、大型連休にはセールを実施する可能性が高いでしょう。最近では、スマホやタブレットでセール情報をチェックできるアプリも登場しているので、ぜひチェックしてみてください。

2.家電の安い時期をカテゴリー別に紹介

ここでは、家電の安い時期をカテゴリー別に紹介します。

2-1.冷蔵庫

冷蔵庫が安くなる時期は、9~10月ごろです。多くのメーカーが10~11月あたりに新製品を発売するため、その1か月前あたりから型落ち品が安くなる傾向にあります。新しい冷蔵庫への買い替えを検討している方は、夏に入る時期から情報をチェックしておいたほうがいいでしょう。

2-2.洗濯機

洗濯機は縦型とドラム型で安くなる時期が変わります。ドラム型なら8~9月、縦型なら6~8月が安く購入できる時期といえるでしょう。洗濯機は雨が多くなる時期ほど売れ行きが落ちてしまうため、梅雨の時期は売れ行きをよくしようと値段が安くなります。店舗によっては価格交渉に応じてくれるところもあるので、切り出してみるのも方法の1つです。

2-3.テレビ

テレビが安くなる時期は、6~9月、4~7月が安くなりがちです。けれども、テレビは発売時期がメーカーによって異なるので安い時期の見極めが難しいところがあります。そのため、事前にメーカーやモデルを決めておくといいでしょう。そして、そのメーカーの新製品が発売される時期を確認すると、より安い値段で購入できるはずです。

2-4.掃除機

掃除機は国内メーカーと海外メーカーによって安い時期が異なります。国内メーカーは6~7月、海外メーカーは1~3月が狙いどきです。特に、お掃除ロボットは値段が高めですので、安い時期を狙って購入することをおすすめします。

2-5.そのほかの家電製品

日用家電が安くなる時期を紹介してきましたが、まだほかにもいろいろな家電製品があります。下記にそのほかの家電製品が安くなる時期を記載しているので、ぜひ参考にしてください。

  • 電子レンジ:5~6月、9~10月
  • デジタルカメラ・ビデオカメラ:12~1月、4~5月
  • パソコン:春・夏・秋冬モデルが出るモデルチェンジの時期
  • ブルーレイレコーダー:4~5月、10月
  • エアコン:4~5月

3.表示価格より安く買うコツは?

ここでは、表示価格より安く買うコツをいくつか紹介します。

3-1.値段交渉をする

販売店に表示されている価格よりも安く購入する方法として、店員に値段交渉する方法があります。前述したように、売れ行きが悪い時期は店員も売り上げを増やそうと必死です。少しでも購入意欲がある人を逃さないようにしているため、値段交渉がしやすくなります。ただし、値段を交渉する際は、あくまで謙虚な姿勢で話を切り出すことが大切です。上から目線で話をしてしまうと、店員に悪い印象を与えてしまい値段交渉できなくなるでしょう。「もう少し安くなりますか……?」と、やさしい声音で店員に相談してみてください。

3-2.ポイントを活用する

家電量販店でものを購入するたびに、ポイントが加算されるシステムがあります。今まで頻繁に家電量販店を利用していたり、以前高額商品を購入したりしている方は、ポイントがある程度貯(た)まっている可能性があるでしょう。そのポイントを利用して、家電を安く購入するのも表示価格よりお得に買う方法の1つです。ポイントが活用できれば、表示価格からポイントの分だけ値引きしてくれるでしょう。1ポイントが1円など、家電量販店によってどのくらい値引きされるのかが異なるため、事前の確認が必要です。

3-3.サンプルや展示品を購入する

表示価格よりも家電を安く購入したい方は、サンプルや展示品の購入を検討してみてはいかがでしょうか。家電量販店に行くと、多くの家電が展示されています。購入を決めると、同じ商品を在庫から持ってきてくれますが、あえてサンプル品や展示品を選ぶことで安く購入できるのです。ただし、展示品を安く購入できたとしても傷がついていたり、新品よりも早く寿命を迎えたりする可能性もあるでしょう。その点を踏まえた上で購入を検討してください。

4.買い替えで不要になった家電の処分方法

ここでは、買い替えで不要になった家電の処分方法を解説します。

4-1.新しく購入するお店に回収を依頼する

買い替えの場合、必要なくなった家電は新しく購入するお店に回収を依頼するケースがほとんどでしょう。多くの家電量販店では、古い家電の回収を行っています。特に、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目は家電リサイクル法によって、販売店に回収の義務があるのです。回収費用はいくらかかかりますが、処分と購入が同時にできる方法といえるでしょう。お店に搬出を依頼する場合、搬出・出張費用が数千円かかるので、その点もしっかりと確認しておくことが大切です。

4-2.自治体回収で処分する

購入店に古い家電の回収を依頼するケースが多いのですが、自治体回収で処分する方法もあります。自治体回収で処分する場合は、お住まいの地域のルールとゴミの分類を確認しておかなければなりません。たとえば、多くの自治体では、一辺が30cm以上の家電を粗大ゴミとしています。粗大ゴミは事前の申し込みが必要だったり、指定された場所に出したりするなど手間と時間がかかってしまいがちです。また、家電リサイクル法の対象品目は自治体で処分できないので注意してください。

4-3.不用品回収業者に依頼する

手っ取り早く家電を処分したい方は、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。不用品回収業者では、あらゆるジャンルの回収を行っており、出張回収も利用できます。すぐに処分したい・自分で運ぶことができないという方は、出張回収を利用するといいでしょう。スタッフが家にやってきて回収してくれるため、大型家電でも安心して処分できます。ただし、不用品の量が多くなるほど回収費用がかかるので、見積書の内容を確認することが大切です。追加費用が発生するケースもしっかりとチェックしておきましょう。

4-4.まだ使える状態なら買取も

家電がまだ使える状態であれば、買取に出すのも選択肢の1つです。故障していて使えない家電は買取不可になりますが、正常に使える家電なら多くの買取店で買い取ってもらえるでしょう。元値が高額で人気のあるモデルなら、買取専門店で高額買取の可能性もあります。買い取ってもらえるか自分で判断できない場合でも、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。買い取ってもらえることができれば処分費用はかかりませんし、再利用してもらうことができます。

5.家電の安い時期や処分に関してよくある質問

家電の安い時期や処分に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.値段交渉の相手選びで押さえておきたいポイントは?
A.責任者や偉い人に相談することをおすすめします。責任のある立場の人は、決定権を持っているからです。値段交渉をした際、スムーズに値引きをしてくれる可能性が高いでしょう。家電をさらに安く購入するには、誰に交渉するのかも重要なポイントです。アルバイトや研修生に相談しても話がつながらない恐れがあるため、責任者らしき人を見つけて相談してみましょう。また、商品を1つだけ購入するよりもまとめて購入したほうが、交渉がうまくいく可能性もあります。

Q.ネット販売のほうが安く買えるのか?
A.ネット販売のほうが値引き額が多く、店頭よりも安く購入できる可能性はあります。けれども、ネット販売で注意してほしいのは、アフターフォローといったサービスがついていないことです。アフターフォローなどがついていないからこそ、ネット販売は安く購入できます。壊れても保証がつかないため、高い修理代を支払わなければならなくなるでしょう。ネット販売か店頭販売で悩んだ際は、アフターフォローの有無などチェックしておかなければなりません。

Q.どんな家電が高く売れるのか?
A.発馬されたばかりの家電ほど、買取店で高く売れる可能性があります。発売時期が遅い家電は中古市場でも需要が高く、買取にも力を入れている店舗が多いでしょう。また、海外メーカーよりも国内メーカーのほうが高く売れる傾向もあります。さらに、家電を高く売りたいのであれば、取扱説明書や元箱など購入時についてきた付属品をそろえることも大切です。

Q.販売店で下取りサービスは利用できるのか?
A.下取りサービスを行っている販売店もありますが、すべてのお店で実施されているわけではありません。また、下取りサービスといっても、購入してから○年以内・正常に使える状態のものなど条件がいくつかあります。それらの条件をクリアしているなら、下取りサービスを活用して新しい家電を安く購入できるでしょう。下取りサービスを行っているか、どのような条件があるのか、詳しくチェックしてから利用することをおすすめします。

Q.不用品回収業者選びのポイントは?
A.どの不用品回収業者を選べばいいのか分からずに悩んでいる方は、以下のポイントを参考にしてください。中には、不正を働く悪徳業者が存在しているので、きちんと見極める知識を身につけておくことが大切です。

  • 回収実績があるか
  • 回収だけでなく買取サービスも受け付けているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 無料見積もりや無料相談を受け付けているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 定額パックなどサービス内容が充実しているか

まとめ

家電が安い時期といえば、年末年始・決算セールなどが代表的です。家電の種類によっても安くなる時期が異なるため、購入したい商品やメーカーを決めた上でチェックするといいでしょう。買い替えの場合、古い家電も回収してもらえる販売店が多くありますが、不用品回収業者に依頼するのも選択肢の1つです。不用品回収業者の中には、買取サービスを行っているところもあるのでぜひチェックしてみてください。