自分に合った加湿器の選び方は? おすすめの加湿器や処分方法も紹介

さまざまな種類の加湿器がある中、どのモデルやメーカーを選べばいいのか分からず悩んでいる方は多いでしょう。適当に選んでしまうと、本当に欲しかった機能が使えず、買い直す羽目になってしまいます。後悔しないためには、加湿器の種類や選ぶポイントを知ることが必要です。

そこで、本記事では、自分に合った加湿器を選ぶポイントや注意点などを解説します。

  1. 加湿器の効果と主な種類は?
  2. 自分に合った加湿器を選ぶポイント
  3. 人気のおすすめ加湿器10選
  4. 加湿器を使う際の注意点と処分方法
  5. 加湿器の選び方に関してよくある質問

この記事を読むことで、加湿器を上手に選ぶコツが分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

 

1.加湿器の効果と主な種類は?

最初に、加湿器の効果と主な種類をチェックしておきましょう。

1-1.室内の湿度を上げる効果

基本的に、加湿器は室内の湿度を上げる効果が期待できる電化製品です。加湿器から室内に蒸気を飛ばし、湿度を上げることができます。湿度を上げることで期待できる効果は以下のとおりです。

  • インフルエンザなどウイルスの活動が抑制できる
  • ホコリなどハウスダストの飛散を防ぐ
  • 静電気の発生が防止できる
  • 鼻やのどの乾燥を防ぐ

特に、冬場は湿度が20~30%と低くなるのでウイルスの活動が活発化します。ウイルスの活動を抑制するためには、湿度を40%程度まで上げる必要があるのです。加湿器を使って、湿度のコントロールができるのも大きなメリットと言えるでしょう。

1-2.加湿器の種類は加湿方式で異なる

加湿器はたくさんの種類が登場していますが、加湿方式によってスチーム式・気化式・超音波式・ハイブリッド式の4種類に分けることができます。それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • スチーム式:加湿器内にヒーターが内蔵されており、加熱することで水蒸気が発生する
  • 気化式:水を含むフィルターにファンで風を当て、水分を気化する
  • 超音波式:水に超音波の振動を与えて小さな粒子にしてから霧のように噴出する
  • ハイブリッド式:気化式とヒーター、超音波式とヒーターを組み合わせた2種類がある。組み合わせた両者のメリットを持っているのが特徴

2.自分に合った加湿器を選ぶポイント

それでは、自分に合った加湿器を選ぶ3つのポイントを解説します。

2-1.置く場所や使い方によって設置タイプを選ぶ

加湿器の設置タイプは、据え置き型・卓上型・スティック型の3種類があります。一般的なタイプは据え置き型ですが、置く場所や使い方によって選ぶのがポイントです。たとえば、長時間使いたいならタンク容量が大きい据え置き型、オフィスのデスクで使いたい場合は卓上型、気軽に持ち運びたい方はスティック型をおすすめします。どんなときにどこで使いたいのか、明確にすると選びやすくなるでしょう。

2-2.適用畳数と加湿量で選ぶ

設置タイプと加湿方式が決まったら、次に適用畳数と加湿量をチェックしてください。この2つは、部屋の大きさに合わせて選ぶのがポイントです。適用畳数は室温20℃の部屋を湿度60%に維持できる能力を指しています。また、加湿量は「ml/h」という単位で表しており、500ml/hの表示がある加湿器なら1時間に0.5ℓの水を水蒸気にして加湿可能です。広い部屋で使うほど高い加湿性能が必要となります。

2-3.タンク容量も欠かさずチェック!

加湿器選びで見逃してしまいがちなのが、タンク容量です。タンク容量は給水可能な量のことで、大きいほうが給水頻度が少なくなります。しかし、タンクの容量と比例して本体が大きくなるため、給水のしやすさもチェックしておかなければなりません。

3.人気のおすすめ加湿器10選

ここでは、人気のおすすめ加湿器を10選紹介します。ぜひ加湿器選びの参考にしてください。

3-1.象印マホービン スチーム式加湿器 EE-RN35

使いやすい電気ポットのようなデザインが特徴的なスチーム式加湿器で、適用床面積は木造6畳なので寝室やプライベートスペースに設置したい方向きと言えるでしょう。また、チャイルドロックやふた開閉ロックなど、安全性に配慮した機能がついているため、子ども部屋にも最適です。
参考価格:約12,800円〜

3-2.三菱重工 冷熱 roomist スチームファン蒸発式加湿器 SHE35RD

内蔵されている送風ファンによって蒸気を効率的に拡散できるスチーム式加湿器です。万が一、本体が倒れたとしてもタンク内の水は常温なので安心できます。スチーム放出口も送風ファンの働きによって55℃以下がキープできるのでヤケドの心配はいりません。また、カビ・ウイルスなどの雑菌を抑えられる2種類のフィルターを装備しているのも、大きな特徴となります。
参考価格:約9,000円〜

3-3.ヴィックス スチーム式加湿器 V750

のど飴(あめ)でおなじみのヴィックスが販売しているスチーム式加湿器で、4L給水できる大型タイプが特徴です。そのため、連続加湿時間は強で約12時間、弱で約26時間と長時間運転ができ、給水の手間も省けます。さらに、タンク内の水が空になってしまっても空焚(からだ)き防止機能が働くので心配はいりません。大容量で扱いやすい加湿器を探している方におすすめです。
参考価格:約6,000円〜

3-4.アイリスオーヤマ 空気清浄機能付加湿器 SHA-400A

空気清浄機能を備えたスチーム式加湿器で、適度な湿度に保ちながら部屋の空気をキレイにしてくれます。HEPAフィルターと呼ばれるものが搭載されており、花粉・ダニ・ウイルス・カビ菌などの微粒子も素早くキャッチしてくれるのです。また、湿度は4つのモードから選択して使い分けることができ、風量は3段階で調整可能となっています。
参考価格:約10,000円〜

3-5.プラスマイナスゼロ スチーム式加湿器 XQK-Z210

水瓶(すいびょう)をイメージしてデザインされたスタイリッシュなスチーム式加湿器で、インテリアとして加湿器を利用したい方向きです。操作はボタンを押すだけなので、操作が面倒・簡単に使えるタイプを探している方にもおすすめの加湿器となっています。そのほか、約5~7時間加湿してくれる標準モードや、約20時間加湿してくれる長時間モードの選択が可能です。
参考価格:約13,000円〜

3-6.シャープ プラズマクラスター搭載 気化式加湿器 HV-H30

イオンの力で空気をキレイにしてくれるプラズマクラスターを搭載した気化式加湿器です。部屋の空気をキレイにできるのはもちろん、湿度と温度を感知するWセンサーを搭載しているのでバランスよく調節できます。また、手入れがしやすく設計されているのも特徴です。Ag+イオンカートリッジを使えば、タンクやトレーの嫌な臭いやぬめりを抑制することができます。
参考価格:約20,000円〜

3-7.パナソニック 気化式加湿器 ナノイー搭載 FE-KXP23

広いリビングやオフィスに最適な気化式加湿器で、ナノイーが搭載されています。大容量タイプかつ薄型で設置しやすく、1日8時間運転で1か月の電気代は約330円と経済的な面に優れているのも特徴です。結露しにくいメリットがあるため、壁にぴったり寄せて設置することもできます。
参考価格:約80,000円〜

3-8.シロカ 加湿器 SD-C111

満水で最大12時間の連続運転ができるため、頻繁に給水するのが面倒な方におすすめです。加湿器の調整用ダイヤルは本体手前に配備されており、無段階調節ができます。また、超音波式の加湿器なので吹き出し口が熱くならないのも大きなポイントと言えるでしょう。LEDライトを内蔵していることもあり、やさしい光でリラックスできます。
参考価格:約7,000円〜

3-9.Tanswall 超音波式加湿器 502B

木目調のデザインが特徴的な超音波タイプの加湿器です。アロマディフューザーが付属しているため、スイッチを入れるとリラックスできる香りが漂います。2つのミストモードや4つのタイマーモードも搭載されており、タンク内の水がなくなると自動的に運転が停止してくれる仕組みです。ベッドサイドに設置したい方におすすめの加湿器となっています。
参考価格:約2,300円〜

3-10.ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-153

木造25畳、プレハブ洋室42畳と幅広い空間を加湿してくれるハイブリッド式加湿器です。大きなリビングやオフィスに適しており、運転音の静かさは業界トップクラスとなります。また、吸気口が本体側面に配備されているため、壁にぴったり設置でき省スペースにスッキリと置くことができるのです。さらに、Ag+抗菌アタッチメントや抗菌操作プレートも採用しています。
参考価格:約43,000円〜

4.加湿器を使う際の注意点と処分方法

加湿器を使う際の注意点と、古いものを処分するポイントについて解説します。

4-1.水道水の使用、手入れ・掃除をこまめに行う

加湿器を使用する際は、いくつか注意点を把握しておかなければなりません。その1つとして気をつけておきたいことは、水道水を必ず使うことです。ミネラルウォーターのほうが清潔で加湿にいいイメージがありますが、抗菌処理がされていないので雑菌の温床となってしまいます。また、加湿器の手入れや掃除はこまめに行ってください。

4-2.古い加湿器の処分方法

ここでは、古い加湿器を処分する3つの方法を解説します。

4-2-1.自治体は粗大ゴミとして捨てる

多くの自治体は、加湿器を粗大ゴミ扱いとして処分しています。ただ、粗大ゴミに分類されるのは、一辺が30cm以上と大きめサイズのものです。サイズや素材によっては燃えないゴミや資源ゴミに分類される可能性もあるため、自治体ホームページや掲示板等で確認してください。

4-2-2.回収サービスを利用する

自治体で処分できない・まとめて不用品を処分したい方におすすめしたいのが、回収サービスです。不用品回収業者では、加湿器などの家電製品を有料で回収しています。1点あたり3,000~6,000円になるケースが一般的ですが、サイズによっては6,000円以上かかる可能性もあるでしょう。回収費用を確認する必要があります。

4-2-3.使えるものは買い取ってもらう

加湿器が正常に使える状態であれば、リサイクルショップや買取専門店で買い取ってもらえる可能性があります。特に、発売されたばかりのモデルは高額買取が期待できるでしょう。処分費用をできるだけ抑えたい方は、1度査定に出してみてください。

5.加湿器の選び方に関してよくある質問

加湿器の選び方に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.湿度の上げすぎはよくないの?
A.湿度の上げすぎは逆効果になってしまうので注意が必要です。特に、外気温との差が広がるほど、窓面に結露が発生しカビの発生につながります。過剰な加湿は不衛生な環境になってしまいやすいのです。加湿器を上手に使って、適切な湿度を維持し続けることが大切なポイントとなります。

Q.最近のトレンドは?
A.効率よく加湿できるハイブリッド式が人気を集めているようです。また、衛生面を気にする購入者が増えていることもあり、除菌機能を搭載したモデルが続々登場しています。スチーム式は熱で除菌できますが、気化式と超音波式は雑菌が繁殖しやすい点がデメリットです。けれども、最近は、除菌効果がある気化式と超音波式加湿器でも、除菌機能を搭載したモデルが登場しています。

Q.メーカーごとの特徴は?
A.パナソニックは独自の技術であるナノイーを搭載、ダイニチは日本製にこだわっており、本体の3年保証がついている点が特徴です。また、三菱重工冷熱はプラズマW除菌を搭載、シャープは高濃度のプラズマクラスターで空気もキレイにすることができます。メーカーによって特徴が異なるため、用途に合ったモデルを選びましょう。

Q.子ども部屋に設置する際、どの項目に注目すべきか?
A.1番に注目してほしいのは、安全面です。たとえば、スチーム式は高い蒸気が出るので、子どもがヤケドをする恐れがあります。誤ってスチーム放出口に手を当ててもヤケドしない・倒れても水がこぼれないモデルなど、安全面に配慮した商品を選んでください。

Q.販売店で回収してもらえるのか?
A.販売店によっては、新しい加湿器を購入する代わりに古い加湿器を回収してくれるところがあります。回収費用がかかったり、無料で回収したりと店舗によって異なるため、事前の確認が必要です。

まとめ

加湿器の機能は、メーカーやモデルによってさまざまです。自分に合ったタイプを選ぶためには、まず何のために使うのか目的をハッキリさせておく必要があるでしょう。目的が明確になれば、自分に合ったモデルを購入できるはずです。また、買い替えの場合は、新しい加湿器を購入するお店で古いものを回収してもらえる可能性があります。まだ使える状態なら、リサイクルショップなどに売却する形で処分できるでしょう。できるだけ処分費用がかからない捨て方をぜひ検討してください。