
ミシンを買い替えるタイミングは? おすすめの処分方法を一挙公開
「ミシンの調子が悪いので買い替えるべきか?」「もう使わないので捨てたいが、どうやって処分すればよいのか?」とお悩みではありませんか? 最近は比較的リーズナブルで高性能なミシンが増えてきているため、昔から使っていたミシンを処分して買い替えたいという人も多いのではないでしょうか。また、処分方法が分からず、「押し入れに眠ったまま」という家庭もあると思います。
この記事では、ミシンの買い時や処分方法・買取に出す方法などをまとめてご紹介しましょう。
この記事を読むことで、ミシンの寿命や安く購入できる時期・買取価格などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.寿命がきたミシンは買い替えを
まずは、ミシンの寿命や種類・買い替えのタイミングについてまとめました。
1-1.「ミシンは一生もの」って本当?
一昔前まで「ミシンは一生もの」といわれていました。確かに、20年以上前に製造されていた一部の機種は非常に耐久性にすぐれており、故障することはほとんどなかったのです。しかし、現在のミシンは軽くて持ち運びしやすくするため、耐久性の低いアルミやプラスチックの部品を使ったものが多くなってきています。また、便利な機能が追加されたことでミシンが複雑化し、故障が起こりやすくなってきているのも現状です。もちろん、使用頻度や使い方・保管状態にもよりますが、最近のミシンは10年前後が平均寿命といわれています。
1-2.ミシンにはさまざまな種類がある
ミシンには以下のように、さまざまな種類があります。
- 工業用ミシン:縫製工場などで使われるミシン。回転速度が速く、大量生産に適している
- 職業用ミシン:洋裁店や服飾専門学校などで使われるミシン。実用性を重視して作られたものが多い
- 電動ミシン:フットペダルでモーターを動かして速さを調節する
- コンピューターミシン:すべての機能がコンピューター制御されている
- 電子ミシン:電子回路でスピードコントロールを制御する
1-3.修理より買い替えがお得な場合も
ミシンをどのようなタイミングで買い替えるか迷う人は多いでしょう。まず、ミシンが故障した場合、買い替えと修理のどちらがよいのか迷うと思います。もちろん、長年愛用しているミシンを手放したくない場合は、高額な費用がかかっても修理に出す人が多いでしょう。しかし、そうでない場合は買い替えたほうがお得なケースがほとんどです。最近は安価で高性能なミシンも増えてきているため、高い修理費用を払うより、思いきって買い替えることをおすすめします。また、「今のミシンでは物足りない」「もっと性能のよいミシンが欲しい」と感じたときも、買い替えのタイミングでしょう。
2.ミシンの買い時は春先とセール時がおすすめ
ミシンを買い替えるにあたって、最安値時期や人気の機種などを知っておくとよいでしょう。
2-1.入園入学時期やセール時期がおすすめ
ミシンは1年を通して販売されていますが、特に安くなりやすいのは2~4月の入園・入学時期です。ぞうきんや手提げ袋などを手作りするためにミシンを購入する家庭が増えるので、キャンペーンが開催されることが多くなっています。また、ボーナス時期や年末年始・決算時期などに販売店が行うセールを狙うのもおすすめです。
2-2.初心者でも使いやすいものが人気
最近の傾向としては、初心者でも使いやすいミシンが人気です。自動糸通し機能や全自動ボタンホール機能などが搭載されているものや、厚い布も簡単に縫えるものなど、不慣れな人でも使いやすいミシンが多く選ばれています。
3.ミシンの処分方法は3つ
買い替えで不要になったミシンは、どう処分すればよいのでしょうか。ミシンの処分方法を3つご紹介します。
3-1.自治体が回収するゴミとして出す
ミシンを自治体の回収に出す場合は、燃えないゴミまたは粗大ゴミに分類されます。指定のゴミ袋に入りきらないサイズのものは粗大ゴミとして捨てる必要があるため、事前に確認しておきましょう。粗大ゴミとして出す方法は自治体によって異なりますが、事前に申し込みをして処理券を購入する場合が多くなっています。数百円程度で回収してもらえる自治体がほとんどですが、料金も必ず確認してください。また、自治体によってはミシンを小型家電として回収しているところもあります。回収ボックスや回収窓口を設置して無料回収しているため、お得に処分が可能です。
3-2.販売店に下取りしてもらえる場合も
新しいミシンの購入を条件に、販売店に不要になったミシンを下取りしてもらえる場合もあります。新規購入代金から下取り分を差し引いてもらえるため、お得にミシンの買い替えが可能です。購入と処分が同時にできる点もメリットでしょう。ただし、販売店によっては下取りサービスを行っていないところもあるため、事前の確認が必要です。また、ミシンの状態によっては下取り対象外になる場合もあるので、持ち込む前に問い合わせてみることをおすすめします。
3-3.ほかにも不用品があるなら不用品回収業者がおすすめ
ミシン以外にも処分したい不用品が大量にある場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。特に大型のミシンは自分で持ち運ぶのが大変ですが、出張回収を利用すれば自宅まで回収に来てもらえます。ミシン1台だけを依頼するのは回収費用が割高になってしまいますが、ほかにも処分を依頼したいものがある場合は利用してみるとよいでしょう。自分で分別する必要もなく、手軽に不用品を処分できます。ただし、中には悪徳業者も存在するため、業者選びには十分注意してください。
4.ミシンを買取に出してお得に処分しよう
比較的状態のよいミシンは、買取に出してお得に処分しましょう。ミシンの買取価格や買取に出す方法などをまとめました。
4-1.ミシンは買取需要がある
最近はハンドメイドなどの趣味にミシンを使う人が増えてきているため、中古市場でも人気があります。壊れたミシンは買取対象になりませんが、正常に動くもので状態がきれいなミシンであれば買取に出してみるとよいでしょう。
4-2.買取相場は3,000~50,000円前後
ミシンの買取価格はメーカーや機種・搭載されている機能・状態によって差が出ますが、平均すると3,000~50,000円前後といわれています。特に「ジャノメミシン」は人気が高く、比較的新しいモデルであれば50,000円以上の高値が付くこともあるでしょう。そのほかにも、「シンガーミシン」のアンティークミシンなども、高額で買取されています。
4-3.リサイクルショップや専門業者に買取してもらえる
ミシンの買取は、リサイクルショップや専門業者に依頼できます。リサイクルショップは直接持ち込めばその場で査定してもらえるため、すぐ現金化したい人は利用するとよいでしょう。ミシンは1年を通して使うものなので、季節に関係なく買取対象になります。ただし、大型のミシンだと自分で持ち込むのが難しい場合もあるでしょう。また、状態が悪ければ再販売が不可能と判断され、買取対象外になることもあります。
ほかにも買取に出したい不用品がある場合は、買取も行っている不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。中には宅配買取を受け付けている業者もあり、段ボールにこん包して送るだけで買取してもらえます。家庭用のミシンであればこん包するのもさほど大変ではないはずなので、利用してみるとよいでしょう。
4-4.ネットオークションやフリマアプリで売るときは注意が必要
ネットオークションやフリマアプリを利用して自分でミシンを売る方法もあります。この場合、出品価格を自分で設定できるため、うまくいけばリサイクルショップなどに比べて高額で売ることができるでしょう。ただし、ミシンの製造年や使用年数なども記述したほうがよいため、出品に手間がかかるというデメリットはあります。また、買い手が見つかるまで手放すことができないため、引っ越しなどを控えている場合は難しいでしょう。
5.ミシンの買い替えに関するよくある質問
「ミシンの買い替えを検討している」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.自治体にミシンの処分を依頼するデメリットにはどのようなものがありますか?
A.自分のタイミングで処分できない・回収場所まで持って行く必要がある・粗大ゴミの場合は手続きが面倒などがデメリットです。
Q.ミシン専門のリサイクルショップもあるのでしょうか?
A.あります。専門知識が豊富なので高額で買取してもらえる可能性もありますが、ほとんどがインターネット上の店舗です。
Q.ミシンを買取に出す前に、どのようなことを調べておけばよいでしょうか?
A.製品名やメーカー・製造年月日・傷や汚れの状態・保証書など付属品の有無を調べてメモしておくことをおすすめします。
Q.高額査定の対象となるのは、発売から何年以内のミシンですか?
A.基本的には、発売から5年以内のミシンであれば高額査定の対象になります。
Q.悪質な不用品回収業者を利用すると、どのようなトラブルが発生する可能性があるのでしょうか?
A.見積書にはない高額な追加料金を請求された例や、回収した不用品を不法投棄された例などが数多く報告されています。
まとめ
ミシンを買い替えるタイミングや不要なミシンの処分方法などを詳しくご紹介しました。ミシンの調子が悪くなったときやもっと性能のよいものが欲しくなったときに、ミシンの買い替えを検討する人は多いと思います。安く買える時期やおすすめの処分方法など、ぜひこの記事を参考にしてください。