終活はいつから始めるべき? おすすめの時期や内容を解説

近年、終活に対する関心が高まっています。「自分も、残される家族のために終活を始めたい」と考えている人も多いことでしょう。その一方で、終活をいつから始めればいいのか迷っている方もいると思います。

そこで今回は、終活を始める時期ややり方などを解説しましょう。

  1. 終活の基礎知識
  2. 終活はいつから始めるのがベスト?
  3. 終活の具体的な内容
  4. 終活を手助けしてもらえる業者など
  5. 終活に関するよくある質問

この記事を読めば、終活をうまく行うためのポイントや注意点も分かります。終活を始めようと思っている人は、ぜひ読んでみてくださいね。

 

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1.終活の基礎知識

はじめに、終活の目的や終活を行うメリットなどを紹介します。

1-1.終活は最後まで自分らしく生きるために行う

終活の最終目標は、遺族に自分の希望どおりの見送りをしてもらい、遺産や遺品を自分の希望どおりに分配したり処分したりしてもらうことです。今までの日本では、亡くなった後のことは遺族にすべて任せることが一般的でした。しかし、遺産の分配でもめたり、遺品処分に悩んだりする人が増えた結果、生前整理や遺言書の作製などの「終活」が盛んになってきています。

1-2.終活をすれば、遺族に余裕が生まれる

人が亡くなれば、遺族は遺産を分配し、遺品整理を行う必要があります。膨大な遺品が残されたり遺産の分配で揉めたりすれば、遺族はゆっくり故人を偲ぶこともできません。終活をしっかり行っておけば、遺品整理や遺産の分配もスムーズにできるようになり、遺族に心の余裕ができるでしょう。

1-3.終活を後押ししてくれる業者も増加中

生前整理を手伝ってくれる業者や、遺言の書き方を教えてくれる講座など、終活を後押ししてくれる業者やセミナーも増えてきました。また、「エンディングノート」といって自分の意志を遺族に伝えるノートを作る人も増えています。終活をしたい人が、手軽に行えるようになってきているのです。

2.終活はいつから始めるのがベスト?

この項では、就活を始める時期について解説します。

2-1.終活を始める時期に決まりはない

終活は、いう¥つ始めてもかまいません。ただし、あまり早く始めても自分を取り巻く状況が変わってしまうことがあるでしょう。終活には、いろいろな種類があります。財産の目録を作ったり遺言状を書いたりするのは、70代以降でも十分間に合うでしょう。でも、自分にとって不要になったものを処分する生前整理は、50代からでも始められます。

2-2.思い立ったらゆっくりとやっていく

終活は、1~2日で終わるものではありません。持ちものが多ければ不用品の整理だけで1年以上かかることもあります。また、少しずつ時間をかけて行ったほうが、最後まで続けられるでしょう。

2-3.体が動けるうちにやりはじめる

現在のところ、生前整理は70代から始める人が多いといわれています。しかし、70代になれば体力もだいぶ衰えてくるでしょう。生前整理など力仕事がいる分野は、50代、60代の頃から少しずつ始めていくのがおすすめです。

3.終活の具体的な内容

この項では、終活の具体的な内容を紹介します。

3-1.終活はどんなことをするのか?

終活の内容は人によって異なりますが、主に以下のようなものがあります。

  • 生前整理:自分にとって不要なものを処分し、必要なものだけを残すこと
  • 財産目録の作成:預金残高や口座番号・有価証券の種類・借金の有無・金銭的な価値がある遺品のリストなど
  • 介護の希望:入所を希望する施設、延命措置の有無など
  • 遺言状の作成
  • 葬儀の希望:葬儀の様式やお墓の購入など

3-2.まずは生前整理から始める

介護の希望や財産目録の作成などは、あまり早く行っても意味がありません。ですから、前述したようにまずは生前整理から始めましょう。不用品を片付けているうちに、どのような老後を送りたいのか、ヴィジョンがしっかりしてくることもあります。

3-3.配偶者や家族と話し合うことが大切

終活は最後まで自分らしく生きるために行うものです。ですから、自分の希望を最優先にしてもかまいません。しかし、介護や葬儀、さらにお墓のことは自分以外の人が主体になるものです。配偶者や家族に自分の希望を話し、理解を得ましょう。また、遺産の分配も不公平感が出ると争いの元になります。可能ならば法律の専門家の助言を得て作成しましょう。

4.終活を手助けしてもらえる業者など

この項では、終活を手助けしてもらえる業者などについて解説します。

4-1.終活の本を読んだりセミナーに参加したりしよう

今、終活のやり方を指南する本や遺言書の書き方を教えてくれるセミナーなど、終活に関する市場が活発化しています。終活に決まったスタイルはありませんが、やり方が分かれば自分なりのアレンジも加えやすいでしょう。「どこから手をつけていいか分からない」という人は、セミナーに参加したり本を読んだりしてみましょう。

4-2.生前整理を手伝ってくれる遺品整理業者を利用しよう

遺品整理業者とは、その名のとおり遺品の整理を手伝ってくれる業者です。今、生前整理も手伝ってくれる遺品整理業者も増えています。「生前整理をしたいけれど、荷物の量が多すぎて自分では処分しきれない」などという場合は、依頼してみましょう。業者によってはエンディングノートの書き方をアドバイスしてくれます。

4-3.遺言書は法律に沿って書く

遺言書は、法律によって自筆で書くこと(パソコンなどの使用は不可)と定められており、書かなければならないことも決まっています。また、より効力の強い公正証書遺言を作製する場合は、時間も手間もかかるでしょう。ですから、遺言書を書くときは配偶者など信頼できる人とよく相談し、可能ならば弁護士や司法書士などのアドバイスを受けて作成することが大切です。

5.終活に関するよくある質問

この項では、終活に関する質問を紹介します。

Q.終活をしなかった場合、やはり遺産相続や遺産整理には時間がかかるでしょうか?
A.はい。ものが多いほど遺品整理には時間とお金がかかります。また、遺産の内容が不明ならば遺族も苦労するでしょう。

Q.パソコンやスマホの中身を誰にも見られたくないのですが、どうしたらいいですか?
A.パソコンの場合、「決まった日数、パソコンを立ち上げなければCドライブの中身をすべて削除するソフト」が発売されています。また、信頼できる人に消去を依頼するのが一番でしょう。

Q.終活を家族にすすめられたのですが、早くいなくなることを望まれているようで嫌になります。
A.そんなことはありません。前述したように最後まで自分らしく生きるために終活は大切です。

Q.ひとり暮らしですが、孤独死が心配になります。終活は孤独死防止に役立つでしょうか?
A.はい。終活をすることで社会と新しいつながりができ、孤独死防止に役立つこともあります。

Q.配偶者のものを勝手に処分してはいけませんか?
A.はい。トラブルの元になるので自分のものは自分で処分することが基本です。要請があったら手伝いましょう。

まとめ

今回は終活を始める時期や内容について紹介しました。終活は焦らず自分のペースでやっていくことが大切です。50代半ばになったら配偶者などと終活に対して話し合ってみましょう。また、少しずつ自分の持ちものを整理する習慣をつけておくことがおすすめです。そうすれば、持ちものの整理に苦労することはないでしょう。