使わない香水は買取に出そう! 中古でも売れる香水と高く売るコツ

女性にとって香水は、おしゃれの仕上げに欠かせないものです。しかし、使う頻度や量が少ないことから、使い切るのが難しいアイテムでもあります。また、プレゼントされたり、ボトルのデザインに惹(ひ)かれて購入したりすることも多く、いつの間にか使わない香水が増えてしまいがちです。香水は高価なだけに、使わないからといって捨てるのも気が引けて、どうしたらいいか困っている人も多いことでしょう。

この記事では、使わない香水の処分に困っている人のために、香水の有効活用や買取業者を利用して高く売る方法を紹介します。

  1. 香水は買取してもらえるの?
  2. 買取対象になる香水は?
  3. 香水の買取先は?
  4. 香水の買取に関するよくある質問

この記事を読むことで、中古の香水を簡単に高く売るコツや売り方を知ることができます。ぜひ参考にしてください。

1.香水は買取してもらえるの?

未使用品から使いかけまで、処分に困っている香水の活用方法や、中古の香水の需要について説明します。

1-1.使いかけの香水は捨てるしかない?

一度試して趣味に合わなかったものや元カレにもらったものなど、使いかけでそのままになっている香水はありませんか? ここでは、使わない香水の再利用について紹介します。

1-1-1.香水の活用方法

香りが気に入っている場合は、ルームフレグランスとして利用するのがおすすめです。香水をコットンに少量含ませ、クローゼットの中やトイレなどに置いておくといいでしょう。ボトルからスプレー部分が外せるタイプのものなら、リードディフューザーとして利用できます。スプレーを外したボトルに竹串を数本入れるだけです。香りがきついときは無水エタノールで薄めるといいでしょう。
また、洗濯の仕上げにすすぎの水に1~2プッシュ入れたり、サシェをつくって下着の引き出しに入れたりしておけば、ほのかにお気に入りの香りを楽しめます。

1-1-2.人に譲る・売る

香りが好みではない場合は、前述のように活用するのは気が進まないでしょう。そんな香水は、ほかの人に使ってもらいましょう。知り合いに譲る他に、業者に買い取ってもらう方法もおすすめです。買取についての詳細は後述します。

1-1-3.処分の仕方

古くて変質しているような香水は、ゴミとして処分したほうが無難です。中身をすべて出してから捨てましょう。香水は一般的に、ボトルとふた部分が簡単には外れない構造になっています。中身を出すには、古布などにスプレーしてしみ込ませるといいでしょう。布はチャック式のポリ袋に入れて、においが漏れないようにして燃えるゴミに捨ててください。ボトルは自治体のルールに従って分別しましょう。

1-2.変質していなければ古い香水も売れる

新品未開封の香水はもちろん、使いかけの香水も売ることができます。特に有名ブランドのものや高価なものは、中古でもいいから安く手に入れたいという人たちがいるのです。
売るなら新しいものに越したことはありませんが、中身が変質していなければ、古いものでも買い手がつくことがあります。

1-3.香水の中古需要は広がっている

前述のとおり、中古の香水でも需要があります。体臭の薄い日本人にとって、香水を身にまとうという文化はまだ歴史が浅いものです。しかし、最近では若い女性を中心に日常的に香水を楽しむようになりました。特に近年のアロマブームで、上質な香水に対する関心も高まっています。しかし、香りの好みは人それぞれのため、人気がある香水でも必ずしも自分の好みに合うとは限りません。そこで、いきなり高価な新品を買うより、まずは「中古でもいいので安く手に入れて、どんな香りか確かめたい」というニーズが増えてきたのです。
また、海外ブランドの香水はボトルのデザインも美しく、インテリアとしても価値があります。限定品やアンティークものは特に人気が高く、コレクションしている人もいるくらいです。
中古の香水はこうした需要があるため、リサイクルショップや買取業者によって売買されたり、インターネットで個人売買されたりしています。

2.買取対象になる香水は?

中古の香水に需要があるといっても、香水なら何でも買取してもらえるわけではありません。買い取ってもらうための条件や高く売るコツなどを紹介します。

2-1.買取してもらえるもの

2-1-1.なるべく新しいもの

新品未開封の香水を買い取ってもらう場合、購入から3年未満のものが望ましいといえます。香水は化粧品と同様、未開封で3年以内に変質するものでない限りは、製造年月日や消費期限を記載する必要がありません。一般的に流通している香水に製造年月日の記載がないのは、この条件をクリアしているためです。つまり、購入から少なくとも約3年間は変質しないといえます。そのため、多くの買取サイトでは購入後3年以内という目安を設けているのです。
使いかけのものについては、開封後半年以内に売ったほうがいいでしょう。香水はエタノール(アルコール)と香料が主原料のため、開封すると意外と早く劣化が進みます。見た目が変わらなくても香りに変化が出ることもあるため、なるべく早く売ることです。
例外として、20~30年前のものなら、ヴィンテージ品扱いで観賞用として売れる可能性があるでしょう。

2-1-2.残量がなるべく多いもの

数回使用しただけなど、残量が多いものは高く買い取ってもらえます。そこまで多くなくても、50%以上残っていれば、リサイクルショップや買取専門店で、買取対象となることが多いようです。中には残量30%でも買取可能な業者も存在しますが、買取価格は数百円程度になってしまいます。

2-2.人気の高級ブランド香水とは?

海外高級ブランドの香水は、中古でも需要が高くなります。たとえば、シャネル・ゲラン・クロエ・ブルガリ・ディオールなど、ファッションやコスメのハイブランドから出されている定番品が人気です。
また、新作や限定品なども人気が高くなります。特にクリスマスコフレなど数量限定の品は、タイミングがよければ高く買い取ってもらえるでしょう。

2-3.買取不可のもの

香水は、色や香りなどに劣化や変質がみられるもの、残量が少ないものは買取対象外となります。また、ドラッグストアで販売しているような安価な香水も買い取ってもらいえないことが多いでしょう。
注意点としては、香水は化粧品の一種として、薬機法(医薬品医療機器等法)が適用されることです。そのため、薬機法に違反するものは売買することができません。具体的には以下のようなものです。

  • 容器を移し替えているもの
  • 自作のもの
  • 小分けしたもの
  • 海外から個人輸入したもの
  • 海外みやげとしてもらったもの

2-4.相場価格

ブランド香水の買取価格は、定価の10~30%程度が相場です。残量や保管状態・新しさによって査定額が変わるので、詳しく知りたい場合は、売りたい香水の「ブランド名+買取」で検索してみてください。一般的に買取サイトには見積もり用のフォームがあるので、数社から見積もりをとって比較してみるといいでしょう。 

2-5.高く売るコツ

前述のとおり香水は劣化しやすい商品のため、高く売るためには少しでも早く売りに出すことです。香水はアルコールを使っているため、保存方法によって劣化の度合いが変わります。保存する場合は直射日光を避け冷暗所に置くなど、日頃からなるべく劣化しないように注意しておくといいでしょう。
売るときの一般的な注意としては、本体をきれいな状態にして、箱がある場合は箱に納めておきます。アトマイザーや詰め替えノズルなどの付属品がある場合は、そろえて箱に入れておきましょう。クリスマスコフレなどの限定品は、パッケージも査定のポイントです。欠品がないようにそろえましょう。
買取サイトをいくつか見てみると、「買取強化ブランド」が指定されている場合があります。少しでも高く査定してもらうために、自分の売りたい香水が買取強化に指定されているサイトを探してみてもいいでしょう。

3.香水の買取先は?

香水の買取先には複数の選択肢があります。ここでは、それぞれのメリットやデメリットを紹介しましょう。

3-1.幅広く買取可能なリサイクルショップ

香水の買取先として一番身近なのがリサイクルショップでしょう。近所にショップがあれば手軽に持ち込みできるのが利点ですが、査定価格は低い傾向にあります。そのかわり買取可能な品は幅広く、それほど高級でないブランドの品やミニ香水なども買い取ってもらえるのが特徴です。香水以外に買い取ってもらいたい品がある場合は、ついでに買い取ってもらうといいでしょう。

3-2.高く売りたいなら香水買取専門店へ

香水買取専門店は、香水の買取実績が豊富なのが特徴です。香水やコスメを専門に査定するスタッフがいるため、価値を正当に評価してもらいやすいでしょう。人気ブランド品や限定品などを高価買取してもらえる可能性も高くなります。
一方で、香水を専門に扱っているため品質にも詳しく、劣化や変質については厳しいのが難点です。新品未開封でも長期保管品は減額対象となります。未開封や未使用品、新しく状態がいいものは、早めに査定してもらうといいでしょう。
ほとんどの買取サイトは、全国対応の宅配買取をしています。配送に必要な資材も用意してくれる業者を選べば、手間がかからず便利です。

3-3.ネットオークション、フリマサイト

「買取を断られた」「残量が少ない」「古い」などの場合は、インターネットを使って自分で売ってみるのもいいでしょう。ヤフオクやメルカリなど、ネットオークションやフリマサイトでも香水の出品が可能です。香水は化粧品として位置づけられているため、化粧品の出品規定が適用されます。
相場としては、未使用のブランド香水で3000~4000円です。使いかけなら1000円程度から売られています。残量が30%以下でも出品はできますが、価格は数百円など極端に低くなると思ったほうがいいでしょう。

4.香水の買取に関するよくある質問

香水の買取に関するよくある質問をまとめました。

Q.いただきもので価値が全く分からない香水があります。買い取ってもらえるでしょうか?
A.自分は聞いたことがないブランドでも、買取専門店に聞けば査定してもらえます。買取ブランドを限定していないショップに問い合わせてみましょう。

Q.日本の香水も買い取ってもらえるでしょうか?
A.買取業者によって対応が異なります。海外ブランド専門店では難しいでしょう。中には資生堂やシュウウエムラなど、日本のコスメブランドの香水を査定対象としている店もあります。業者のサイトで取扱品目を調べてみてください。

Q.大びんの香水を小分けにして売ることはできますか?
A.許可がないとできません。香水を小分けしてから売る場合、化粧品製造販売業および化粧品製造許可が必要です。許可なく行うと、薬機法(医薬品医療機器等法)違反となります。メルカリやヤフーオークションでも禁止されているため、出品できません。

メルカリガイド

ヤフオク!ガイドライン細則

Q.母や祖母が使っていた古い香水が10本以上あります。30年以上前のものですが、売ることは可能ですか?
A.香水として使用することはできないでしょうが、アンティーク品として需要があるでしょう。廃版になったものなどがあれば、思わぬ高値がつくこともあります。売るときはバラバラにせず、まとめて売ったほうがいいでしょう。

Q.個人輸入代行サイトで購入した香水は売ることができますか?
A.いいえ。一般の人が個人輸入する品は、自分で使用することが前提です。ほかの人に売ることは認められていません。同様に、海外みやげにもらった香水も売ることはできないのです。

医薬品等の個人輸入について

まとめ

飽きてしまった香水や自分に合わない香水も、ほかの人にとってはお気に入りの香りになるかもしれません。使わない香水は、買取業者などをうまく利用して早めに売って、新しいおしゃれの資金にしましょう。