
中古の万年筆を買取に出すには? 高く売れる方法とポイントまとめ!
最近は、文房具ブームが来ており、万年筆の人気も以前より高まっています。一方で、万年筆をもらったけど使う機会がない・万年筆がたくさん集まってしまってそろそろ処分や整理を検討しているという方も少なくないでしょう。万年筆を捨てるのはもったいない・売りたいという方のために、万年筆の買取ポイントなどをまとめました。
万年筆を買取に出す方法や、高く売るポイントをまとめましたので、万年筆を売りたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
1.万年筆の買取について
1-1.中古万年筆について
万年筆は、専用のインクをセットして金属などのペン先で筆記する筆記具のことです。万年筆というと高級品と考えてしまいがちですが、最近では、リーズナブルな価格帯の万年筆もたくさん販売されており、所有している方や欲しいと思っている方も多くなっているでしょう。しかし、高級万年筆となると1本数万円を超え、さらに高いものになると10万円ほどするものもあります。高級万年筆が欲しくても手が出ないと思っている方も多いでしょう。そんな方にとっては、高級な中古万年筆は魅力的なものになるはずです。
1-2.万年筆の買取事情
万年筆と一口にいっても、その種類はさまざまです。中でも以下のメーカー品は人気があります。
- モンブラン(MONT BLANC)
- ペリカン
- パーカー(PARKER)
- ダンヒル
- カランダッシュ
- プラチナ
- セーラー
メーカーによっては、1,000円以下で買えるプチプラ万年筆も販売しています。プチプラ万年筆は新品需要のほうが高いですが、上記のメーカーが販売している高級万年筆は、中古品でも人気があるのです。
1-3.買取できない万年筆とは?
買取が難しい万年筆の特徴をご説明します。
- ペン先(ニブ)やキャップが割れたり壊れたりしているもの
- 傷や汚れがひどいもの
- ノーブランド品
- 定価が安いプチプラ万年筆
2.万年筆を高く売るには?
次に、万年筆を高く売るポイントをご紹介します。
2-1.万年筆を高く売るには?
万年筆の買取価格をアップするには、なるべく新品の状態に近づける必要があります。キャップやニブのインク汚れは水で洗ってきれいに落としておきましょう。また、外箱やカートリッジ・コンバーターなど、購入時についていたものはなるべくセットで買取に出すと、査定額がアップする可能性があります。
複数の店舗やリサイクルショップに持ち込んだり、ネット査定を複数行ったりすることで、最も高い価格で売ることができるでしょう。
2-2.万年筆の買取金額相場
万年筆は、美品であれば定価の半額程度で買い取ってもらうこともできるでしょう。同じメーカーの万年筆でも、型番や状態によって中古買取価格は大きく異なります。また、店舗や業者によっても買取価格が異なるため、できれば複数の見積もりを比較することが高価買取のポイントです。ただし、定価が1,000円程度の万年筆は、買い取ってもらえないところが多いでしょう。
3.万年筆を買取に出す方法について
万年筆を買取に出すには、専門店やリサイクルショップ・買取業者などに依頼する方法があります。
3-1.持ち込み買取
ショップや店舗に、直接万年筆を持ち込む方法です。高級万年筆であれば、対面でしっかりと査定してもらいたいという方も多いでしょう。そのような場合には向いている方法です。ただし、持ち込む手間や時間がかかるというデメリットもあります。
3-2.宅配買取
ネットで概算の買取査定を受けたあと、万年筆を送付することで正式査定&買取を依頼する方法もあります。万年筆が到着後、査定を受けてメールなどで買取金額を教えてもらえるでしょう。ただし、万年筆の買取金額が安くて納得いかないときなど、返却を依頼する際の送料は自己負担となってしまいます。
3-3.出張買取
買取業者によっては、家まで万年筆を査定しに来てくれるところがあるでしょう。ただし、万年筆1本のためだけに出張を依頼するのは難しく、出張費用がかかる場合があります。万年筆以外に不用品が大量にあり、まとめて買取や処分を依頼したいという方には向いている方法といえるでしょう。
4.万年筆を自分で売るには?
万年筆をネットオークションやフリマサイトで売る方法をご紹介します。
4-1.万年筆の出品方法
万年筆をネットで出品するには、以下のような流れとなります。
- サイトに会員登録をする
- 万年筆の写真を撮影する
- 説明文を記載する(メーカー・型番(名前)・傷や汚れなど状態・買取価格・送料負担・そのほかアピール・注意点など)
- 購入者を待つ
- 購入されたら、取引ナビに従って購入者とやり取りする
- 入金を確認したら万年筆を送付する
4-2.ネット出品のメリット・デメリット
ネットオークションやフリマサイトで万年筆を売却するメリット・デメリットは以下のとおりです。
【メリット】
- 万年筆を欲しい人に直接売ることができる
- ジャンク品(壊れた万年筆)でも売却ができる場合がある(修理できる人に売るなど)
- プチプラ万年筆も売れる場合がある
【デメリット】
- 売るまでに時間がかかる
- 購入者とのトラブルになる可能性がある
5.万年筆の買取についてよくある質問
万年筆の買取について、よくある質問にお答えします。
Q.万年筆の洗浄方法は?
A.万年筆を買取に出す前に、しっかり洗っておきましょう。ペン先やニブなど、取り外せる場合はバラバラにして水洗いします。ペン先部分は1日水につけておき、インクをよく溶かし出しましょう。洗浄後はしっかりと乾かします。
Q.万年筆を早く買取に出したいのですが
A.持ち込み買取の場合、営業時間内なら即日買取に出すことができます。また、宅配買取ででは、査定から入金されるまでに3日~1週間くらいは見ておいたほうがよいでしょう。ネットを使った売却は、買い手が現れるのを待たなければならないので、急いでいる場合には不向きといえます。
Q.万年筆と一緒にコンバーターやインクも売れる?
A.万年筆のメーカーと同じものや、互換性が保証されているものであればセットとして売ることができます。
Q.万年筆の出品でトラブルをさけるには?
A.傷や汚れの状態などは正直に掲載し、アップの写真も載せておきましょう。
Q.万年筆の大体の買取価格を知りたいのですが?
A.メーカー名や型番などをネット検索することで、過去の買取価格や出品状況などを見ることができます。
まとめ
万年筆を買取に出す方法や、高く売るためのポイントをご紹介しました。不要になった万年筆を売る際には、ぜひ今回ご紹介した内容を思い出してみてください。