
フライヤーの買取事情を解説! 中古でも需要が高いフライヤーは?
フライヤーは、電気やガスの力で揚げ物をする調理機器です。最近は、油を使わずに油で揚げた状態と同じように調理ができる「ノンフライヤー」の人気が高まっています。高くてもノンフライヤーが欲しい人が多い一方で、「フライヤーを買ったがほとんど使わなかった、でも、捨てるのももったいない」という人もいるでしょう。
そこで、今回はフライヤーの買取方法や高く買い取ってもらえるコツを紹介します。
この記事を読めば、中古でも需要が高いフライヤーの種類もよく分かるでしょう。フライヤーを売却したいという人は、ぜひ読んでみてくださいね。
1.フライヤーの買取事情
はじめに、フライヤーの買取事情を紹介します。
1-1.フライヤーの需要について
前述したように、フライヤーは電気やガスの力で油を加熱し、揚げ物を作る調理器具です。温度設定などが細かくできる機種もあり、重宝している人も多いでしょう。家庭用の小型フライヤーは主に電気を熱源としています。業務用のフライヤーは電気とガス、両方の熱源があり、たくさんの揚げ物を一度に作ることが可能です。最近では、油を使わずに揚げ物風の調理ができる「ノンフライヤー」が人気となっています。一般的なフライヤーより高価ですが、健康志向の高まりによって購入する人が増加中です。
1-2.中古でも需要があるフライヤーとは?
中古でも需要があるフライヤーは以下のようなものです。
- 使用回数が少ない、高価なフライヤー
- 業務用フライヤー
- 使用回数が少ないノンフライヤー
ノンフライヤーは、シャープやフィリップスなど有名メーカーのものが特に人気です。また、業務用フライヤーだけは、ある程度使用感があっても元値が高価なので需要があります。
1-3.買取が難しいフライヤーとは?
何度も使って汚れが落ちない家庭用フライヤーは、たとえノンフライヤーでも買取は難しいでしょう。また、部品が欠けているフライヤーも買取してもらえない可能性があります。
2.フライヤーをリサイクルショップで売却する方法
この項では、フライヤーをリサイクルショップで買い取ってもらう方法や注意点、メリット・デメリットを紹介します。
2-1.フライヤーを買取可能なリサイクルショップとは?
フライヤーは、多くのリサイクルショップで買取を行っています。業務用のフライヤーは、厨房(ちゅうぼう)機器専門のリサイクルショップで査定してもらいましょう。最近では、遠方のリサイクルショップでも宅配買取で査定してもらえるところも増えています。
2-2.高く買取してもらうコツ
フライヤーは、発売日から新しいものほど高値が期待できます。ですから、不要になったらすぐに売却しましょう。また、査定してもらう際には、可能な限り汚れを取って説明書などの付属品・外箱などもそろえておきます。新品に近い状態にするほど、高値が期待できるでしょう。
2-3.買取方法別メリット・デメリット
ここでは、買取方法別メリット・デメリットを紹介します。
2-3-1.持ち込み買取のメリット・デメリット
持ち込み買取とは、店舗に直接製品を持ち込んで査定してもらう方法です。家庭用フライヤーならば、問題なく持ち込むことができるでしょう。持ち込みならば、査定額がすぐに出ます。その一方で、近くにリサイクルショップがなければ行くまでに時間がかかるでしょう。
2-3-2.宅配買取のメリット・デメリット
宅配買取とは、買取希望の商品をショップへ宅配便で送って査定してもらう方法です。これなら、遠方のショップにも買い取ってもらうことができます。宅配査定は送料無料というショップもあるので、気軽に利用できるでしょう。その反面、値段がつかない場合や査定額に納得いかずに売買が不成立になった場合、製品を送り返す際にかかる送料は有料、というところもあります。「フライヤーは売れず、送料だけかかった」とならないように気をつけてください。また、売買成立まで日数がかかることもあります。
2-3-3.出張買取のメリットデメリット
出張買取とは、リサイクルショップの店員自宅や店舗までやってきて査定・買取をしてくれる方法です。フライヤー以外にも大型家具・家電を買い取ってほしい場合や、業務用の大型フライヤーを買い取ってほしい場合などに利用するといいでしょう。買取してもらったものの移動は店員が行うので、持ち出しの手間もかかりません。ただし、出張買取を行っているリサイクルショップは限られています。また、遠方のショップに買取を依頼すると、出張料がかかるケースもあるので、事前に確認してください。
3.自分でフライヤーの買い手を見つける方法
この項では、リサイクルショップ以外でフライヤーを売却する方法を紹介します。
3-1.インターネットオークション
インターネットオークションを利用すれば、全国から買い手を探すことができます。また、多少使用感があっても、部品が欠けていても、落札者が出る可能性があるでしょう。出品する場合は、メーカー・型番・製造年・使用感・注意事項などを記載し、多方向から撮った写真を載せると入札されやすくなります。
3-2.インターネットオークションのメリット・デメリット
インターネットオークションを利用した売買をする場合、値段は入札者次第で決まります。思った以上に高値で売れることもある反面、リサイクルショップで買取してもらうより、安価で落札されることもあるでしょう。また、こん包や発送の手間もかかります。業務用フライヤーなどの大型のものは、「取りに来てくれる人限定」などの条件をつけることが大切です。
3-3.フリマサイト
フリマサイトもネットオークション同様、欲しい人をサイト上で探す仕組みです。ただし、ネットオークションとは異なり、出品者が値段をつけ、欲しい人はそれに納得して取引を開始します。そのため、売買が早く成立するでしょう。なお、ネットオークションと同じように、メーカー・型番・製造年・使用感・注意事項などを記載し、多方向から撮った写真を載せて出品するのがおすすめです。
3-4.フリマサイトを利用するメリット・デメリット
フリマサイトは、ネットオークションよりも利用者が多く、フライヤーが欲しい人も見つかりやすいでしょう。また、前述したように売買もネットオークションより早く成立します。その一方で、取引相手によっては売買金額などを巡ってトラブルが起きることもあるでしょう。また、ネットオークションと同じようにこん包や発送の手間がかかります。
4.フライヤーの売買に関するよくある質問
この項では、フライヤーの売買に関するよくある質問を紹介します。
Q.一般的なフライヤーより、ノンフライヤーの方が高値がつきやすいでしょうか?
A.はい。元値が高く製造年が新しいほど、買取金額も高くなります。
Q.フライヤーの買取金額の相場はどのくらいでしょうか?
A.家庭用で数百円~数千円、業務用では、元の価格の1~3割が相場です。
Q.新品未使用のフライヤーならば、お手ごろ価格なものでも売却できますか?
A.はい。新品未使用なら欲しいという人も多いでしょう。
Q.未使用のまま10年ほど死蔵しているフライヤーがありますが、買取可能ですか?
A.いくら未使用でも、10年前の製品では値段がつきにくいでしょう。フリマサイトなどなら、欲しい人が出てくるかもしれません。
Q.フライヤーは、何回使ったものまでなら売却できるでしょうか?
A.多少使っても使用感がないものなら買取可能なものもあります。反対に、1度しか使わなかったものでも取れない汚れがついてしまったら、買取は難しいでしょう。
まとめ
今回はフライヤーの買取事情について解説しました。フライヤーは便利な調理器具ですが、「買ったけどほとんど使わなかった」となりがちな器具でもあります。もう使わない、と決心したら即買取に出しましょう。そうすれば、ある程度の値段がつきやすくなります。