炊飯器の選び方のコツって? トレンドを押さえて上手に買い替える!

炊飯器は日本人に欠かせない家電であり、それだけに各家電メーカーが多種多様な製品を世に出しています。しかし、あまりに種類が多すぎて、どのメーカーのどの炊飯器を選べばいいのか分からず悩んでいる方も多いはずです。

そこで、今回は炊飯器の選び方についてお話しします。

  1. 2019年の炊飯器のトレンドは?
  2. 炊飯器の買い替えタイミング
  3. 炊飯器選びのポイントを押さえよう!
  4. 主要な炊飯器メーカーの特徴について
  5. おすすめの炊飯器10選
  6. 不要になった炊飯器を処分する方法
  7. 炊飯器の選び方に関するQ&A

この記事を読むことで炊飯器選びがしやすくなります。知らないと損する「買い替えタイミング」についても触れているので、ぜひお見逃しなく!

 

1.2019年の炊飯器のトレンドは?

まずは今の炊飯器のトレンド状況がどうなっているのかについてお話しします。

1-1.こだわり素材の内釜を使用

最近は内釜の素材を土鍋・銅・鉄などのこだわった素材で作っているメーカーが増えています。中には内釜だけでなく、土鍋を丸ごと炊飯器と融合させた商品もあるようです。内釜の素材は味に大きく関わるため、消費者にも大きく注目されています。

1-2.圧力IH炊飯器

圧力の力で炊飯するIH炊飯器です。圧力の力によって高温調理が可能なので、お米をよりおいしく、そして短時間で炊き上げます。さらに、圧力鍋の代わりに料理を作ることもできるため、非常に人気を集めている炊飯器です。

1-3.お手頃価格

昔は安い炊飯器を買うとお米がおいしく炊けませんでしたが、技術が進歩した現代では安い価格のものでも十分においしく炊き上げることができます。そのため炊飯器にあまり多くを求めない層が安い炊飯器を購入しているようです。

2.炊飯器の買い替えタイミング

次は炊飯器を買い替えるのに適したタイミングについてお話しします。タイミングを外すと数千円~1万円程度値段が変わってくるので、しっかりと把握しておきましょう。

2-1.安く買える時期とは?

2-1-1.新製品の購入なら「3~4か月後」か「8か月後」が最適

炊飯器は発売からじわじわと値段が下がっていきます。3~4か月後に1度目の底値です。その後はほぼ値段は横ばいのままですが、発売から8か月経過したあたりで2度目の底値を迎えます。その後は新製品が販売されるまで値段は変わりません。ですから、新製品を早めに購入したいなら3~4か月後、最安値で購入したいなら8か月後が最適です。

2-1-2.型落ちならモデルチェンジの時期が最適

新製品が発表されて型落ちになると、がくっと値段が下がります。ほとんど最新機種に近い炊飯器を安く購入可能です。モデルチェンジの時期はメーカーによって異なりますが、一般的には9月ごろが多いでしょう。詳しくは狙っている炊飯器メーカーのホームページを調べてみてください。歴代のモデルがどの時期に発売されたのかを調べれば予測を立てられます。

2-2.買い替えの判断基準とは?

2-2-1.内釜が傷んでいる

注意して洗っていても、長く使い続けていると内釜が傷んでしまいます。塗装が完全に剝がれている部分があると、米がおいしく炊けなくなったり、正常に炊けなくなったりしてしまうでしょう。買い替えの目安となります。

2-2-2.炊いたご飯や保温しているご飯が臭う

手入れの仕方が悪い場合などには、内部にカビが繁殖するなどしてご飯に変な臭いが付くようになることがあります。カビの場合は修理などでも除去しきるのが困難なので、買い替えが最適でしょう。

2-2-3.センサーが壊れている

センサーが壊れていると異常温度で炊飯してしまったり、逆に温度が上がらなくてお米が炊けなかったりする不具合が出てきます。修理で直るケースも多いので、修理費によっては修理でもよいでしょう。

2-2-4.購入から6年以上経過している

一般的に炊飯器の寿命は6年程度だと言われています。6年以上経過していると、いつ壊れてもおかしくはありません。突然壊れて困る前に、新しい炊飯器に買い替えておくことをおすすめします。

3.炊飯器選びのポイントを押さえよう!

この項では炊飯器を選ぶ際に押さえておくと役立つポイントをご紹介します。

3-1.炊飯量が十分か確認する

家族の人数が多いのに炊飯量が少ない炊飯器を買ってしまえば役に立ちませんよね。ですから、家族の人数に合わせた炊飯量の炊飯器を買うように気を付けましょう。

  • 1~2人暮らしの場合:3合
  • 3~5人暮らしの場合:3.5~5.5合
  • 4~6人暮らしの場合:6.0~8.5合
  • 7人以上の場合:10合(1升)

3-2.炊飯方式の特徴を把握する

炊飯器にはIH炊飯器・圧力IH炊飯器・マイコン炊飯器・ガス炊飯器の4種類のタイプがあります。それぞれに特長があるので、特徴を知った上で自分に合った炊飯器を選ぶとよいでしょう。

3-2-1.IH炊飯器

IH炊飯器はコイルの電磁力を利用し、金属製の内釜そのものを発熱させることで米を炊き上げるのが特徴です。安いものは底部だけですが、高級機種は側面や内蓋自体にもコイルを内蔵することで強力に加熱できるものもあります。

3-2-2.圧力IH炊飯器

圧力IH炊飯器は圧力鍋の原理を応用した炊飯器のことを言います。内釜を密閉することで圧力を高め、100度以上の高温で炊飯できるのが特徴です。お米の芯まで熱がとおることでふっくらし、旨味の強いご飯に仕上がります。

3-2-3.マイコン炊飯器

マイコン炊飯器は底部に設置されたヒーターの熱で炊飯するタイプの炊飯器です。数千円程度で購入可能な製品もあることから、安さを重視する消費者に人気があります。

3-2-4.ガス炊飯器

ガス炊飯器はその名のとおりガスを使った炊飯器で、都市ガス用のものとLPガス用のものがあります。直火(じかび)でお米を炊けるため、かまど炊きに近い味を出せるのが特徴です。電気を使った炊飯器に比べて使い勝手はよくありませんが、味がよいと言うことであえて選ぶ方もいます。

4.主要な炊飯器メーカーの特徴について

次は炊飯器の主要メーカーと、それぞれのメーカーの特徴を簡単にご紹介します。

4-1.象印

象印は炊飯器メーカーの代名詞とも言えるメーカーで、幅広いラインナップが特徴です。また、かまど炊きを炊飯器で再現するなど、業界に大きな影響を与えました。

4-2.パナソニック

過熱水蒸気を噴射し、お米をふっくらと炊き上げる「220℃ IHスチーム」が有名です。ほかにも、沸騰でお米をおどらせつつ釜内の圧力を変化させて炊飯する「Wおどり炊き」など、独自技術に定評があります。

4-3.タイガー魔法瓶

シンプルな安いモデルから、高機能の高級モデルまで幅広いラインナップをそろえています。中でも、土鍋・圧力・IHを融合させた「土鍋圧力IH炊飯器」が有名です。

4-4.東芝

独自の真空技術を用いた炊飯システムが最大の特徴です。内釜を真空状態にすることで米の芯まで吸水させ、旨味や甘みを最大限に引き出します。さらに、保温時にも真空状態にすることで、ご飯の劣化を防ぎ40時間もおいしさを持続できるのも特徴です。

4-5.三菱電機

高純度(99.9%)の炭を手作業で削り出して作り上げた「本炭釜」を生み出し他メーカーとして知られています。高級炊飯器ブームの火付け役となり、今でも根強い人気があるメーカーです。

4-6.日立

炊飯に最適な内釜の厚みで作られた「打込鉄釜」が有名です。さらに、圧力を翔と同時にスチームで蒸らす「圧力スチーム炊き」という独自技術でも知られています。

5.おすすめの炊飯器10選

この項では今おすすめする炊飯器をご紹介します。どれを選んでも後悔しない炊飯器ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。

5-1.三菱電機「本炭釜 KAMADO NJ-AW109」

釜底に独自の凸形状を作ることで、気泡をたくさん発生させ激しい対流を起こし、よりふっくらとしたおいしいお米に炊き上げるのが特徴の炊飯器です。従来機からさらにヒーターの数が8つに増えたことで火力がアップしています。

5-2.東芝「RC-10ZWM」

内釜に設けられた60°の丸みが印象的なモデルです。丸みが対流を促し、さらに連続沸騰で炊飯することでご飯をふっくらと炊き上げてくれます。また、東芝の炊飯器の特徴である真空技術もしっかりと搭載されており、米の芯まで熱を伝えることで口触りのいい炊き上がりを実現しているのも特徴です。

5-3.象印「極め炊き NW-KA10」

底部のIHコイルを3個にし、1個ずつ順番に電流を流す「ローテーションIH構造」を搭載したモデルです。この構造により、かまどの直火で炊いたときの“ゆらぎ”を再現し、お米の対流を促すことでおいしく炊き上げます。そのほか、炊いたご飯の食感や味などの感想を入力することで学習する「わが家炊き」機能も特徴です。

5-4.タイガー「THE 炊きたて JPG-X100」

これまでの土鍋素材を見直し、新たに炭化ケイ素を配合した独自の内釜を採用しています。これにより、熱伝導性は従来の2.5倍にも達し、土鍋に高い蓄熱性と融合させることでこれまで以上の炊き上がりを実現させました。また、炊飯時の気圧を制御することでご飯がべたつくのを抑制し、弾力のある仕上がりになります。

5-5.パナソニック「Wおどり炊き SR-VSX108」

炊飯時に加圧(1.2気圧/105℃)と減圧(1気圧/100℃)を繰り返し、大きな対流を起こします。さらに、IHコイルの通電を制御して泡の発生の仕方を管理することで、複雑な対流を生み出し、米をおどらせて炊くのも特徴です。また、「鮮度センシング機能」を搭載しており、米の鮮度に合わせた炊飯をしてくれるのも特徴としてあげられるでしょう。さらに、「220℃ IHスチーム機能」により、仕上げのタイミングで過熱水蒸気を噴射してご飯をふっくらとさせてくれます。

5-6.日立「ふっくら御膳 RZ-AW3000M」

内ブタに蒸気をため、ヒーターで加熱してスチームとして噴射することで米をふっくらと炊き上げます。さらに加圧状態で蒸らすことで高温を維持し、米の甘みや旨味を最後まで引き出してくれるのが特徴です。

5-7.アイリスオーヤマ「銘柄量り炊き KRC-IC50」

アイリスオーヤマは炊飯器メーカーとしての歴史はまだ浅く、2017年に初めて炊飯器を発売したばかりです。しかし、もともと精米事業からスタートしたメーカーなこともあり、炊飯器には米に関する高い知識が十全に生かされています。たとえば、40銘柄以上の米の銘柄に最適な水量を計れる機能はその最たる例でしょう。ほかにも、ダイエット効果のある「難消化デンプン」を増やす炊飯モードなどがあります。多機能な割に価格はリーズナブルなので、コストパフォーマンスに優れている炊飯器です。

5-8.愛知ドビー「バーミキュラ ライスポット」

かの有名なバーミキュラを炊飯器と融合させた炊飯器です。専用のIHコンロに鋳物ホーロー鍋を乗せて炊飯します。バーミキュラの機密性・熱伝導性・蓄熱性の特長を生かし、高火力でふっくらと炊き上げるのが特徴です。炊飯モードは「普通」と「おこげ」しかありませんが、それは味への自信の表れと言っても過言ではないでしょう。

5-9.タイガー「<炊きたて>とらひめ JPE-A10Z」

タピオカ・こんにゃくなどを加工した米粒状加工食品の「とらひめ」を専用で炊くことのできる炊飯器です。とらひめはお米に比べて低等質(白米比-47%)・低カロリー(白米比-50%)なため、ダイエットなどに効果的で人気を集めています。
 

5-10.サンコー「糖質カット炊飯器 LCARBRCK」

サンコー「糖質カット炊飯器」は米を煮てから炊くことで、糖質部分を排出させて糖質をカット(-33%)します。とらひめと違って普通の米で炊けるのが大きな特徴です。

6.不要になった炊飯器を処分する方法

次は不要になった炊飯器を処分する方法をご紹介します。

6-1.自治体

炊飯器は粗大ごみに分類されます。自治体の粗大ごみセンターに依頼して回収してもらいましょう。粗大ごみとして出すには事前に粗大ごみ処理券を購入しておく必要があります。なお、粗大ごみ処理券は自治体の指定する「粗大ごみ処理券取扱所」で購入が可能です。詳しくは自治体ホームページをご参照ください。

6-2.不用品回収サービス

不用品回収業者に依頼して処分することも可能です。ただし、出張回収の場合は出張費がかかり割高なので、宅配回収や持ち込み回収を利用しましょう。業者によっては特定の家電製品(スマートフォンや高性能ゲーム機など)や楽器と一緒に処分を依頼することで、処分費用が無料になる場合があります。

6-3.リサイクルショップ

炊飯器に不具合や故障がないなら、リサイクルショップに売却するのも一つの手です。ただし、炊飯器の中古品はあまり需要が高くないので、高値で売ることは難しいでしょう。また、傷や汚れなどが目立つ場合は買い取り拒否されるケースもあります。せっかく持ち込んでも徒労に終わるリスクがあるので、必ず事前に電話で簡単な査定をしてもらいましょう。

6-4.ネットオークション・フリマサイト

ネットオークションやフリマサイトで売却・譲渡することで処分する方法もあります。ネットオークションやフリマサイトでは、値段設定を高くできるのでリサイクルショップとは違って安く買いたたかれる心配がありません。その代わり、入札がなければ出品にかかった労力が無駄になってしまいます。また、悪質なクレーマーや詐欺師などもいるので、注意が必要です。

7.炊飯器の選び方に関するQ&A

最後に炊飯器の選び方に関してよく寄せられる質問とその回答をご紹介します。

Q.修理と買い替えはどっちがお得ですか?
A.炊飯器のグレードや購入から何年経っているのか、どこが故障しているのかなどによって違ってきます。炊飯器が高価なモデルで、かつ購入からまだ新しい場合は基本的に修理がおすすめです。もしも古いものだったり安いモデルだったりするなら、修理費用の割合が大きくなってしまうので買い替えを検討すべきでしょう。

Q.古い炊飯器の活用法を教えてください
A.米を炊く以外の調理に活用してみてはいかがでしょうか。古い炊飯器は煮物やシチュー、煮豚や角煮などを作る際に使うとおいしく作れます。

Q.どこのメーカーが一番人気ですか?
A.価格比較サイトでは売れ筋ランキング1位~5位をパナソニックと象印が占めています。

Q.なぜ、炊飯器の寿命は6年なのですか?
A.炊飯器を6年以上使っている家庭も多いと思います。中には10年以上使っているという家もあるでしょう。実際、炊飯器の寿命が6年以上持つことは珍しくありません。では、なぜ6年が寿命なのかと言うと、メーカーの部品保管期限が6年に設定されているからです。6年以上たつと修理部品がなくなるので修理ができなくなります。このことから、6年を寿命とされているのです。

Q.炊飯器の処分費かかる費用はどのぐらいでしょうか?
A.炊飯器の大きさや処分法法にもよりますが、粗大ごみなら200~500円程度です。不用品回収業者に依頼した場合は、さらに出張費用などがかかります。

まとめ

今回は炊飯器の選び方にまつわる情報をご紹介しました。炊飯器は多くのメーカーがそれぞれ独自の技術を用いた独創的な製品が多くあります。「これ」というものを見つけるのは難しいと思いますが、ぜひ今回の情報を参考にして自分に合ったものを見つけてくださいね。