エアコンにかかる電気代の節約方法が知りたい! 温度設定や使い方をチェック!

暑い日が続く夏にとって「エアコン」は必要不可欠です。エアコンをつけると部屋がすぐに涼しくなりますが、どうしても電気代がかかってしまいますよね。「エアコンの電気代を節約したいけど……」と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。実は、エアコンの使い方や設定によって、電気代の節約につながることがあります。本記事では、エアコンの電気代の節約方法について解説しましょう。

  1. エアコンの電気代~基礎知識
  2. エアコンの電気代~節約の基本
  3. エアコンの節約方法~設定編
  4. エアコンの節約方法~コツ、ポイントは?
  5. エアコンの電気代に関してよくある質問

この記事を読むことで、エアコンの電気代を節約する方法とコツが分かります。悩んでいる方や節約したい方は、ぜひチェックしてください。

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1.エアコンの電気代〜基礎知識

エアコンの電気代は夏場に高くなるのが悩みの種ですよね。電気代の節約方法を知る前に、エアコンの電気代がどのくらいかかるのかチェックしておきましょう。

1-1.エアコンの電気代はどのくらいかかるのか?

エアコンの電気代は、パワー(畳数)・消費電力などで異なりますが、6~10畳タイプで1時間あたり約15~20円かかるといわれています。一般家庭の平均的なエアコンの電気代は、年間8,500~9,000円が目安です。夏場や冬場はエアコンの使用が増えるため、1か月あたり約1,500円かかるでしょう。

1-2.電気代の割合は?

冷蔵庫や炊飯器・電子レンジの家電から、照明器具・テレビなど家庭内に電気を使うものがたくさんあります。その中で、エアコンの電気代は全体のおよそ50%を占めているのです。特に、エアコンの使用が増える夏・冬場は、エアコンの電気代もかなり高くなるでしょう。つまり、エアコンの使い方やポイントを把握すれば、電気代の節約につながるというわけです。

1-3.最近のエアコン事情

最近のエアコンは、省エネ性能が充実しています。最小限のエネルギーでエアコンが使用できるため、古いエアコンよりも電気代の節約が可能です。基本的に、エアコンは毎年モデルチェンジしているので少しずつ性能がアップしており、省エネ効果も期待できるでしょう。また、湿度コントロールで室内を快適な状態に保ち続けることができる「プレミアム冷房」や、人の表面温度と周囲の温度を測定する「温冷感センサー」など機能が充実しています。

2.エアコンの電気代~節約の基本

では、エアコンの電気代節約の基本を紹介します。

2-1.1番電気を使うのはどんなときか?

エアコンは、つけ始めから室内温度を設定温度にするまでが1番電気を使います。つまり、室内温度が設定温度になれば、そこからエネルギーを消費することがないので電気代はあまりかかりません。エアコンが最も電力を消費する仕組みを把握しておけば、上手に節約できるでしょう。

2-2.外と室内の温度差をなくす

室内温度を設定温度までするのに1番電気代がかかるのなら、外と室内の温度差をなくすことが節約の大きなポイントとなります。たとえば、室内の温度が30~35℃になっているとき、設定温度を25℃にすれば、エアコンは5~10℃ほど室温を下げなければなりません。エアコンのパワーや部屋の広さによりますが、設定温度になるまで時間がかかるほど電気代も高くなります。

2-3.節約のメリット、効果は?

「工夫しても少しの節約にしかならないのでは?」と思われがちですが、エアコンの使い方や電気会社のプランの見直しなど、いろいろな工夫をすることで大きな節約につながります。工夫しだいでは、年間20,000円ほど節約効果が期待できるでしょう。前述したとおり、エアコンは家庭内における電気代のおよそ大半を占めているため、節約できれば生活費を抑えることができます。

3.エアコンの節約方法~設定編

今からでも簡単にできるエアコンの設定方法を紹介します。

3-1.設定温度はどのくらいか?

夏場の設定温度は「28℃」が理想です。「28℃だと室内が涼しくならない!」と思われがちですが、エアコンは設定温度を1℃上げるだけで約10%の節電効果が期待できます。つまり、設定温度を下げるほど電気代がかかるので注意してください。また、28℃の設定温度でも扇風機やサーキュレーターなどを併用すれば、意外と快適に過ごすことができます。

3-2.モード・風量は何が良いのか?

夏場はエアコンを「冷房モード」にしている方が多いでしょう。初めから弱運転にしているかもしれませんが、それでは室内が設定温度になるまで時間がかかります。「自動運転」で一気に室温を設定温度にしましょう。エアコンをつけるときは、「冷房モード」「自動運転」に設定してください。

3-3.風向きは?

冷たい風は下のほうに溜(た)まる傾向があるため、エアコンの風向きは水平に設定してください。そうすると、エアコンから出た冷たい風がゆっくりと下のほうに降りてきて足元に溜まります。そこで、扇風機とサーキュレーターの登場です。サーキュレーターまたは扇風機を天井に向けてまわせば、冷たい空気を室内に循環させることができます。サーキュレーターや扇風機を使わないときは、エアコンの風向きを「上向き」に設定すると良いでしょう。

3-4.省エネモードは使うべきか?

最近のエアコンには「省エネモード」という機能がついています。省エネモードは、ほかのモードに設定するよりも、消費電力を最小限に抑えることが可能です。温度設定を高くしたときに、自然と「省エネモード」になるタイプもあるでしょう。

3-5.古いエアコンは電気代が高くなるのか?

古いエアコンの場合、設定や使い方に工夫を施しても電気代がかかる可能性があります。なぜなら、古いエアコンは性能が落ち、消費電力が大きいからです。たとえば、15年前のエアコンの消費電力は1080ワットで1時間あたりの電気代が約30円、最新のエアコンは消費電力が605ワットで1時間あたりの電気代が約16円となります。なんと、1時間あたり14円もの差があるのです。10年以上同じエアコンを使い続けている場合は、新しいエアコンに買い換えたほうが良いでしょう。

4.エアコンの節約方法~コツ、ポイントは?

エアコンの電気代を節約するコツ、ポイントを紹介します。

4-1.フィルターを掃除する

エアコンのフィルターが詰まっていると、性能が落ちてしまい、余計な電気代がかかることになります。できれば、2週間に1度のフィルター掃除を心がけてください。エアコンのフィルター掃除方法は、以下のとおりです。

  1. エアコンのカバーを開けて、フィルターの表面に付着したホコリを掃除機で吸い取る
  2. フィルターをはずし、再び掃除機でホコリを吸い取る
  3. 掃除機で吸い取れなかった細かいホコリは、シャワー等で洗い流す
  4. 洗い終わった後はしっかりと乾かし、もとの位置に戻す

4-2.室外機を直射日光に当てない

エアコンの節約ポイントは「室外機」にも隠れています。室外機はベランダやエアコン近くの外壁に設置されていると思いますが、直射日光に当たっていないでしょうか。直射日光が当たると室外機が熱くなり、消費電力が大きくなります。そのため、樹木やすだれなどを使って日陰を作ってあげてください。日陰を作ることで直射日光が当たらず、約5~10%の節約ができるといわれています。ただし、室外機の吹き出し口をふさがないように注意してくださいね。

4-3.窓を断熱する

室内と外の温度差をなくすために、窓を断熱し、エアコンの電気代を節約する方法があります。室内を冷房で冷やしたとしても、温度の高い外気温が窓から室内に入り込んでくるでしょう。窓からやってくる熱を防ぐ方法としては、窓の外にグリーンカーテンを作ったり、断熱シートを窓に貼ったり、遮光・遮熱カーテンにかけ替えたりなどです。特に、熱を遮断するカーテンは値段もそれほど高くないので、夏の模様替えに活用できるでしょう。

4-4.つけっぱなし、こまめなオンオフどちらが良いのか?

「つけっぱなしにするよりも、こまめにオンオフをしたほうが良い」と耳にしますが、こまめなスイッチのオンオフのほうが電気代がかかるので注意してください。前述したとおり、エアコンは室温が設定温度になるまで一気に冷やし、その後は微風で室温をキープします。こまめにオンオフをすると、せっかく設定温度にまでなった室温が再び下がり、オンにしたときに余計な電力を消費するのです。長く外出する際はオフにしますが、室内にいるときはこまめなオンオフを避けてください。

4-5.電力会社・プランの見直し

現在、契約している電力会社や電気プランを見直すのも、エアコンの電気代を抑えるポイントです。手元に電気の利用詳細があれば、エアコンを最も多く使用する時間帯の電気料金を確認してください。電力会社のプラン内容によっては、その時間帯の電気料金が安く設定されているところもあります。さまざまなプランをそれぞれの電力会社が提供しているので、ぜひ見直してください。

4-6.エアコンの選び方に要注意!

古いエアコンから最新式に買い替える際は、エアコンを取りつける部屋の畳数に見合った製品を選ばなければなりません。もし、畳数よりも出力が小さいエアコンを購入すれば、室温が設定温度までになる時間がかかり、年間の消費電力も大きくなります。また、部屋よりも大きいエアコンも余計な電力を消費するので注意が必要です。特に、1日中つけっぱなしにするという方は、部屋の畳数に見合ったエアコンを選びましょう。

5.エアコンの電気代に関してよくある質問

エアコンの電気代に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.つけっぱなしにすると電気代が節約できるのは本当か?
A.24時間つけっぱなしにすることで電気代が安くなると思われがちですが、部屋の広さ・外の温度・木造と鉄筋の違いなど、さまざまな環境によってエアコンの消費電力が大きく異なります。たとえば、ずっと家にいるならつけっぱなしのほうが良いでしょう。逆に、数時間外出したり、室温変化が少なく、機密性・保温性が高い部屋の場合は、設定温度とのギャップがないので無駄に運転し続ける必要はありません。

Q.室外機は定期的にお手入れすべきか?
A.直射日光に当てない環境を作るだけでなく、定期的に室外機のお手入れを心がけてください。たとえば、吸い込み口が汚れていると電気代の無駄づかいにつながります。水で固くしぼったぞうきんやブラシなどで全体の汚れを落とし、周辺に落ちている葉やホコリを撤去してください。

Q.オフシーズンにできる節約方法は?
A.春や秋はエアコンを使う機会が少なくなると思います。そんなオフシーズンは、忘れずにエアコンのコンセントを抜いておいてください。コンセントを差したままの状態は、次回使用するまでの期間中、ずっと「待機電力」を保持し続けることになります。エアコンの待機電力は結構大きいといわれているので、コンセントを抜き電気代を節約しましょう。

Q.サーキュレーターを併用した場合、どのくらい節約できるのか?
A.エアコンの種類やパワーによって異なりますが、1日12時間稼働したとして、約10円電気代が節約できるでしょう。サーキュレーターを併用すれば、エアコンの設定温度を1℃下げても十分に室内を冷やすことができます。1日約10円の節約が可能になれば、1か月で約300円、1年間で約4,000円もの電気代が浮くことになるでしょう。

Q.エアコンの内部も掃除すべきか?
A.フィルターだけでなく、エアコンの内部にもホコリ・カビなどの汚れが溜まり、運転効率が悪くなってしまいます。エアコン自体の寿命が短くなる原因にもなるため、年に1回は内部の掃除を心がけてください。簡単な掃除としては、エアコン専用のスプレーを使う方法があります。ただし、スプレーだけでは完全に汚れを落とすことができないので、5年に1度はプロの業者にしっかりと清掃してもらったほうが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか? エアコンの電気代は、使い方によって節約できます。たとえば、夏場は温度を下げすぎないようにする・風量の設定を「自動運転」にするなどです。ちょっとした心がけが大きな節約につながります。また、フィルターが詰まっていると、機能性が低くなり、膨大なエネルギーを消費しがちです。定期的にフィルターを掃除することも、節約術の1つなのでぜひ心がけてくださいね。長く使い続けている場合は、新しいエアコンに買い換えるのも選択肢の1つです。