
衣類をすっきり収納するポイントとは? おすすめのアイデアを紹介!
「衣類をどうやって収納すべきか迷っている」という人は多いでしょう。衣類の収納はスペースをとるため、「収納しきれない」「無理やり収納して衣服がしわになってしまう」などの悩みが尽きません。一体どのようにして収納すれば、取り出しやすくしまいやすいだけでなく、一目で何がどこにあるか分かるようになるのでしょうか。この記事では、衣類収納によくある悩みや収納アイデアなどをまとめてご紹介します。
この記事を読むことで、衣類の収納に関する悩みを解決できるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.衣類の収納について
まずは、収納する衣類の種類や収納場所、衣服収納でよくある悩みについてまとめました。
1-1.さまざまな種類の衣類がある
収納する衣類には、コートやシャツ、スカート、パンツなどさまざまなものがあります。衣類の種類に応じて、どこにどのようにして収納すべきなのかが変わってくるはずです。たとえば、ロングコートであればつるすことができる高さが必要になりますし、シャツやスカート、パンツなどはしわにならないように収納する方法を考えなければなりません。そのほか、バッグや靴、帽子などの小物についても、最適な収納方法を検討しましょう。
1-2.収納場所はクローゼット、押し入れ、タンスなど
衣類の収納場所には、クローゼットや押し入れ、タンスなどがあります。ウォークインクローゼットがあれば十分な量の衣類を収納できますが、狭めのクローゼットや押し入れしかない家だと「収納しきれない」という悩みも出てくるでしょう。ほかの場所にタンスを設置して収納スペースを増やさなければならないなど、工夫が必要になります。
1-3.衣類収納に多い悩み
衣類を収納するにあたって、以下のような悩みが多くなっています。こうした悩みを解決するための方法を考えていきましょう。
- スペースが足りなくて収納しきれない
- うまく収納できず、衣類がしわになってしまう
- どこに何を収納してあるか、一目で分かりにくい
- 着たいときすぐ取り出すことができない
2.衣類の収納方法
何をどこに収納すべきか、衣類のたたみ方やつるし方など、収納の基本をご紹介します。
2-1.出し入れのしやすさを考えて収納する
衣類収納の基本は、出し入れのしやすさです。たとえば、クローゼットを上段・中段・下段に分けて考えてみましょう。普段よく着る衣類は、最も出し入れがしやすい中段または下段に収納するべきです。中段にはハンガーポールがついているため、そのままハンガーにかけてつるしましょう。たたんで収納できる衣類は、衣装ケースに入れて下段に設置してください。十分なスペースがある場合は、洋服タンスをそのまま入れてしまってもよいでしょう。出し入れが最もしにくい上段には、シーズンオフのものなど、普段使わないものを収納するのがおすすめです。
2-2.立てて収納すると便利
衣類をたたんで収納すると、出し入れの際にぐちゃぐちゃになって何がどこにあるのか分からなくなってしまいがちです。そこで、「立てる」たたみ方をおすすめします。衣類を平置きするのではなく、立ててたたんだ衣類を並べて収納するのです。そうすることで、一目で何がどこにあるのか分かります。上から引き出すだけなので、取り出す際にぐちゃぐちゃになってしまう心配もなく、大変便利です。
2-3.たたみ方の基本
衣類を立てて収納する場合のたたみ方をご紹介しましょう。
2-3-1.Tシャツの場合
- 広げて置き、両端を3分の1ずつ折る
- 袖を後ろに折りこんで長方形にする
- 裾のほうから2つ折りにし、さらにもう1回折って4つ折りにする
2-3-2.セーターやトレーナーの場合
- 広げて置き、両袖が交差するように前に重ねる
- 袖と一緒に肩と身頃の部分を折りたたみ、細長い長方形にする
- 裾から上に折りこみ、表に返して形を整える
2-3-3.スカートの場合
- 広げて置き、真ん中から縦半分に折る
- 裾のほうから内側に折り、長方形にする
- 横に何度か折り、コンパクトにする
2-4.つるすときは長さを合わせて
衣類をハンガーにかけてつるす場合は、長さの同じものをそろえるのがポイントです。そうすることで、丈(たけ)の短い衣類の下に広い空間ができます。その空間を利用して衣装ケースやタンスを設置すれば、スペースを有効活用することが可能になるのです。
3.衣類の収納アイデア
衣類を上手に収納するためのアイデアや注意点をご紹介しましょう。
3-1.クローゼットを2分割してデッドスペースを有効活用
クローゼットに衣類を収納する際、デッドスペースができてしまいがちです。そこで、自分で棚をつけたりカラーボックスを設置したりして、クローゼット内を2分割して使ってみましょう。また、つり下げ収納を仕切り代わりに使う方法もおすすめです。もったいない空間ができるのを防ぎ、クローゼット内を無駄なく使うことができますよ。
3-2.同じハンガーや衣装カバーで見た目をすっきりと
収納スペースをすっきりと見せるために、使用するハンガーを同じにしたり衣装カバーをかけたりするのもおすすめです。「ごちゃごちゃ感が気になる」という人は、ぜひ試してみてください。
3-3.衣類収納におすすめのグッズとは?
衣類を無駄なくすっきり収納するために、グッズを活用しましょう。たとえば、クローゼット内にメタルラックやカラーボックスを入れて衣類を収納すれば、無駄なすき間を作ることはありません。また、中身を確認しやすいように、キャスターつきの収納ケースなどを利用するのもよいでしょう。そのほかにも、下着や小物を整理しやすい仕切り板や、S字フックをかけてバッグや帽子などをつるせるワイヤーネットなども、100円ショップで購入できます。活用してみるとよいでしょう。
3-4.何が入っているか一目で分かるようにしておく
収納ケースを使って衣類を収納する場合、ありがちなのが「何がどこに入っているか分からない」という悩みです。必要なものをすぐに取り出すことができるように、どのケースに何が収納してあるのか一目で分かるようにしておきましょう。衣類はできるだけ種類別に分けてケースに収納し、ケースの外側に中身を書いたラベルを貼っておくのがおすすめです。簡単に取り出すことができるようになるため、収納スペース内がごちゃごちゃするのを防ぐことができます。
4.衣類の収納に関するよくある質問
「衣類の収納について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.衣類が収納しきれないため、少し処分したいと思っています。捨てるかどうか、何を基準にして判断すればよいでしょうか?
A.1年間ほとんど着ていないもの、シミやほつれがあるもの、サイズが合わないものは今後着ることはないと考えるべきです。
Q.クローゼット内のハンガーポールには、どのくらいの量の衣類をつるすべきでしょうか?
A.あまり詰めすぎると洋服と洋服の間に手が入らず、出し入れしにくくなります。全体の7~8割を心がけましょう。
Q.収納スペースが押し入れしかありません。どうすればうまく衣類を収納できるでしょうか?
A.押し入れは奥行きが深いため、前と後ろに仕切って使うのがおすすめです。使用頻度の低いものは後ろに、よく使用するものは手前に収納しましょう。
Q.半透明の衣装ケースだと中身が見えてごちゃごちゃ感が出てしまいます。どうすればよいですか?
A.好きなデザインのインテリアシートやリメイクシートを貼って目隠しするとよいでしょう。包装紙などを使う方法もおすすめです。
Q.コートなどの冬用アウターは、使わない間どのように収納しておけばよいでしょうか?
A.そのままクローゼットに収納するとカビの原因になる可能性があるため、除菌スプレーをかけてしっかり乾かし、衣装カバーをかけた状態で収納してください。冬用のアウターは場所をとるため、圧縮袋に入れて収納するのもおすすめです。ただし、シワがつくこともあるので空気を抜きすぎたり詰め込みすぎたりしないように注意してください。
まとめ
いかがでしたか? 衣類を収納するにあたってよくある悩みや、おすすめの収納アイデアなどをまとめてご紹介しました。工夫して収納することで、収納スペースをさらに有効活用することができ、衣類の出し入れも簡単になるはずです。衣替えの際にも楽になるため、ぜひこの記事を参考にして実践してみてください。