ぬいぐるみの洗濯・クリーニング方法は? キレイな状態を保つコツ

「大切なぬいぐるみの洗い方が分からない」「どうすればぬいぐるみをキレイに保ち続けられるの?」など、ぬいぐるみの洗濯やクリーニングで悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。ぬいぐるみといっても洗濯表示・大きさ・素材などが異なります。そのため、まずはぬいぐるみの洗濯表示を確認し、それぞれに適した方法でクリーニングをするのが大切です。誤った方法で洗濯すると、大切なぬいぐるみが台無しになってしまうので注意しなければなりません。そこで、本記事では、ぬいぐるみの洗濯方法とポイント・キレイに保つコツについて解説します。

  1. ぬいぐるみを洗濯する前に確認すべきこと
  2. ぬいぐるみを洗濯機で洗う方法
  3. 洗濯機で洗えない場合の対処法は?
  4. クリーニングに出す場合の手順と注意点
  5. ぬいぐるみをキレイに保つコツ
  6. ぬいぐるみの洗濯方法に関してよくある質問

この記事を読むことで、ぬいぐるみの正しい洗濯方法とキレイに保つコツが分かります。悩んでいる方は、ぜひチェックしてください。

1.ぬいぐるみを洗濯する前に確認すべきこと

ぬいぐるみを洗濯する前に、確認してほしいことをいくつか紹介します。大切なぬいぐるみをキレイな状態で保ち続けるためにも要チェックです。

1-1.洗濯表示を確認する

まずは、自分で洗濯ができるか「洗濯表示」をチェックしてください。洗濯表示で「手洗いマーク」がついているなら、家庭で洗うことができます。ただし、ぬいぐるみの中には洗濯表示がなくなってしまっているものもあるでしょう。その場合は、素材で判断してください。家庭で洗える素材は、ポリエステルなど化繊系です。中綿もポリエステル素材なら洗っても問題ありませんが、革・紙などでできている部分があれば洗濯できないので注意してください。

1-2.大きさを確認する

中には、家庭の洗濯機に入らないサイズのぬいぐるみがあるでしょう。無理やり洗濯槽に押し込んで洗ってしまうと、ぬいぐるみが破けたり傷んだりすることになります。無理に家庭で洗おうとせず、十分な大きさの洗濯槽があるコインランドリーを活用しましょう。クリーニング店に依頼する方法も選択肢の1つです。

1-3.洗濯・クリーニングの頻度は?

具体的な頻度は決まっていませんが、月に1度洗う方が多いようです。また、毎日抱いて触ったりしているぬいぐるみなら、こまめに洗ったほうが衛生的でしょう。逆に、インテリア感覚で置いているだけなら、ホコリが溜(た)まるくらいなので、汚れが気になってきたときに洗ってください。どんな環境で使っているのかによって、洗濯・クリーニングの頻度が変わります。

1-4.自分で洗えるのか?

前述したとおり、素材・大きさによっては家庭の洗濯機またはコインランドリーで洗うことができます。ただし、以下の項目に当てはまるぬいぐるみは、専門店に任せたほうが安心です。

  • 人工皮革でできたぬいぐるみ、または部分的に革を使用したぬいぐるみ
  • 中綿素材がポリエステル・ビーズ・パイプ以外のものを使用したもの
  • 水で色落ちする素材を使用したもの
  • 中に機械が埋めこまれているもの
  • サイズが大きくて洗濯機に入らないもの
  • アンティークもの
  • 腕・頭の継ぎ目に接着剤を使用しているもの
  • 目・鼻・口などがボタンでできている、または凸凹(でこぼこ)があるもの

2.ぬいぐるみを洗濯機で洗う方法

ぬいぐるみを自分で洗うには、「自宅の洗濯機」または「コインランドリー」を利用する2つの方法があります。それぞれの手順について解説しましょう。

2-1.自宅の洗濯機で洗う場合

自宅の洗濯機で洗う手順は以下のとおりです。

  1. 洋服・ラベルなど取りはずしが可能なものは取りはずす
  2. 洗濯機に入れる前に、ブラッシングでホコリなどの軽い汚れを落とす
  3. ぬいぐるみが入るサイズの洗濯ネットに入れる
  4. 手洗いコース(ドライコース)で洗濯する
  5. 脱水前にぬいぐるみを取り出してタオルで包む
  6. タオルに包んだまま洗濯ネットに入れ、30秒ほど脱水する
  7. ぬいぐるみを乾かして完了

洗濯機で洗う場合は、おしゃれ着用の中性洗剤を使用します。ふわふわに仕上げたい方は、一緒に柔軟剤を使用すると良いでしょう。また、脱水の回転は激しいので、デリケートなぬいぐるみが破けないようにするためにも、タオルに軽く包んで脱水をしてください。

2-2.コインランドリーを利用する場合

家庭の洗濯機で洗えない大きさのぬいぐるみは、コインランドリーを活用しましょう。コインランドリーには、布団などが洗える大型用の洗濯機が用意されています。大型用乾燥機もあるので、洗濯から乾燥まで行うことができるでしょう。大きなぬいぐるみを洗濯機に入れてすき間があれば、そこに小さなぬいぐるみを入れて洗うのもポイントの1つです。

3.洗濯機で洗えない場合の対処法は?

洗濯機で洗えない場合は、手洗いでキレイにできます。浴室でできる簡単な手洗い方法を以下にピックアップしたので、ぜひチェックしてください。

<必要なもの>

  • ブラシ
  • 洗面器
  • おしゃれ着用の中性洗剤
  • タオル類

<手順>

  1. 洗濯機で洗う場合と同じく、付属品を取りはずし、ブラッシングで軽いホコリを払い落とす
  2. 洗面器などの容器にぬるま湯を張り、おしゃれ着用の中性洗剤を溶かして入れる
  3. ぬいぐるみを洗剤液に浸し、押し洗う
  4. 汚れが目立つ部分はやさしく擦(す)り洗いをする
  5. ぬいぐるみの汚れがある程度落ちたら、軽くしぼりぬるま湯を換えてすすぐ
  6. 洗剤が残らないようにすすぎは3回ほど行う
  7. タオルで軽く水拭きをし、天日干しでしっかり乾燥させる

もし、ぬいぐるみを丸洗いできない素材なら、ぬいぐるみをビニール袋に入れて全体に重曹をふりかけてください。重曹は消臭効果も期待できるので、30分ほど放置しましょう。そして、掃除機で重曹を吸い取り、軽く水拭きをしてから乾燥させれば完了です。

4.クリーニングに出す場合の手順と注意点

クリーニングに出す場合の主な手順と注意点について解説します。

4-1.主な手順

近場のクリーニング店にぬいぐるみを持ち込み、依頼しましょう。ただし、ぬいぐるみが大量にあったりサイズが大きかったりして運搬が困難な場合は、宅配サービスを実施しているクリーニング店を利用してください。宅配サービスなら運搬を宅配業者へ依頼できるため、手間と時間がかかりません。ただし、送料が自己負担になるところがあります。依頼前に、送料など手数料をきちんと確認しておきましょう。

4-2.クリーニング店へ依頼する際の相場価格は?

ぬいぐるみの大きさによって異なります。たとえば、30cm以内なら約1,500円、30cm以上なら10cm大きくなるたびに約1,000円追加料金がかかるでしょう。1mほどの大きさになると、数万円かかる可能性があります。具体的な費用に関しては、クリーニング店に尋ねて確認しましょう。また、追加料金の有無もチェックしてください。

4-3.注意点

「後で追加料金を請求された」「きちんとキレイにならなかった」など、クリーニング店とのトラブルが起きています。中には、きちんとクリーニングをしない悪徳な店舗も存在しているので注意が必要です。どんな方法でクリーニングするのか、料金体系が明確になっているのかなど、細部まで確認してから依頼しましょう。

5.ぬいぐるみをキレイに保つコツ

ぬいぐるみをキレイなまま保ち続けるために、ぜひ心がけてほしいコツがあります。

5-1.定期的にクリーナーとブラシでお手入れする

新品のようにキレイな状態を保ち続けるのはさすがに難しいものですが、定期的なお手入れを心がければキレイに保ち続けることができます。ぬいぐるみのお手入れ方法は、専用のクリーナーとブラシで掃除することです。ぬいぐるみを扱っている店舗やホームセンター等では、ぬいぐるみ専用のクリーナーとブラシが販売されています。定期的にクリーナーをブラシにつけてお手入れをしてください。

5-2.洗濯後はきちんと水分を取る

ぬいぐるみを洗った後は、しっかりと水分を抜かなければなりません。水気が残っていると、カビや型崩れの原因となるので要注意です。また、水気があるとぬいぐるみが硬くなってしまうのでふわふわ感が残りません。きちんと乾かすことが、ぬいぐるみをキレイに保つコツとなります。また、ふんわり仕上げたいときは、柔軟剤を利用してください。手洗いの場合も、柔軟剤を入れて20~30分ほど放置すればOKです。

5-3.こまめに掃除機をかけて天日干しをする

ぬいぐるみを置いている場所は人によってさまざまですが、いつも風通しの悪い場所に置いてしまうと湿気が溜(た)まり、ダニ・ノミが発生します。そのため、定期的に天日干しをしたり、掃除機でホコリを吸い取ったりしてください。日に当ててから掃除機で吸い取ると、アレルギー対策にもなります。

5-4.ぬいぐるみの保管方法も大事!

定期的に洗濯したりお手入れをこまめにしたりするのは意外と大変なことですよね。日ごろのお手入れを楽にするためにも、ぬいぐるみの保管方法が大切なポイントとなります。たとえば、ホコリがかぶらないようにディスプレイケースに入れるなどです。また、子どもが遊ぶぬいぐるみは、すぐに汚れてしまうので、洗いやすく衛生面で安心な素材のものを選ぶのも大切なポイントとなります。

6.ぬいぐるみの洗濯方法に関してよくある質問

ぬいぐるみの洗濯方法に関してよくある質問を6つピックアップしてみました。

Q.洗濯に最適な日は?
A.ぬいぐるみの洗濯に適しているのは、風が適度に吹いている晴れの日です。湿度の高い梅雨の時期はカビが発生しやすい傾向があるため、できるだけ避けましょう。どうしても洗濯したいときは、乾燥機を活用してください。コインランドリーなどにある「静止乾燥」を使うと素早く乾燥できます。

Q.クリーニング店へ依頼するメリットは?
A.クリーニング店の大きなメリットは、技術や経験があるだけでなく必要な装備もそろっているため、防ダニ加工・シミ抜き・綿取り替えなど自分ではできないオプションサービスが利用できることです。オプション内容はクリーニング店によって異なるため、事前に確認しておきましょう。特に、子どもが使うぬいぐるみは衛生面が気になるのでクリーニング店への依頼をおすすめします。

Q.ぬいぐるみクリーニング専門業者とは?
A.ぬいぐるみを専門としたクリーニング業者のことです。ぬいぐるみをキレイに洗うだけでなく、ほつれの修理や綿詰めまで依頼できます。抗菌加工・防ダニ加工を施してくれるところもあるため、ぬいぐるみを新品状態に戻したいときはぜひチェックしてみてください。中には、天然のせっけんを使用して丸洗いを行う業者もあるので、赤ちゃん用のぬいぐるみでも安心して依頼できます。

Q.ダニを除去するポイントは?
A.「洗濯前のブラッシング」と「乾燥」が大きなポイントです。洗濯前にぬいぐるみをブラッシングすることで、素材の中に潜んでいるダニをかき出すことができます。また、ダニは乾燥に弱いため、徹底的に乾燥させてください。もし、水気が残るとダニが増殖するおそれがあります。

Q.色落ちしないか心配……
A.心配な方は、色落ちテストをしてください。白い布に中性洗剤をつけて、ぬいぐるみの目立たない部分を軽くたたきます。布に色がつかなければ洗濯しても色落ちしない証拠です。もし、そこで色がついた場合は、家で洗濯せずにクリーニング店へ依頼したほうが良いでしょう。

Q.ドラム式の洗濯機でぬいぐるみは洗濯できるのか?
A.ぬいぐるみの洗濯は、縦型の洗濯機よりもドラム式のほうが好ましいとされています。ドラム式で洗濯する際は、洗剤の量に気をつけてください。洗剤の量が多いと触り心地が悪くなり、体にもよくありません。通常の洗剤量よりも1割ほど減らした量にするのがポイントです。

まとめ

いかがでしたか? 大切なぬいぐるみをキレイな状態で保ち続けるためには、その素材に適した正しい方法でクリーニングをしなければなりません。間違った方法でクリーニングをすると、色があせたり傷がついたりとひどい状態になるおそれがあります。中には、自宅の洗濯機で洗えるぬいぐるみもあるので、まずはどんな素材でできているのか、洗濯機洗いが可能かどうかチェックしましょう。洗濯機で洗えない場合は、専門のクリーニング店に依頼したほうがキレイにしてもらえるので安心です。