キッチンをきれいに保つコツを紹介! 調理中に気をつけるポイント

「キッチンをきれいに保ちたいけれど、どうすれば良いのか分からない」など、キッチンの整理整頓で悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。キッチンは毎日使う場所なので、汚れやすく、衛生面が気になりますよね。しかし、「きれいにしてもすぐに汚くなる」「頑固な油汚れが落ちない」など、さまざまな悩みを抱えているはず。そこで、本記事では、キッチンが汚れる原因から、きれいに保つコツとポイントをまとめて紹介します。

  1. キッチンが汚れる原因は?
  2. キッチンをきれいに保つコツは?
  3. 調理中に気をつけるポイント
  4. 掃除中に気をつけるポイント
  5. キッチンの掃除と整理に関してよくある質問

この記事を読むことで、キッチンをきれいに保つ方法とポイントが分かります。悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

1.キッチンが汚れる原因は?

まずは、キッチンが汚れる原因をチェックしておきましょう。主な汚れは、「油」「カビ」「手垢(てあか)」「ホコリ」の4つがあります。

1-1.油汚れ

キッチンの汚れといえば「油」です。油は、見えない小さな粒となって飛んでいるため、目に見えないところで頑固な汚れになっている可能性も……。また、油汚れをそのまま放置すると、ベタベタとした汚れに変わり、さらにその上からホコリが付着しガチガチな状態となります。これが非常にやっかいな汚れで、そうそう簡単に落とすことができません。特に、油汚れが目立つのは、コンロまわり・壁・レンジフードです。

1-2.水垢、ヌメリ、カビ

水を使うキッチンは、水垢(みずあか)とヌメリがつきやすい場所です。たとえば、シンクを使用した後、水滴をそのままにしておくと、水に含まれる成分が乾燥し硬くなります。これが「水垢」です。また、細菌やバクテリアでできているヌメリは、油汚れと食材カスによって、さらに繁殖しやすくなります。水垢とヌメリを放置すると、カビの発生原因になるので注意が必要です。

1-3.手垢(てあか)

シンクの縁(ふち)や冷蔵庫の取っ手などに、白くなっている汚れがありませんか? それが「手垢」です。手垢は皮膚から分泌される汗・皮脂の成分で、家中のあちこちにつきやすい汚れでしょう。キッチンの場合、調理中に食材を扱うことになるため、手垢+食材カスや汁などの汚れもついてしまいます。手垢は防ぐよりも、こまめに拭き取ることが大切です。

1-4.ホコリ

食器棚、食品ストッカーの棚板、引き出しなどに溜(た)まりやすいのが「ホコリ」です。ホコリが乾いた状態なら取りのぞきやすいですが、濡(ぬ)れた状態の汚れは除去しにくくなります。特に、油汚れの上についたホコリはガチガチになっているため、頑固な汚れになりがちです。キッチンのホコリは「水気」と「油」とくっつきやすいので、リビングなどほかの場所に溜まるホコリよりもやっかいでしょう。

2.キッチンをきれいに保つコツは?

キッチンの汚れを理解した上で、次はきれいに保つコツをチェックしていきましょう。ほんの少しの工夫で、きれいに保つことができます。

2-1.ふきんとクロスなど拭き取る布を常備する

キッチンの汚れは、時間が経(た)つほど頑固な汚れになり落ちにくくなります。そのため、汚れたときにサッと拭き取れるように、ふきんやクロスなど布を常備しておきましょう。できれば、「手が濡れたときに拭く用」と「汚れたときに拭く用」の2種類を準備してください。すぐ手に取れる場所に置いておけば、使用すぐに汚れを拭き取ることができます。

2-2.生ゴミや汚れたものの置き場所を決める

調理中に出たゴミや汚れたものをシンクや流しに放置すると、悪臭が漂い、雑菌も繁殖しがちです。そのため、生ゴミや汚れたものの置き場所を決めてください。たとえば、野菜の皮など食品の廃棄分は、一旦(いったん)サラダボウルなどの容器に入れ、最後にまとめてゴミ箱に捨てればOKです。また、汚れたフライパン・鍋などは使用後シンクに入れ、調理しながら洗うと良いでしょう。

2-3.作業スペースをきれいにする

今、シンクとカウンターに何が置かれていますか? 調味料やまな板など、ものが散乱しているならすべて片づけてきれいにしてください。なぜなら、作業スペースをきれいにしておかないと、片づけながら調理できないからです。作業スペースがキレイな状態だと、調理がしやすくなり、楽しく作業できるでしょう。そのため、作業スペースは極力ものを置かないほうがきれいになります。

2-4.必要最低限のものだけ使う

フライパン・鍋・スプーンなど調理道具がたくさんあるほど、作業スペースが混雑し汚れやすくなります。キッチンをきれいに保つためには、余計なものを処分することが大切です。また、必要以上の調理スプーンがあると、すぐに新しいものを使用するため、どんどん洗いものが増えてしまいます。1組しかなければ、汚れたものを洗って使わなければならないので、洗いものを放置するような状態にはなりませんよね。現在、所有している調理器具を見直し、使っていないものは処分して数を減らしましょう。

2-5.収納グッズを上手に使う

ラップ・アルミホイル・オーブンペーパーなど調理に使用するアイテムをそのままキッチンに放置したり、乱雑に置いたりするのはNGです。毎日使うキッチンだからこそ、小さなアイテムも収納グッズを利用しまとめて保管しましょう。たとえば、ラップやアルミホイルなどよく使うものは、ボックスに収納し取り出しやすい棚へ置くと良いでしょう。そうすれば、キッチンの作業スペースもスッキリします。

3.調理中に気をつけるポイント

きれいなキッチンを保ち続けるコツは、調理中にも隠れています。調理中にできるポイントをいくつか紹介するので、ぜひチェックしてください。

3-1.汚れをすぐに拭き取る

基本的なことですが、調理中についた汚れをすぐに拭き取りましょう。前述したとおり、すぐに汚れを拭き取らなければ、取りのぞきにくい頑固な汚れになります。また、料理中に食材を床へ落としてしまうこともあるでしょう。そんなときは、ウエスで拭き取ってください。ウエスは工場の機械についた油汚れを落とす際に使う布です。

3-2.使用後の道具はすぐに洗う

使用した鍋・フライパンなどの汚れものは、調理中のすき間時間にどんどん洗いましょう。調理道具には食材カスや油がついているため、放置するほど固くなり、落ちにくくなってしまいます。何か仕事を終えたらすぐに汚れものを洗うという流れを心がけてください。調理後にまとめて洗うという方もいますが、調理中にこまめに洗ったほうが片づけが楽になりますよ。

3-3.食材は先に用意する

必要なときに冷蔵庫から食材を取り出しては調理している、そんな方をよく見かけます。しかし、調理中の手には油や食材カスがついているため、冷蔵庫の取っ手にそのまま汚れが付着しやすくなるので注意が必要です。あちこちに汚れをつけないためにも、使用する食材は先に全部用意しておきましょう。ただし、「切った材料を入れておく場所がない」という問題が発生します。そういうときは、まな板を皿代わりにしたり、鍋のフタを代用するなど工夫してください。そうすれば、洗いものも少なくなるでしょう。

3-4.料理は余裕をもって

料理時間を省くために、手早く調理しようと慌てて作業をしていませんか? 慌ただしい調理は、ものを落としたり、しょうゆなど調味料をこぼしたり、油を飛び散らせたりなど、キッチンが汚れやすくなる要因の1つです。キッチンをきれいに保つためには、余裕をもって調理することも大切なポイントとなります。

4.掃除中に気をつけるポイント

ここでは、キッチンを掃除する際の注意点を紹介します。

4-1.汚れに合わせた方法で掃除する

キッチンの主な汚れは油・水垢・カビ・手垢・ホコリとさまざまですが、大きく分けると「油汚れ」と「水性汚れ」の2種類となります。それぞれの特徴に合った方法で掃除をするのがポイントです。
油汚れは酸性なので、アルカリ性の洗剤を使ってください。アルカリ性の洗剤には、セスキ・重曹・油汚れ専用などがあります。逆に、水垢などの水性汚れはアルカリ性なので、クエン酸など酸性の洗剤を使いましょう。

4-2.ステンレス素材の扱いに注意

キッチンの壁やシンクの素材として使われている「ステンレス素材」は、傷に弱い特徴があります。そのため、硬いたわしやスポンジを使わないでください。できるだけ、やわらかいスポンジを使い、やさしく掃除しましょう。また、お手入れ後には必ず十分に水拭きをしてください。中性洗剤を使用する場合は、薬品が残らないようにするのがポイントです。薬品が残るとサビの原因となる可能性があるので注意しましょう。

4-3.除菌スプレーを使う

キッチンのヌメリが激しいところは、殺菌・除菌効果のスプレーを使って取りのぞいてください。たとえば、アルコール系・キッチン用漂白スプレーなどがあります。雑菌の繁殖を防止することで、カビの発生も抑えられるでしょう。ただし、アルコールは蒸発しやすく大量に吸い込むと気分が悪くなることがあるため、換気をしながら使用してください。

4-4.水滴をきちんと拭き取る

掃除中に飛び散った水をそのまま放置してはいけません。なぜなら、水滴からヌメリ・カビが発生し、キッチンが汚れてしまうからです。汚れだけでなく、悪臭の原因にもなります。そのため、掃除後はキッチンの水気をきちんと拭き取りましょう。特に、シンクには水滴が残りやすいので、乾いた布で拭いて乾燥させることが大切です。定期的な換気も心がけてくださいね。

5.キッチンの掃除と整理に関してよくある質問

キッチンの掃除と整理に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.キッチンの掃除を怠ると、どうなるのか?
A.衛生面が悪くなるのはもちろん、油汚れを溜めたままにしていると、調理中に油汚れに火が燃え移り、火事につながるおそれがあります。「少し汚れているだけだから大丈夫」と思わずに、小さな汚れだからこそこまめに拭き取ることを心がけてください。調理後は、毎回キッチンを掃除する習慣をつけていきましょう。

Q.キッチンコンロの掃除方法は?
A.油が付着しやすいキッチンコンロには、「重曹」がおすすめです。油汚れの気になる箇所に重曹をふりかけ20分放置してください。すると、油汚れが浮いてくるのでキッチンペーパー等で拭き取ります。後は、使い古した布で構いませんので二度拭きをするだけです。五徳を掃除する場合は、重曹大さじ1~2杯ほど混ぜたぬるま湯(1リットル)につけおきします。細かい部分の汚れは、古い歯ブラシでこするときれいに取れるでしょう。

Q.手垢を取りのぞくポイントは?
A.ついたばかりの手垢なら雑巾で簡単に落ちますが、時間が経った手垢はやっかいです。そんなときは、重曹またはセスキ炭酸ソーダを使ってください。どちらともアルカリ性の性質を持っているため、酸性の手垢を落とすことができます。これらの掃除アイテムを活用するのがポイントです。

Q.三角コーナーは使わないほうが良いのか?
A.三角コーナーに生ゴミを放置すると、悪臭やヌメリの原因となり、雑菌が繁殖しやすくなるでしょう。そのため、三角コーナーに入れるのではなく、調理後に出た生ゴミはすぐ新聞紙に包んで、ゴミ箱に捨ててください。一見、便利なアイテムですが、使わないほうがキッチンを清潔に保つことができます。

Q.調理中に洗いものを少なくするコツは?
A.調理中、お湯を沸かしたり、食材をゆでたりすることがあるでしょう。何かに火が通るのを待っている時間を活用してください。調理中のちょっとした時間に、洗いものをパパッと済ませることで汚れものを放置することがなくなりますよ。

まとめ

いかがでしたか? キッチンをきれいに保つためには、なぜ汚れるのか原因を知ることが大切です。キッチンの汚れの種類や付着しやすい場所を把握しておけば、そこを中心に掃除できます。キッチンは油と水を使う場所なので、ほかの場所よりもすぐに頑固な汚れになりがちです。時間が経過するほど取りのぞきにくくなるため、「すぐに汚れを拭き取ること」が大切なポイントとなります。調理中に気をつけるポイントや掃除のコツを知り、きれいなキッチンを保ち続けてくださいね。