ベッドのダニにお悩みの方! 掃除と予防のコツを伝授

ベッドには、汗などの湿気や、皮脂・ホコリなどの汚れがたまりやすいため、ダニが発生しやすいものです。特に、アレルギーがある人は、常にキレイに掃除して確実にダニ対策をする必要があります。しかし、ベッドは丸洗いすることができないため、どんな掃除を行うべきか悩んでいる人もいることでしょう。そこで、今回は、ベッドのダニの掃除と予防のコツについて詳しく解説します。

  1. ダニの基礎知識
  2. ベッドのダニについて
  3. ベッドのダニの掃除方法
  4. ベッドのダニの予防方法
  5. ベッドのダニや掃除に関するよくある質問

この記事を読むことで、ダニについて詳しくなり、ベッドに繁殖するのを効果的に掃除・予防することができます。まずは、記事を読んで参考にしてください。

1.ダニの基礎知識

最初に、家の中に発生するダニの種類や影響・原因などについて解説します。

1-1.家の中に発生するダニとは

家の中には、さまざまな種類のダニが発生します。高温多湿を好み、主な発生源はペット・布製品や粉状の食品類などです。人を刺すイエダニ・ツメダニのほか、刺さなくてもアレルギー源になるチリダニ・コナダニなどの種類があります。ダニの被害を防ぐためにも、こまめな掃除や対策が必要です。

1-2.ダニの影響について

ダニに刺されると、皮膚にかゆみや発しんが出ます。かゆくてよく眠ることができないなど、睡眠障害の原因にもなるので注意しましょう。また、ダニに対してアレルギー反応を起こす人も多くいます。生きているダニだけでなく、死がいやフンも対象です。特に、アレルギー性鼻炎やアレルギー性皮膚炎・喘息(ぜんそく)などが悪化しやすいため、ダニの繁殖を抑えることが必要になります。

1-3.ダニが発生する原因は?

ダニは、高温多湿の環境を好みます。ベッドは、寝汗などで湿気がこもりやすく保温性が高いため、ダニの繁殖には好条件となるのです。また、髪の毛・フケ・垢(あか)・皮脂なども、ダニのエサとなります。こまめに掃除や除湿をしないベッドには、ダニが繁殖するのも当然でしょう。

2.ベッドのダニについて

ベッドのダニについて、種類や量・チェック方法など詳しく解説します。

2-1.ベッドのダニはどこにどんな種類がいる?

ベッドにいるダニには、以下のようなものがあります。

2-1-1.チリダニ

チリダニは、人を刺すことはありません。しかし、ダニ本体や死がい・フンなどが、アレルギーの原因になります。特に高温多湿を好み、じゅうたんやベッドのマットレス・シーツなどの布製品が主な生息場所です。

2-1-2.コナダニ

コナダニは、4~9月ごろが繁殖時期で、ツメダニのエサとなります。人を刺すことはありませんがアレルギーの原因になるのです。低温に強く、保管状態の悪い食品(開封後、密閉容器に入れず常温保存しているなど)に大繁殖する恐れがあるので注意しましょう。ベッドで飲食をする場合、食べこぼしを放置することで繁殖することもあります。

2-1-3.ツメダニ

ツメダニは、コナダニなども捕食して食べます。そのため、コナダニが多いところには、ツメダニも生息している可能性が高いのです。ツメダニは、人を刺すこともあり、カーペットや畳などに多く発生します。

2-1-4.イエダニ

イエダニ類は、人を刺して吸血します。ネズミなどを介して屋内に入り込み、繁殖するのです。イエダニに刺されると、強いかゆみと発しんを伴います。6~9月ごろに繁殖しやすいダニです。イエダニが吸血すると1ミリほどの大きさで赤黒くなるため、肉眼でも確認できます。

2-2.ベッドにはどのくらいのダニがいるか

ベッドには、通常数百~数千匹のダニがいます。ベッドが高温多湿の環境になると、数万匹以上に増えることがあるので気をつけましょう。特に、枕や布団・マットレスなど、肌が触れる部分に多く存在します。また、生きているダニだけでなく、死がいやフンも相当量に上るものです。きちんと掃除をし、繁殖しにくい環境に維持しましょう。

2-3.ベッドのダニのチェック方法

ベッドのダニを疑う場合は、以下のポイントに添ってチェックしましょう。

  • ベッドに赤黒い点がついていることがある
  • 1ミリ程度の赤黒い点が動いている
  • ベッドで寝るとかゆみや発しんが出ることがある
  • ベッドで寝るとせきやくしゃみがとまらない
  • ベッド掃除を数日以上していない(シーツ・枕カバー交換を含む)
  • 部屋の掃除が不十分
  • 部屋の湿度や温度が高い
  • 汗かきである
  • 夜に入浴しないでベッドに入る
  • 犬や猫などのペットを飼っている

3.ベッドのダニの掃除方法

ベッドのダニの掃除について重要性・掃除方法・ポイントのほか、天日干しについて詳しく解説します。

3-1.ベッドの掃除の重要性

ベッドを使用すると、垢(あか)・フケ・髪の毛・皮脂などの汚れが付着します。入浴を欠かさない人でも、付着汚れをゼロにすることはできません。また、就寝中には大量の汗をかいているため、マットレスには湿気がこもっているものです。掃除をしないと、高温多湿の環境とエサが豊富にあることにより、ダニが大量発生してしまいます。ベッドの掃除は、こまめに行うことが大切です。

3-2.ベッドの掃除方法

ダニを除去するためには、除湿とクリーニングの両方を考える必要があります。枕カバーやシーツは洗濯機で丸洗いをし、よく乾かしましょう。布団は、自宅での丸洗いが難しいものです。布団乾燥機などを使って除湿する・こまめに天日干しするなどで除湿対応してください。表面に付着した汚れやホコリは、掃除機などで除去しましょう。なお、マットレスは、時々持ち上げて湿気を逃がすと効果的です。布団やマットレスに関しては、業者に依頼して定期的にクリーニングを行うことをおすすめします。

3-3.ベッドの掃除のポイント

ベッドの掃除は、毎日行うことが理想的です。掃除グッズをうまくつかうと、簡単に掃除できます。たとえば、掃除機をを使用するときに布団・マットレス専用の掃除ノズルを取りつければ、布団の表面に付着したものをうまく除去できるものです。気になるときはすぐに掃除をし、ダニの繁殖を抑えましょう。

3-4.天日干しについて

湿気を取るために、布団は天日干しにしましょう。ただし、裏表まんべんなく行うことが大切です。なお、天日干しをしただけではダニの駆除はできません。天日干しをしてから仕上げに丁寧に掃除機をかけ、ダニやダニの死がい・フンなどを除去しましょう。なお、マットレスは天日干しがしにくいので、こまめに裏返して湿気を逃がすようにしてください。

4.ベッドのダニの予防方法

ベッドのダニの予防方法について注意点を含め、具体的に解説します。

4-1.ダニを寄せつけない環境

ダニは、高温多湿を好むため、予防は除湿が大きなカギをにぎります。特に、マットレスに湿気がこもりやすいため、こまめに裏返して除湿しましょう。エアコンの除湿機能を適宜使い、室内が多湿にならないように気をつけるのも効果的です。シーツや枕カバーの交換は、できるだけ毎日行ってください。なお、入浴は就寝前に行い、清潔な体でベッドに入りましょう。朝入浴する人は、1日の汚れがベッドに付着しやすく、ダニの繁殖を促進してしまうので注意してください。

4-2.グッズを利用する

ベッドのダニ対策として、ホコリや汚れの除去に粘着シートを使うのも効果的です。掃除機を使うのはめんどうでも、粘着シートならさっと取り出してすぐに除去できるのでベッドのそばに常備しておくといいでしょう。また、ダニ誘導シートやダニ除去用スプレーの使用も効果的です。

4-3.ダニの予防法に関する注意点

ダニの予防は、継続して行うことが大切です。ダニは、生命力が強いため、生息できる環境を見つけるとすぐに繁殖します。ベッドのダニ予防は、習慣化してください。なお、長期不在の後などは、特に念入りに掃除をしましょう。知らないうちにダニが入り込み、繁殖していることがあります。

5.ベッドのダニや掃除に関するよくある質問

最後に、ベッドのダニや掃除に関するよくある質問に回答します。それぞれの内容を確認してください。

Q.ベッドにダニがいると思うと気持ち悪くて眠れないのですが?
A.どんなに掃除をしていても、ダニの数をゼロにすることはできません。正しい方法でこまめに掃除をしていれば、大丈夫です。アレルギー症状などが出ていない限りは、必要以上に神経質になる必要はありません。

Q.猫を飼っている場合にはどんな点に注意するべきですか?
A.猫の体毛には、ダニが繁殖しやすい条件が整っています。本来、猫は自分で体毛をなめてクリーニングしていますが、ダニが気になるのなら時々シャンプーをするといいでしょう。また、室外に出すのはできるだけやめてください。室外には、マダニなど人を刺す種類がいます。マダニは人やペットを好んで吸血し、かゆみや発しんのほかにも、喘息(ぜんそく)やショック症状などの重大なアレルギー症状を起こすことがあるので注意しましょう。

Q.折りたたみ式のベッドを使えばダニ対策になりますか?
A.マットレスや布団の湿気対策を考えると有効でしょう。据え置き型のベッドは、布団やマットレスを敷いたままになるために、湿気がこもりダニが繁殖しやすくなるからです。ただし、折りたたみ式であっても、たたまずに使い続ければ据え置き型のベッドと変わりません。なお、いずれにしてもマットレスや布団などの掃除や除湿は行う必要があります。

Q.ダニアレルギーの疑いがあるときはどうすればいいですか?
A.まずは、皮膚科を受診してください。アレルギーテストを受けて、ダニアレルギーがあるかどうか調べてもらいましょう。ダニがアレルギーの原因であると判明した場合は、治療と同時に部屋の環境を整え、掃除を徹底してダニの除去と繁殖予防を進めてください。

Q.布団・マットレスの買い替えはダニ対策になりますか?
A.長年同じ布団やマットレスを使い続けると、内部に汚れが蓄積するため、ダニが繁殖しやすいものです。購入後3年程度使用しているものは、思いきって買い替えましょう。古いものはダニごと捨てることができます。買い替えるときは、「抗菌加工済み」や「ダニ対策済み」などの表記のあるものや、丸洗いができるものを選ぶといいでしょう。

まとめ

今回は、ベッドのダニの掃除について詳しく解説しました。ダニは肉眼で見えないほど小さいため、繁殖していても発見するのが難しいものです。掃除が不完全だと、大量繁殖し、アレルギーなどの健康被害を引き起こすこともあります。ベッドを常にキレイに掃除することで、ダニを予防しましょう。しかし、掃除方法が間違っていては、無意味です。今回の記事で紹介したダニを退治するためのポイントを参考にして、こまめに掃除してください。