寿命サインで分かる炊飯器の買い替え時期!古い炊飯器はこう処分する!

最近おいしいご飯が炊けないとしたら、それは、炊飯器の寿命サインかもしれません。毎日の食事になくてはならない炊飯器は、壊れてしまうとその日から困ってしまいます。せっかく炊飯器を買い替えるなら、じっくりと吟味していいものを買いたいですよね。炊飯器の買い替えについて知っておくことで、お得な時期に買い替えることもできるでしょう。

この記事では、炊飯器の買い替えの時期や不要になった炊飯器の処分方法について解説します。

  1. 炊飯器の買い替えについて
  2. 新しい炊飯器を選ぶポイント
  3. 炊飯器の処分方法
  4. 炊飯器の処分を回収業者に依頼する場合
  5. 炊飯器の買い替えに関するよくある質問

この記事を読んでおけば、炊飯器が急に壊れてしまったとあわてることはありません。買い替えの知識を得て、ベストなタイミングで買い替えましょう。

1.炊飯器の買い替えについて

まずは炊飯器について、最近の傾向と寿命について説明します。

1-1.炊飯器について

日本人の食卓に欠かせない、ご飯を炊く炊飯器は、お手頃価格の1万円前後のものからあります。一方、このところ毎年、10万円以上する高級炊飯器が発売されており、人気を集めているのです。新発売のタイミングは6~9月で、新米が出回る時期に合わせて投入されます。

加熱方式は、昔からおなじみのマイコン炊きから、内釜全体を温めるIH炊き、圧力と高火力でもちもちの食感を引き出す圧力炊きの3種類です。内釜には、厚釜・多層釜・真空釜があり、素材は銅釜・鉄釜・土鍋釜など、各メーカーとも工夫を凝らし、進化しています。

1-2.寿命、故障について

さまざまな種類がある炊飯器ですが、寿命はどのくらいなのでしょう? 炊飯器の寿命を左右するのが内釜の寿命です。一般的に内釜は、3~6年で寿命を迎えるといわれます。これはコーティングが耐えられる年数です。炊飯器本体は10年程度持っても、内釜が傷むことで使えなくなってしまいます。

よくある故障は、炊飯ボタンを押しても動かない、タイマーが使えない、温度センサーがおかしくなって炊きムラができる、などの症状です。

1-3.買い替えのタイミングは?

下記のような症状が出てきたらそろそろ寿命です。買い替えを検討してもいいでしょう。

  • 内釜のコーティングがはがれてきた
  • ご飯から異臭がする:すえたような臭い、ぬか臭いなど
  • 炊き加減がおかしい:ぼそぼそする、色つやが悪い、おいしくないなど
  • センサーがおかしい:炊きムラがひどい、べちゃべちゃする、焦げ付くなど

1-4.修理はできる?

ほかの家電同様、保証期間内には無償で、それ以降は有料で修理が可能です。販売店に持ち込んで修理を依頼すると、代車のように代わりの炊飯器を貸し出してくれることもあります。

ただし、炊飯器の部品保有期間は、炊飯器の製造終了後6年間です。古い炊飯器の場合、部品がなくて修理ができない場合もあります。内釜や内蓋などの部品は交換もできますが、内釜はけっこう値が張るものです。定価が2万円程度の炊飯器でも、内釜だけで1万円以上します。6年以上たっている場合は買い替えた方がいいでしょう。

2.新しい炊飯器を選ぶポイント

この項では、新しい炊飯器を選ぶポイントを解説します。

2-1.値段

炊飯器の値段は、二極化しています。高価なものはIH炊飯方式で、内釜自体を熱してふっくらと炊き上げるのが特徴です。安価なものはマイコン式といって、炊飯器の底にヒーターが内蔵され、底の部分から熱して炊飯していく方式になります。一升以上常に炊きたいという場合は、ガス釜もおすすめです。安価なものは1万円前後、高価なものは10万円を超える炊飯器もあるでしょう。

2-2.炊飯方式

炊飯器の炊き方は、

  • 圧力式
  • スチーム方式
  • 超音波方式

などがあります。圧力式の炊飯器が最もラインナップが豊富ですが、超音波方式の炊飯器は、超音波で一瞬でお米に吸水させることができるので、吸水の手間をかけずにご飯を炊くことができるのです。スチーム方式は、お米の乾燥を防ぎながら焚いてくれるので、ふっくらと仕上がります。

2-3.一度に炊ける量

家庭用の炊飯器は、3合・5合・一升といったサイズがあります。4人家族ならば5合炊きで十分です。家族が5人以上の場合は、一升炊きの方が便利でしょう。1人暮らしの場合は、3合炊きで1合だけ炊くといいですね。値段は、一度に炊ける量が多くなるほど高くなっていきます。

2-4.メーカーで選ぶ

家庭用の炊飯器は、タイガーや象印といったメーカーのものが有名です。安価でも高性能な炊飯器が欲しいという場合は、アイリスオーヤマなど、高性能な製品を安価で販売しているメーカーを選ぶといいでしょう。

3.炊飯器の処分方法

ゴミの分別方法は、自治体によって違うため、ゴミを出すエリアの自治体のルールに従う必要があります。ここでは、炊飯器の処分について説明しましょう。

3-1.小型家電リサイクル法とは?

炊飯器は、資源の有効利用のため、メーカーにリサイクルが義務付けられている「家電リサイクル法」の対象品ではありません。しかし、自治体が資源として回収できる、「小型家電リサイクル法」の対象品です。とはいっても、実際に小型家電としてリサイクル回収する品目は対象品の中から自治体が任意に決めるため、すべての小型家電がリサイクルされるわけではありません。多くの自治体では、ゲーム機や携帯電話のような小型のもののみを回収品目とし、リサイクルボックスによって無料で回収しています。炊飯器が対象になっているかどうかは、自治体のホームページなどで確認してください。

3-2.炊飯器は不燃ゴミか粗大ゴミか

多くの場合、炊飯器は燃えないゴミとして扱われることが多いでしょう。中には、金属部分の内釜だけ金属資源として回収し、本体のプラスチック部分は燃えないゴミとして回収する自治体もあります。また、1辺が30cm以上の大型のものは、粗大ゴミとなる場合もあるでしょう。

3-3.処分はどこに依頼する?

炊飯器を処分するには、大きく分けて自分で処分する方法と業者に処分してもらう方法があります。4つに分けて詳しく説明しましょう。

3-3-1.自治体

自分で処分する場合は、自治体の回収に出す方法があります。前述のとおり、自分の自治体では、何ゴミになるのかあらかじめ確認しておきましょう。

炊飯器を燃えないゴミとして出す場合には、指定の袋がある場合には袋に入れ、決められた曜日に回収場所に出します。粗大ゴミの場合は、粗大ゴミセンターに申し込んでください。よくある流れは、処分料を納めると粗大ゴミシールが配布されるのでそれを貼り、指定の日時に回収場所に出すパターンです。費用は300~500円程度が相場となっています。

3-3-2.販売店・メーカー

炊飯器は、家電リサイクル法の対象家電ではないため、メーカーに引き取りの義務はありません。しかし、買い替えを条件に、古い炊飯器を引き取ってもらえる可能性もあります。販売店に問い合わせてみましょう。

3-3-3.リサイクルショップ

炊飯器が比較的新しく動作が正常な場合は、リサイクルショップに買い取ってもらう方法があります。販売後3年以内のものは、買い取りの可能性が高いのです。寿命によって買い替える場合には、買い取りは難しいでしょう。

3-3-4.回収業者

「自治体の回収に出すのが面倒」「自分で処分する時間がない」という人は、回収業者に依頼する方法がおすすめです。炊飯器だけでなく他にも処分したいものがある場合には、一緒に処分することができます。 

4.炊飯器の処分を回収業者に依頼する場合

回収業者にはどのように依頼したらいいか、その方法と注意点を紹介します。

4-1.選び方のポイント

不用品を回収してもらうには、信頼できる業者を依頼したいものです。以下のポイントを参考にしてください。

  • 実績は豊富か
  • 営業に必要な許可をもっているか
  • 見積もりは無料か
  • 対応は丁寧か
  • ホームページに会社情報が記載されているか

4-2.料金

一般的に、回収業者は、処分費用を品目ごとに決めています。炊飯器の場合は1,000~2,000円が相場です。これに加え、運搬費などがかかる場合があります。回収業者から見積もりを取る場合、あとで追加料金が発生しないように、かかる費用をすべて見積もりしてもらいましょう。見積もりは複数の業者から取るといいでしょう。

4-3.回収方法

回収方法は、出張や持ち込み、宅配などの方法があります。出張回収は、回収する点数に最低数の設定がある場合があるので、あらかじめ確認が必要です。

4-4.注意点

回収業者の中には、一部悪質な業者が存在します。無料といっておきながら、あとで不当に高い代金を請求したり、回収品を不法投棄したりという悪質な例があるのです。無料回収をうたって軽トラックで巡回してくる業者や、いきなり営業マンが訪問してくるような業者は、無許可営業のこともあるので、気をつけてください。思わぬトラブルに巻き込まれないよう、業者選びは慎重に行いましょう。

5.炊飯器の買い替えに関するよくある質問

Q.炊飯器を長持ちさせる方法はありますか?
A.一番大切なのは、内釜でお米をとがないことです。内蓋や、はずせるパーツを洗ったり、本体を拭いたりという日頃のお手入れも大切になります。

Q.炊飯器の内釜はどこに売っているのでしょうか?
A.主な炊飯器のメーカーでは、主要機種の内釜の取り扱いがあります。店頭では売っていないので、お客様センターに問い合わせてください。型番が分かれば、販売店から注文して取り寄せてもらうこともできます。

Q.フッ素加工がはがれたお釜で炊いたご飯を食べても大丈夫ですか?
A.メーカーによると、フッ素加工は、はがれても人体には無害で、炊飯や保温に問題はないと説明されています。しかし、変形や腐食が見られるようなら買い替えたほうがいいでしょう。

Q.炊飯器を買い替えるなら何月がいいですか?
A.新製品が出るのが6~9月なので、その直前を狙えば、在庫処分で安くなるでしょう。

Q.電源は入るのですが炊飯ができません。保証期間は過ぎていますが、修理の費用はどのくらいかかりますか?
A.インバーターの基盤を替えると10,000~17,000円、外蓋・外蓋カバーを替えるのに20,000円程度です。修理するか買い替えるかは、購入からの年数で判断するといいでしょう。

まとめ

日本人にとって、炊きたてのおいしいご飯は何よりのごちそうになります。内釜や炊きあがったご飯の状態に注目し、いつもと様子が違ったら、要注意です。炊飯器が寿命を迎える前に、サインを見逃さず、買い替えの準備を進めましょう。