インピーダンスアナライザーって何? 原理や購入・処分まで詳しく!

高性能・高品質な製品を作るためには、部品の精度が高いことが求められます。しかし、小さな精密部品の特性を評価するためには、専門の計測器が必要です。インピーダンスアナライザーは、交流電流に対する抵抗値を測定でき、精密部品メーカーをはじめ、多くの企業で使われています。今回は、インピーダンスアナライザーについて、どんなものか詳しく解説しましょう。

  1. インピーダンスアナライザーの基礎知識
  2. インピーダンスアナライザーの種類や価格などについて
  3. インピーダンスアナライザーの買い取りについて
  4. インピーダンスアナライザーに関するよくある質問

この記事を読むことで、インピーダンスアナライザーの基本がわかります。まずは、記事をじっくり読んで参考にしてください。


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1.インピーダンスアナライザーの基礎知識

最初に、インピーダンスアナライザーについて詳しく解説します。

1-1.インピーダンスアナライザーとは?

インピーダンスとは、部品や回路に交流電流を流したときの抵抗値のことです。インピーダンスアナライザーは、インピーダンスの測定・分析を行うための計測器であり、結果を分析することで対象物の特性を得ることができます。特に、製品開発や試作・出荷検査の場などで正確なデータを採(と)りたい場面で必要不可欠です。

1-2.インピーダンスアナライザーの構造や原理

インピーダンスアナライザーは、対象物からの信号を入力する入力端子・検査結果をパソコンなどに転送する出力端子・信号発振機・各種操作スイッチなどで成り立ちます。本体の大きさは年々コンパクト化しており、検査机に乗る程度のものが主流です。なお、測定原理の詳細については、こちらを参考にしてください。

1-3.インピーダンスアナライザーの目的や用途

インピーダンスアナライザーの目的は、電子部品などの特性評価を正しく行うことです。インピーダンスの計測は、品質の維持に役立ちます。主に、電子部品メーカーでの開発・試作分野や出荷検査、電子機器メーカーの特性評価および部品受け入れ時の検査などで使用するのです。対象物にインピーダンスアナライザーを接続することで、測定結果を得ることができます。

1-4.インピーダンスアナライザーの必要性やメリット

インピーダンスアナライザーを導入し、使いこなすことで、電子部品などのインピーダンスを精密に測定・分析できます。新製品の開発には、正確な測定値を求められるため、インピーダンスアナライザーの必要性は高いのです。また、製品化した後も、品質維持や出荷検査などに役立つため、導入メリットは大きいと言えるでしょう。

2.インピーダンスアナライザーの種類や価格

インピーダンスアナライザーの種類や価格など、詳しく解説します。

2-1.インピーダンスアナライザーの種類

インピーダンスアナライザーには、マルチ型とシングル型の2種類があります。マルチ型は、1台で複数チャンネルの計測が可能です。シングル型は、1台につき1チャンネルの計測に限ります。たとえば、多数の計測を行い、作業効率を上げたい場合はマルチ型がおすすめです。しかし、シングル型でも十分に目的を果たすことができるケースもあるため、選ぶときには業者によく相談して決めましょう。

2-2.インピーダンスアナライザーの主なメーカーと特徴

インピーダンスアナライザーの主なメーカーを、特徴と併せて解説します。

2-2-1.HIOKI

HIOKIは、創業80年以上を誇る老舗電気計測器メーカーです。インピーダンスアナライザーをはじめ、各種計測器の種類の豊富さと高品質さで根強い人気があります。主に、4つの製品群(自動試験装置・記録装置・電子測定器・現場測定器)に関して、自動車業界や電子部品業界などで多くの導入実績があることも特徴です。

2-2-2.キーサイト・テクノロジー

キーサイト・テクノロジーは、アメリカに本拠地を置く外資系企業であり、世界最大規模測定器メーカーです。特に、高品質な計測器として有名で、インピーダンスアナライザーをはじめ、多数の製品群を誇ります。外資系企業だけに実力主義の活気ある社風が特徴で、優れた製品の開発に意欲的です。

2-2-3.岩崎通信機

岩崎通信機は、「IWATSU」として知られています。主な事業は、情報通信・印刷システム・電子計測の3分野です。電子計測部門では、インピーダンスアナライザーのほか、電圧ブローブ・電流ブローブなどでも、高い評価を得ています。

2-3.インピーダンスアナライザーの価格について

インピーダンスアナライザーの価格は、新品で80万~200万円程度となり、計測器の中でも高価です。機能性を追求する場合は、マルチ型で高価格帯の製品をおすすめします。予算不足やできるだけ価格を抑えて購入したい場合は、新品にこだわらず、中古品を検討してください。

2-4.インピーダンスアナライザーの最近の傾向

情報化社会が進み、大容量のデータ送受信が当たり前になったため、電子部品にも高速通信に耐えられる品質の高さが必要です。インピーダンスアナライザーも、より精密な計測ができるタイプの開発が進んでいます。また、操作の簡易化によって、多くの人が使いやすいことも重要です。計測結果の正確さと作業効率の良さを追求した製品が増えています。

2-5.インピーダンスアナライザーの種類や価格の注意点

高価なものほど高機能であることは事実です。しかし、目的によっては機能をもてあましてしまうこともあります。反対に、初期費用を抑えようとして低価格のものを購入した結果、実務で役に立たないこともあるのです。インピーダンスアナライザーの種類は、価格だけで判断せず、信頼できる業者のアドバイスを参考にして選びましょう。

3.インピーダンスアナライザーの買い取りについて

インピーダンスアナライザーは、中古市場で活発に取り引きされています。買い取り事情や高額査定のポイントなど、参考にしてください。

3-1.インピーダンスアナライザーの買い取り事情

インピーダンスアナライザーは、精密部品を扱う企業にとっては欠かすことができないものです。しかし、高価なもののため、予算が厳しいこともあります。そこで、中古のインピーダンスアナライザーの需要が高いのです。実際、中古市場でも状態のいいものは、高値で取り引きが進みます。新品の半額程度から購入可能で人気があり、積極的に買い取りを行っているのです。

3-2.インピーダンスアナライザーを買い取りしてくれるところ・選び方

インピーダンスアナライザーは、中古計測器専門業者にて買い取りしてもらえます。業者を選ぶときは、以下のポイントに注意してください。

  • インピーダンスアナライザーなど計測器の買い取り実績が豊富
  • インピーダンスアナライザーの知識に詳しい
  • 査定は無料
  • できるだけ高額で買い取りしている
  • 指定日時・場所での回収が可能
  • 担当者の説明がわかりやすくて親切
  • 古物商許可などを受けている

3-3.買い取り方法や流れについて

業者にインピーダンスアナライザーの買い取りを依頼した場合、以下のような流れで進みます。

  1. 業者にインピーダンスアナライザーの買い取りを相談する
  2. 必要に応じて業者が現品確認を行う
  3. 業者から査定結果が送られてくる
  4. 見積もり内容をチェックし、問題ない場合は正式に買い取り依頼をする
  5. 指定日時・場所において業者がインピーダンスアナライザーを回収する
  6. 買い取り代金が振り込まれて完了

3-4.査定について

インピーダンスアナライザーの買い取りでは、正式に契約する前に業者の査定を受けましょう。業者では、以下のポイントに添って査定を進めます。

  • 年式は新しいものか
  • 機能はどうか
  • 故障や不具合はないか
  • 汚れや傷・臭いなどはないか
  • 付属品・説明書などの欠品はないか

3-5.高額査定のポイント

高額査定を受けるためには、以下のポイントを参考にしてください。

  • キレイにクリーニングしておく
  • 使用説明書・付属品などをそろえる
  • できるだけ早く買い取りしてもらう(年式が新しいほうが有利)

3-6.インピーダンスアナライザーの買い取りに関する注意点

インピーダンスアナライザーは、誠実な評価をしてくれる業者に買い取りを依頼しましょう。製品知識や買い取り実績が豊富であることが、見極めのポイントです。また、対応が迅速で丁寧なこともチェックしてください。いい加減な業者に依頼すると査定をきちんとしてもらえず、安価な提示をしてくることがあります。不満を残さないためにも、業者選びには十分に注意しましょう。

4.インピーダンスアナライザーに関するよくある質問

最後に、インピーダンスアナライザーに関するよくある質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.実際に試してから導入したい場合は?
A.購入を前提とした場合は、テスト機の貸し出しができる場合があります。また、テスト機の貸し出しは、2週間~1か月程度など短期間です。もしも、長期間試してみたいのなら、レンタルを利用する方法もあります。ただし、希望の機種が用意してあるとは限りません。まずは、業者に問い合わせ、テスト機やレンタル品があるかどうか確認してください。

Q.インピーダンスアナライザーの寿命は何年?
A.耐用年数は、約5年です。計測器は、精密機器であり経年などの影響もあって徐々に劣化します。使用頻度が高ければ、5年に満たないこともあるでしょう。不具合が重なるようなら、修理依頼をするか買い替えを検討してください。早めに買い替えることで、業務に影響を与えずに済みます。

Q.中古のインピーダンスアナライザーの製品保証は?
A.中古のインピーダンスアナライザーの多くが、メーカー保証期間を過ぎているものとなります。従って、新品で購入したときと同じ内容は期待できません。しかし、サポートが手厚い業者は、独自に1~3か月程度の保証をしていることもあるので確認してください。

Q.査定金額に不満があるときは交渉できますか?
A.まずは、査定理由を説明してもらいましょう。業者では、インピーダンスアナライザーの状態だけでなく、中古市場での人気や需要を考えて金額を出しています。さまざまなチェックをして総合的に判断しているのです。もしも、正当な理由での評価でないと感じた場合は取り引きを中止し、ほかの業者に見積もり依頼をしてください。

Q.故障したインピーダンスアナライザーは買い取り不可ですか?
A.業者で買い取ったインピーダンスアナライザーは、中古品として再販します。そのため、基本的には故障していないものが対象です。しかし、簡単な修理で直る場合は、マイナス査定を条件に買い取りできる場合があります。業者の買い取り基準にもよるため、まずは、相談してみてください。

まとめ

今回は、インピーダンスアナライザーについて詳しく解説しました。インピーダンスアナライザーは、精密部品の評価・検査で欠かすことができない計測器です。しかし、新品では予算が足りない・導入費用を抑えたいといった場合は、中古品を探してみましょう。状態のいいものなら、満足できるはずです。なお、導入だけでなく、買い替えなどで不用になったものを買い取りしてもらいたいときは、実績が豊富で誠実な評価をしている業者に相談することをおすすめします。