耐火金庫はどうやって処分したら良いの?処分方法や注意点について

現金や大切なものを保管する「金庫」にはさまざまな種類があります。
中でも“耐火金庫”は火災対策として使用することが多いです。
地震や火災から中身を守る、安全性の高い金庫になります。
もし、耐火金庫が要らなくなった場合どうやって処分すれば良いのでしょうか。
そこで、耐火金庫を処分する方法や買取業者を利用するポイント、依頼時の注意点について詳しく説明します。
耐火金庫の処分を考えている人はぜひ参考にしてください。

  1. 耐火金庫を処分する方法
  2. 買取業者の利用ポイント
  3. 依頼時の注意点
  4. まとめ

1.耐火金庫を処分する方法

普通の金庫よりも頑丈な耐火金庫の処分方法をご紹介します。
処分したいけれど、どうやって処分したら良いのかわからない人は要チェックです。
最も処分しやすい方法を選択しましょう。

1‐1.リサイクルショップを利用する

金庫の処分には誰もが悩んでしまうものです。
自分で処分する前に“使えるかどうか”確認してください。
もし、耐火金庫が使える状態なら処分よりも売却したほうがお得です。売ってしまったほうがお金に換えることができるので一石二鳥になります。
たとえば、街中にある「リサイクルショップ」など利用すると良いでしょう。
リサイクルショップでは幅広いものを買い取っています。もちろん耐火金庫も買い取ってくれるので安心してください。
ただし、リサイクルショップによって買取価格が異なります。
より高く売るには買取価格を比較すると良いですよ。比較することで最も高値がつくリサイクルショップが利用できます。

1‐2.不用品回収・買取業者を利用する

リサイクルショップだけでなく「不用品回収・買取業者」でも耐火金庫を回収してくれます。
たとえ、買取できない状態でも処分が依頼できるので心配は要りません。
あらかじめ、買い取ってもらえるかどうか査定に出すと良いでしょう。
毎日忙しくお店に行けない人は出張買取を利用してください。
業者が自宅まで回収しにきてくれます。重たい耐火金庫を運ぶのは大変です。
なかなか1人で運べない人も利用すると効率的でしょう。
また、即日対応をしている業者ならいつでも処分できます。処分したいときにできるのは本当にありがたいことです。
すぐに処分したいときは即日対応可能な業者に依頼すると良いでしょう。

1‐3.気になる処分・買取費用

耐火金庫の処分・買取費用は一体いくらになるのでしょうか。
おおよその目安になりますが、1kg当たりの処分費用はおよそ120円~150円になります。
家庭用の金庫はほとんどが30cm×30cm×40cmのサイズです。
処分費用はおよそ10,000円~でしょう。
中型金庫は家庭用よりも大きいサイズになるため、12,000円と高くなります。
耐火金庫の大きさによって処分費用は変わるため、注意してください。
そして、買取価格ですがおよそ5,000円~10,000円と思っておきましょう。
品質が高く、良い状態の耐火金庫はさらに買取価格がアップします。
また、業者・お店によっても費用が異なるでしょう。

2.買取業者の利用ポイント

2‐1.耐火金庫の大きさやメーカー・型番などをメモする

買取業者を利用して耐火金庫を処分する際、詳しい内容を把握しておかなければなりません。
スムーズに買取をすすめるためにも耐火金庫について詳しく知ることが大切です。
特に、耐火金庫の“大きさ”は最も大切なポイントになります。
耐火金庫の大きさによって回収・買取費用が大きく異なるものです。
また、事前に把握しておけばお店の人にすぐ伝えることができます。
まずは自宅で耐火金庫の大きさ(縦×横×高さ)を正確に測ってください。
測るときは中身をすべて取り出してからです。
そして、大きさと同じく重たさやメーカー、型番、年式、カギの有無もチェックしておきましょう。
買取を上手にすすめるため以上の点をメモして持参してください。

2‐2.カギや付属品の有無

せっかく買取業者に依頼するのなら、できるだけ高い値段で売りたいですよね。
耐火金庫は普通の金庫よりも高値はつきます。
もっと高い値で売るため、「カギ」や「付属品」を一緒に出してください。
カギがついているかどうかで買取価格が変わってきます。耐火金庫のカギがある場合は忘れないように注意しましょう。
そして、カギと同じくらい大切なのが「付属品」です。
耐火金庫を購入したとき説明書やケースなどさまざまな付属品がついてきます。付属品を一緒に提示すれば買取価格がアップするでしょう。
説明書の有無だけでも数千円変わるお店もあります。
「なくしちゃってどこにあるのかわからない」と困る人は多いです。困らないよう、わかる場所へ大切に保管してください。
売るつもりはなくても説明書などの付属品はいざというときに必要なものです。

3.依頼時の注意点

3‐1.“見積もり”を必ず確認する

業者に耐火金庫の処分・買取を依頼する際、“見積もり”を必ず確認してください。
見積もりにはより詳しい内訳が載っています。
面倒と思いがちですが、見積もりの確認はとても大切なことです。
後で「処分費用が高いとは思っていなかった」とショックを受けてしまいます。
実際、確認ミスで業者とのトラブルが多発しているのは確かです。
トラブルを未然に防ぐためにも見積もりは細かいところまで目をとおしておきましょう。
もし、疑問点や間違っているところがあればすぐ業者に尋ねてください。詳しく丁寧に説明してくれる業者なら安心して依頼できます。
しかし、説明をしてくれない受け流すような業者は信用できません。
見積もりはもちろん、スタッフの対応もチェックしておくと安心ですよ。

3‐2.複数の業者を比較する

金庫の処分を依頼する際、最初から1つの業者に決めていませんか?
最初から1つの業者に決めていては後で失敗してしまいます。
信用できる業者を見つけるため、複数の業者を比較してください。
見積もりやサービス内容、スタッフの対応、即日対応できるかどうかなど、さまざまな項目を比較することが大切です。
比較してやっと優良業者と悪徳業者の見極めができます。
「○○な部分がおかしい」「費用が高い」などわかるでしょう。
悪徳業者は高い金額を請求する恐れがあります。
また、約束の日をすっぽかす、見積もりを正確にしてくれないなどさまざまです。
特に、初めて業者に依頼する人は慎重に選ばなければなりません。
さらに、金庫の処分を依頼する際は見積もりが“無料”でできるかどうかも確認してください。
ほとんどの業者は無料見積もりをしてくれますが、中にはお金がかかるケースもあります。
早く処分したいからと焦っては見逃してしまうでしょう。確認すべき点はしっかり確認してください。

4.まとめ

耐火金庫を処分する方法や買取業者の利用ポイント、依頼時の注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
金庫は処分方法に悩んでしまうものです。
しかし、「リサイクルショップ」や「不用品買取・回収業者」の利用と処分方法はあります。
事前に方法を把握しておけば、スムーズに処分できるでしょう。
また、まだ使える金庫は買取にまわしてください。
捨てるよりも買い取ってもらったほうが一石二鳥です。
業者に依頼するときは“見積もり”はもちろん、サービス内容やスタッフの対応など比較してください。比較することで優良業者と悪徳業者の見極めができます。
焦らず、慎重に信用できる業者を見つけていきましょう。