体の成長に合わせて子供用自転車を買い替える適切なタイミング

お手軽な乗り物として多くの人に使われている自転車ですが、大人用と子供用では大きな違いがあります。大人の場合、一度購入した自転車には壊れるまで乗り続けることも可能です。しかし、子供は体の成長が大人に比べて著しいため、定期的に買い替えを行わなくてはなりません。

買い替えのタイミングが難しい子供用自転車。買い替えの時期はどのように計ったらいいのでしょうか。

  1. 子供用自転車の買い替え時期
  2. 長く乗り続けるための自転車選びのポイント
  3. 不用になった自転車の処分方法

1.子供用自転車の買い替え時期

子供の体が成長し大きくなったにもかかわらず小さな自転車に乗り続けていたのでは、上手に運転することができなくなってしまいます。バランスをとるのも難しくなりますし、うまく停車できず、事故につながってしまうことも考えられるでしょう。

危険を防ぎ、安全に運転するために子供用自転車をいつ買い換えたらいいのかご紹介します。

1-1.自転車の寿命がくるまで乗り続ける必要はない

本来、自転車の寿命はおよそ10年といわれています。しかし、寿命が車で買い替えをしなくていい、というわけではありません。たとえば、通学などで毎日乗る自転車であれば、休日にしか乗らない場合に比べて部品の消耗も激しいでしょう。また、平地で乗るよりもアウトドアなど、悪路で運転する場合も寿命はより短くなります。

子供が乗る自転車は、さほど大きな負担にさらされることはないでしょうが、律儀に寿命が来るまで乗り続ける必要もありません。「買い替えよう」と思ったときに買い替えるのもいいきっかけだといえるでしょう。

1-2.部品交換をするより、買い替えたほうがいい場合もある

タイヤがパンクするなど、部品が故障した場合、多くの方はまず自転車を修理しようと考えると思います。しかし、部品の故障をきっかけに思いきって自転車自体を買い替えてしまうのもひとつの手です。

最近の自転車は、価格も安いものであれば1万円からと、一昔前に比べてだいぶ価格が低下してきています。故障した部品の種類によっては、修理費が高額になることも考えられるため、修理するくらいなら本体ごと買い替えてもさほど値段は変わらない、ということも十分にありえるのです。

また、部品が故障したということは、ほかの部品にもガタがきている可能性もあります。老朽化した部品が運転中に破損しては一大事。事故を未然に防ぐという意味でも、早めの交換はいいことだといえるでしょう。

1-3.2~3年を目安に体の成長に併せてサイズを更新しよう

自転車のサイズは「インチ」という単位で表されています。たとえば、18インチの自転車は身長103~125cmくらいの子供が対象です。年齢でいうと4~8歳程度の子供が該当することになるでしょう。子供の自転車選びは、体の成長に併せて、徐々に乗る自転車のサイズを大きくしていくのが基本的な方法です。

体の成長ペースは子供一人ひとりで違います。そのため「何年で買い替え」と一言でいうのは難しいのですが、目安としては2~3年に一度、と考えておくといいでしょう。

2.長く乗り続けるための自転車選びのポイント

いくら自転車の価格が安くなってきているとはいえ、買い替えの回数はできるだけ減らしたいものです。1台の自転車に可能な限り長く乗り続けるためにはどういう選び方をすればいいのか、自転車を買うときのポイントをご紹介しましょう。

2-1.何年くらい使うか考えてサイズを選ぼう

先ほど「子供用自転車の買い替え時期は、2~3年に一度」とご説明してきました。サイズごとに異なる自転車の対象年齢が「2~3歳ごとに繰り上がる」ということがその理由のひとつです。

たとえば、16インチ自転車の対象年齢は3~6歳ですが、そのワンサイズ上となる18インチ自転車の対象年齢は4~8歳となっています。3~4歳まで16インチの自転車に乗り、5~6歳まで18インチの自転車に乗れば、ちょうど2年に1回の買い替えです。

しかし、実は18インチの一つ上には5~9歳が対象年齢となる20インチサイズが控えています。16インチサイズに5歳まで乗り続けたのち、18インチを飛ばして20インチに乗り換えれば、買い替えの回数を1回減らすことが可能です。

このように、効率よく買い替えを行うためには「何歳から何歳までこの自転車に乗るのか」ということをあらかじめ計画しておかなくてはなりません。購入する自転車のサイズを決めるときから考えをまとめておきましょう。

2-2.男子は二次性徴のタイミングに合わせて

子供の身長が伸びるペースは、時期によって異なります。特に男子は、小学校高学年のころの成長ペースこそ遅いものの、中学校に入ると急に身長が伸びる子供が少なくありません。小学校高学年のころ、身長にちょうど合う自転車を買い与えたとしても「中学生になったら急に身長が伸びてしまって、自転車のサイズが合わなくなる」という事態も十分に考えられます。

こうした事態を避けるためには、二次性徴のタイミングに合わせて自転車を買い替えるといいでしょう。中学生に入り、身体計測の結果などから「二次性徴が始まった」と判断されたら、自転車を買い替えるのです。そのようにすれば、急激な体の変化にも安全に対応することができるでしょう。

2-3.お下がりを使う場合はサイズがあっているか注意する

「子供の成長ペースは一人ひとり違う」という点で、もう1点注意しておきたいことがあります。兄弟や親戚に年の近い子供がいる場合、ほかの子供が乗っていた自転車をお下がりとしてもらうことは珍しくありません。このお下がり自転車のサイズが「もらった子供にあっているかどうか」がポイントです。

お下がり自転車をくれるがわは、体にサイズが合わなくなったちょうどいい時期に自転車を乗り換えていると思います。しかし、その時期はもらうがわにとっても適切なタイミングである保証はありません。サイズぴったりのお下がり自転車をもらった直後に二次性徴が始まり、すぐさま体にサイズが合わなくなるという事態も考えられるからです。

自転車のサイズを調べてからもらう、もらわないを決めるほか、子供に使用感を聞いてみるのもいいでしょう。もし子供が運転しづらいと考えているようなら、長く乗り続けるのは避けたほうが無難です。タダで自転車をもらった直後に買い替えるのはもったいな気がするかもしれませんが、子供の安全には変えられません。

3.不用になった自転車の処分方法

たとえ子供用といえど、自転車は割と大きいため、処分にはなかなか手間がかかります。買い替えで不用になった自転車を安全・簡単に処分する方法をご紹介しましょう。

3-1.リサイクルショップに持ち込む

子供用自転車は買い替えの需要があるため、リサイクルショップに持ち込んで再利用してもらうのもいい方法です。中古自転車を販売しているお店であれば、古い自転車を持ち込んで売り、そのまま新しい自転車を購入して帰ってもいいでしょう。ただし、防犯登録の解除を忘れないようにしてください。

3-2.自治体の回収を利用する

自治体によって自転車がどのゴミに分類されるのかは異なります。資源ゴミとされることもあれば、粗大ゴミに分類されることもあるので確認してから捨ててください。職員に連絡して取りに来てもらう方法と、自分で処分場に持ち込む方法があります。好きなほうを選択しましょう。

3-3.不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼するメリットは、複数台の自転車を一度に処理できるという点です。リサイクルショップや自治体に持ち込む場合、処分したい自転車が複数あると運搬するのが容易ではありません。特に、子供用自転車は買い替えが頻繁になるので台数がかさみやすいもの。覚えておいたほうがいい処分方法です。

まとめ

子供用自転車を買い替える適切なタイミングをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

  1. 子供用自転車の買い替え時期
  2. 長く乗り続けるための自転車選びのポイント
  3. 不用になった自転車の処分方法

時期を見計らって買い替えを進め、子供が安全に自転車に乗れるよう気をつけてあげてください。