
使わないベビーベッドを上手に処分する3つの方法
親にとって子どもの成長はうれしいものです。子どもの成長につれて、毎日使うものもどんどん変化していきます。不要品もたくさんでてくるでしょう。ベビーベッドもその一つです。ベビーベッドをもう使わないなら、保管にも場所をとるため、処分しなければいけません。とはいえ、処分の方法がわからず、何年も部屋のすみや物置に置いたままになるケースもあります。それでは、使わないベビーベッドを上手に処分する3つの方法をお伝えしましょう。
1.自治体を活用する
1-1. 自治体サービスでの処分手順
自治体のゴミ回収サービスを活用する場合、ベビーベッドは通常粗大ゴミの分類となります。とはいえ、自治体によって、多少の手順の違いがあるので、事前の確認が必要です。多くの場合、粗大ゴミの回収は有料になります。自治体で回収料金を確認し、その金額のシールを購入しなければなりません。その後、自分で回収サービスの指定場所まで指定の日時に運びます。自治体によっては、高齢者や身体に障害がある方のために、回収作業員に粗大ゴミを運び出すのを手伝う対応もあるようですが、事前の確認と依頼が必要です。
1-2.自治体のサービスを活用するメリット
区役所や市役所の粗大ゴミ回収は、税金を活用した行政サービスです。ですから、ベビーベッドなどの粗大ゴミも比較的安く処分できます。また、粗大ゴミの指定場所は、たいていは自分の町内にあるので便利でしょう。電話相談で、事前に処分の方法や不安な点を聞くことができる点も安心です。
1-3.自治体のサービスを活用するデメリット
自治体で粗大ゴミを処分する際には、自分で多くのことをしなければなりません。回収料金を調べる、事前の申し込みをするなどが必要になるでしょう。粗大ゴミ用のシールも購入しなければなりません。また、自分でベビーベッドを指定場所まで運ぶ必要があるため、回収場所までなんども往復する必要もあるでしょう。粗大ゴミの回収申し込みが多い場合は、回収の指定日が遅くなるケースもあります。いずれにせよ、自治体によりサービスの違いがあるため、事前の十分な確認が必ず必要です。
2.人にゆずる
2-1.処分の手順
友人や親族の中で、ベビーベッドが必要な人を探して、ゆずるのもよい方法です。思い出のベビーベッドを友人の子どもが使うのは、気持ちとしてもうれしいでしょう。また、保育園や学校、子ども支援センターなどのバザーで、ベビーベッドを出品するのもおすすめです。赤ちゃんのいる親の中には、ベビーベッドは長く使うものではないため、新品を買わない方も多くいます。バザーなどの機会にベビーベッドを購入したい人も多いため、出品は感謝されるでしょう。
2-2.人にゆずるメリット
見知らぬ人とのやりとりにくらべると、友人や親族の間でのやりとりは、気持ちが楽です。親しい間柄であれば、助け合うことで友情を深める機会ともなります。また、ベビーベッドをバザーなどに出品するのは、手軽にできるのがメリットです。お客さんとのやりとりも楽しく、新しい友人を作るきっかけにもなります。もちろん、インターネットオークションも活用できますが、郵送が必要になり、知らない人との取り引きともなるため、慎重にすすめてください。
2-3.人にゆずるデメリット
人に直接ゆずる前に、しっかりとベビーベッドの安全性を確認してください。ひび割れがないか、溶接部分は安全かなど、しっかりと点検しましょう。ベビーベッドの掃除もきちんと行う必要があります。このように、友人や親族にゆずる場合には、その後のトラブルやケガがないように十分気を使う必要があるのです。バザーで出品する際は、ベビーベッドが売れないケースも覚悟しましょう。売れない場合には、家に持ち帰らなければなりません。また、予定していた料金よりずっと安い販売額になるケースもあります。事前に金額をしっかりと設定して、時間と費用が無駄にならないようにも注意しましょう。
3.リサイクル業者を活用する
3-1.処分の手順
リサイクル業者にベビーベッドを処分してもらう手順は簡単です。まず、無料見積もりをしてもらえる業者を探して、電話連絡をします。そこで、日時を約束し、査定に来てもらいましょう。買い取り価格に納得すれば、すぐにベビーベッドを引き取ってくれます。
3-2.リサイクル業者で処分するメリット
リサイクル業者への依頼は電話一本でできるのがとても便利です。また、自分の都合のよい日程を伝え、指定した日に自宅まで来てくれます。週末も対応可能な業者に依頼するなら、仕事をしている方にはとても助かるでしょう。よい状態のベビーベッドなら、高い価格での買い取りを期待できます。また、業者が来たときに、ベビーベッドのほかにも、自宅にある不要品を査定してもらってください。思わぬ高収入になることもあるでしょう。何より、自分で重たいベビーベッドを運ばなくてもよいのは大きなメリットです。
3-3.リサイクル業者へ依頼するデメリット
信頼できる業者を選ぶのが大切です。安易に業者を選ぶと、適切なサービスを期待できません。また、信頼できる業者ではない場合、不用品回収に料金を多くとり、その後不法投棄をするケースもあるのです。ですから、しっかりとウェブサイトの情報や評判を確認し、信頼できるリサイクルショップを探してください。
まとめ
いかがでしたか?ベビーベッドを処分する3つの方法をお伝えしました。それぞれのメリットとデメリットをくらべ、自分にあったベビーベッドの処分をしましょう。自治体の回収サービスを活用する場合は、それぞれの自治体が設定しているルールをよく確認してください。友人にゆずる場合やバザーに出品する場合は、ベビーベッドの安全性をしっかりと点検しましょう。リサイクルショップにお願いする場合は、信頼できる業者を探すのが大切です。ベビーベッドがよい状態なら、高い買い取り額を期待できます。大切に使い、きれいに掃除してから業者にお願いするのも大切です。それでは、使わないベビーベッドを上手に処分して家の中をすっきりしましょう。