エアコンの寿命はどのくらい? 買い替えの目安や処分方法などを紹介

「エアコンはいつ買い替えるのがベストなのか」「寿命が近づくとどんな症状が起きるのか?」など、エアコンの寿命で悩んでいる方は多いでしょう。家電製品は寿命が近づくと調子が悪くなり、さまざまな不具合が起こりやすくなります。寿命が近づくと起こるサインを把握しておけば、計画的に買い替えることができるでしょう。

本記事では、エアコンの寿命が近づくと起きるサインや買い替えのポイントなどについて解説します。

  1. エアコンの平均寿命と寿命のサイン
  2. 修理か買い替えかの判断基準
  3. エアコンの寿命を縮めない使い方は?
  4. 寿命を迎えたエアコンの処分方法
  5. エアコンの寿命に関してよくある質問

この記事を読むことで、エアコンをスムーズに買い替えるコツや処分方法などが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

 

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1.エアコンの平均寿命と寿命のサイン

まずは、エアコンの平均寿命と、寿命が近づくと起こるサインをチェックしておきましょう。

1-1.エアコンの平均寿命は約13年

エアコンの種類によって異なりますが、平均寿命は約13年といわれています。13年近くになると不具合が起きやすくなったり、使いづらくなったりすることが多くなるでしょう。ただし、エアコンは頻繁に買い替えを行う電化製品ではないため、70%程度の人が故障で買い替えを行っています。故障したら買い替えるでも構いませんが、寿命が近くなると起きるサインを把握しておけば、計画的な買い替えができるでしょう。

1-2.寿命が近づくと起きるサイン

エアコンの寿命が近づいてくると、さまざまな不具合が発生することになります。主な寿命のサインを以下にピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。

  • 変な音がする
  • フィルターを掃除しても変な臭いがする
  • 部屋が冷えない・暖まらない
  • 室外機または室内機から水がもれている
  • エアコンのスイッチを入れるとブレーカーが落ちる

上記のサインのほか、使いづらくなったらエアコンを買い替えたほうがいいかもしれません。どんな不具合が起きているのか・スムーズに使えているか確認しましょう。

2.修理か買い替えかの判断基準

修理か買い替えをするか迷ったときは、これから説明する判断基準を目安にしてください。

2-1.補修用性能部品の最低保有期間:9~10年

メーカーによって補修用性能部品の最低保有期間は異なりますが、約9~10年といわれています。発売年月から10年以上経過した場合、修理をしたくても部品が集まりません。そのため、修理ではなく新しいエアコンを購入したほうがいいでしょう。逆に、購入してから5年程度であれば、部品が準備できるので修理をおすすめします。最低保有期間内なら保証期間を確認してください。保証期間内であれば修理、保証期間を過ぎていたら買い替えを検討しましょう。

2-2.修理費用と買い替え費用を比較する

エアコンを修理するか買い替えかで悩んだときは、修理費用と買い替え費用を考慮して決めてください。エアコンの修理費用はメーカーや故障箇所によって異なります。大まかな修理費用は以下のとおりです。

  • 本体:9,000~30,000円
  • リモコン:3,000~20,000円
  • 室外機:12,000~30,000円
  • ガス漏れ:9,000~40,000円
  • 室内ファン:30,000~40,000円

あくまで目安なので、もっとかかる可能性もあります。簡単な修理なら数千円で足りますが、修理代に加えて部品代・出張費・移設費などが加算されるので場合によっては十数万円になることもあるでしょう。修理と買い替えどちらが安く済むのか比較してください。

2-3.古いエアコンは買い替えを検討しよう

エアコンの平均寿命を約13年近く使い続けている場合、修理よりも買い替えを検討してください。古いエアコンは電気代を消耗してしまうため、新しいエアコンを購入したほうが安く抑えることができます。また、古いエアコンは何かと不具合が起きたり、使いづらくなったりするでしょう。寒い地域はエアコンを使用する機会が多くなると思うので、少しでも不便さを感じたら修理ではなく買い替えをおすすめします。

3.エアコンの寿命を縮めない使い方は?

ここでは、エアコンの寿命を縮めない正しい使い方を説明します。

3-1.1か月に1度は慣らし運転を

エアコンは夏と冬以外しか使わないという方が多いでしょう。使わない期間が長くなるとエアコンの寿命が速くなってしまうため、そのような場合は1か月に1回の慣らし運転を行ってください。慣らし運転を行うことで、エアコンの稼働を保ち続けることができます。慣らし運転の方法は簡単です。冷房運転をかけて涼しければそれだけでOK、問題なく動くかどうか確認することが大切なポイントとなります。1か月に1回の慣らし運転で動作確認をしましょう。

3-2.定期的にフィルター掃除をする

エアコンのフィルターにはホコリや汚れがたくさん詰まっているので、定期的に掃除することが大切です。エアコンは使わなくても内部にホコリがたくさんたまります。夏や冬の時期は2~3週間に1回のフィルター掃除を心がけてください。定期的に掃除することで、エアコンの負荷を軽減できます。さらに、フィルターにホコリや汚れが詰まっていると、通常よりも電気代がかかってしまうのでフィルター掃除は節電につながるでしょう。使用しない時期も定期的にフィルターをチェックしてください。

3-3.エアコンの使い方にも工夫を

エアコンの使い方を間違えると寿命が速くなる可能性があるので要注意です。使用していないときは基本的にコンセントを抜いておき、リモコンの電池も外しておきましょう。また、冷房を使用する際の温度は高めに設定する・風量は自動運転にする・扇風機を併用する・こまめに電源を入れたり切ったりしないなどがあります。こまめに電源を入れたり切ったりすることが電気代節約になり、寿命を延ばせると思いがちですが、逆にエアコンの寿命が早くなってしまうので注意が必要です。

3-4.エアコンが壊れやすい使い方もチェックしよう!

エアコンが壊れやすい使い方も把握しておけば、長く使い続けることができるでしょう。基本的に、エアコンに負担がかかる使い方をしていると故障しやすいので注意してください。故障原因として良くあるのは、外と室内の温度差が5度以上開いてしまったケースです。特に、夏場は室内を涼しくするために設定温度を低くしてしまいますが、温度差は5度以内に止めておきましょう。温度差があるほどエアコンに負担がかかってしまいます。また、冷房から暖房・暖房から冷房へと頻繁に切り替えを行うのもエアコンに大きな負担がかかるのでNGです。できるだけ一定にしておきましょう。

4.寿命を迎えたエアコンの処分方法

それでは、寿命を迎えたエアコンはどのように処分すればいいのでしょうか。主な処分方法を解説します。

4-1.エアコンは家電リサイクル法の対象品目

エアコンは家電リサイクル法の対象品目になっているため、自治体回収での処分ができません。ゴミ捨て場に持って行っても回収してもらえず、不法投棄扱いになってしまうので注意してください。不法投棄になると罰金が科せられる可能性があります。家電リサイクル法は、エアコンのほか、テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)が対象品目です。家電製品の中には貴重な部品が含まれているからこそ、その資源を再利用するため、廃棄量を減らすためが目的となります。家電リサイクル法の対象品目になっているものは、メーカーによる回収・リサイクルが義務づけられているので、メーカーに回収を依頼しましょう。

4-2.家電リサイクル券を購入する

家電リサイクル法の対象品目になっているものは、家電リサイクル券を購入し回収してもらうことになります。消費者はリサイクル料金を支払わなければなりません。リサイクル料金はメーカーによって異なりますが、約1,000円です。あくまで目安なので、メーカーのお客様サポートセンターに問い合わせて確認しましょう。また、家電リサイクル券の購入方法は、販売店で購入する料金販売店回収方式と郵便局で支払う料金郵便局振込方式の2種類があります。詳細については、一般社団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センターのホームページを確認してください。

4-3.買い替えの場合は家電量販店に依頼する

エアコンを家電量販店で買い替える場合は、古いエアコンの回収をお願いできます。新しいエアコンを設置する際に、古いエアコンの取り外しと回収が依頼できるでしょう。家電量販店にお願いするメリットは、購入と回収が同時にできることです。その際は家電リサイクル法に基づいてリサイクル料金を支払わなければなりません。エアコン引き渡しの際に家電量販店に支払ってください。また、家電量販店によっては、取り外し費用や運搬費用がかかる可能性があるので事前に確認しましょう。

4-4.不用品回収業者に依頼する

古いエアコンを処分する方法として、不用品回収業者に依頼する方法があります。不用品回収業者に依頼する大きなメリットは、まとめて処分できることです。ほとんどの不用品回収業者は、家電のほか衣類・楽器・家具などさまざまな不用品の回収を行っています。エアコン以外に処分したいものがあれば、一気に捨てることができるでしょう。処分費用はかかりますが、出張回収を利用すれば運搬も自分で行う必要はありません。

5.エアコンの寿命に関してよくある質問

エアコンの寿命に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.賃貸物件のエアコンで注意しておきたいことは?
A.借り主が勝手に交換するのは絶対にNGなので気をつけてください。基本的に、賃貸物件に備えつけてあるエアコンは、借り主ではなく大家さんである貸し主の所有物です。修理したい場合も交換したい場合も貸し主に相談してください。また、エアコンは貸し主のものなので、修理費用や買い替え費用を負担するのも貸し主の負担です。そのため、なかなか修理や買い替えを承諾してもらえないケースがありますが、申し出ることが大切なポイントとなります。

Q.エアコンの掃除方法は?
A.エアコンフィルターの掃除は自分でも簡単にできます。主な手順は以下を参考にしてください。

  1. 作業前にエアコンのコンセントを抜く
  2. エアコンパネルの両端についているロック解除ボタンを押してパネルをあげる
  3. つまみを持ちながらフィルターを外す
  4. フィルターの表面から掃除機をかける
  5. フィルターの裏面から水を流し、汚れを落とす
  6. フィルターの細かい汚れを歯ブラシなどでこする
  7. フィルターの水気を拭き取り乾燥させる
  8. キッチンペーパーを巻いたお掃除棒で吹き出し口や枠の汚れを拭く
  9. 熱交換器の表面ホコリを掃除機で吸い取る
  10. フィルターとコンセントを戻して完了

Q.室外機の掃除も必要か?
A.室外機に汚れがたまると、故障の原因になり寿命が速くなってしまうので注意が必要です。エアコンを長く使い続けるために、室外機もきれいに掃除することをおすすめします。忘れがちな室外機ですが、汚れがついていないかチェックしてください。また、室外機の周囲にものが置いてある状態だと熱の放出がうまくいかず故障の原因になってしまうので注意しましょう。

Q.買取サービスを利用することもできるのか?
A.家電量販店によっては、買取サービスを行っているところもありますが、稀(まれ)です。すべての家電量販店が買取サービスを行っているわけではないので注意してください。購入してから5年程度のエアコンなら買い取ってもらえるかもしれません。

Q.業者選びのポイントは?
A.どの業者に依頼するか悩んだときは、複数の業者を比較するといいでしょう。また、スタッフの対応が丁寧でスピーディーか・エアコンなどの家電を回収しているか・無料見積もりや無料相談を行っているかも要チェックです。中には、不正を働く悪徳業者が存在しているので注意してください。

まとめ

エアコンの平均寿命は、約13年といわれています。13年を目安にして、不具合が起きていないか・使いづらくなっていないかなど寿命が近づく際に見られる症状もチェックしておきましょう。古いエアコンを使い続けると、電気代が高くかかってしまうので不具合が気になったら早めに買い替えることをおすすめします。計画的な買い替えは、費用節約につながるでしょう。また、まだ正常に使える状態なら、古いエアコンを買い取ってもらえる可能性もあります。