余った灯油の処分方法は?去年の灯油を使うのは危険!

灯油はガソリンと並んで非常に身近な化石燃料です。“灯油ファンヒーター”や“灯油給湯器”などの燃料として灯油を使用します。灯油は電気よりもランニングコストが安く、家庭で使用することの多い燃料といえるでしょう。便利な灯油ですが“灯油が余ってしまう”ことはよくあることです。余ってしまった灯油や不要な灯油は、危険物なので“適切な処分方法”で処理する必要があります。

灯油の処分方法に困っているという方のために、灯油の処分方法について詳しくご紹介しましょう。

  1. 去年の灯油は使えない?
  2. 灯油の処分方法
  3. まとめ

1.去年の灯油は使えない?

1-1.「変質灯油」とは?

灯油は劣化によって「変質灯油」に変化します。
変質灯油は“劣化してしまった灯油”で“水”“紫外線”が原因で起こってしまうのです。
変質灯油を使用してしまうと、暖房器具の異常燃焼などが起こり最悪のケースでは“火災”などの危険性もあります。
灯油は劣化してしまうことを意識して、適切な管理が必要です。

1-2.変質灯油の危険性

灯油の変質は半年ほどで劣化が始まります。
変質してしまった灯油は暖房器具の“異常燃焼”“点火不良”“消火不良”などのトラブルの原因になるのです。
最悪のケースでは火災の可能性もあるので、灯油は適切に使用しましょう。
灯油劣化の種類と対処法についてご紹介します。

変質灯油

変質灯油は灯油の性質が変化してしまったものを指し、不良灯油ともいいます。
灯油の変質は“紫外線”が主な原因です。
変質してしまった灯油は“黄色に変色”するのが特徴で、見た目にも判別できます。
変質灯油は“赤色のプラスチック製タンク”や“青色のプラスチック製タンク”などの「灯油専用のプラスチック製タンク」で保管すれば変質を避けることが可能です。
灯油専用のプラスチック製タンクを使用しても、状況によっては灯油の劣化が起こることもあります。
灯油は使用前に正常なものかを確かめてから使用しましょう。

不純灯油

不純灯油は灯油に不純物が混入してしまった状態を指します。
灯油に混入しやすい不純物は“水”や“ガソリン”などが一般的です。

灯油に水が混入してしまう原因と対策

灯油に水が混入してしまう原因は、灯油の保管が原因です。
湿気の多い場所での保管や、キャップをしっかりと閉めないで保管してしまうと、水が混入してしまいます。
灯油は、水気に注意して保管しましょう。

ガソリンの混入

灯油にガソリンが混入してしまうことは、爆発や火災などの原因にもなるため非常に危険です。
通常では、あり得ない状況なのですが、ガソリンと灯油を同じタンクで管理してしまうことや取り違えてしまうことで混入します。
灯油とガソリンは別々に管理して、混入が起こらないように注意しましょう。

2.灯油の処分方法

2-1.灯油を処分するには?

購入した灯油は早めに使用するのが基本です。
シーズン中に使いきれずに余ってしまった灯油を、翌年に使用することは避けるようにしましょう。
灯油を処分は、正しい処分方法を選ぶことが大切です。
灯油が流出してしまうことは地域的な問題に発展する場合があり、“農業被害”や“漁業被害”などによって賠償問題に発展してしまう可能性があります。
灯油の処分するためには“適切な処分方法を知る”というのが非常に大切です。

2-2.灯油の誤った処分方法

灯油は自然分解するので土に埋める

灯油という“人が作り出したもので自然で分解しない”というイメージがありますが、実は灯油は土壌菌が分解します。
灯油は土壌菌によって分解するのですが、環境汚染につながることから“土に埋める”という方法では廃棄することはできません。
灯油を埋めるというのは環境負荷が大きいので間違った処分方法です。

布や紙に染み込ませて燃えるごみに出す

灯油を布や紙に染み込ませて燃えるごみの日に捨てるという処分方法は、非常に危険です。
ごみ収集車や処分場では高温になる可能性もあることから、発火の危険性が高まります。
ごみ収集車の発火事故が多発している傾向にあることから灯油をごみに出すことは避けるようにしましょう。
灯油はガソリン同様に“危険物”であることを理解し、しっかりとした手順・方法で廃棄することが大切な心掛けなのです。

2-3.灯油の正しい処分方法

灯油は危険物であることを意識して“適切な処分”を知ることが大切です。
灯油の正しい処分方法についてご紹介しましょう。

ガソリンスタンドに持ち込む

灯油の処分方法として最も確実なのが、ガソリン・軽油・灯油を扱う専門店である“ガソリンスタンド”に持ち込んで処分する方法です。
ガソリンスタンドでは廃灯油の引き取りをしています。
余った灯油は、ガソリンスタンドに持ち込むことで安全に処分ができるのです。
料金は無料なケースが一般的で、処分料金が必要な場合でも負担は数百円程度なので気軽に利用できます。

ホームセンターに持ち込む

灯油を販売しているホームセンターでは灯油の処分ができます。ホームセンターで灯油を購入しているという場合には、ホームセンターに処理を依頼するようにしましょう。

まとめ

灯油は劣化してしまう燃料であることから、廃棄しなければならないことはよくあることです。去年余ってしまった灯油を使うのは、火災などの危険性があります。この記事を参考にして、正しい方法で処分しましょう。