掃除機の買い替えはいつの時期が良いの?平均寿命や買い替えのポイント

「掃除機」は、必ず家に1台ある家電製品です。
掃除機がなければ、部屋をキレイに保つことができません。
長年掃除機を使っていると、いずれ壊れるときがやってきます。
急に壊れると、新しい掃除機に急いで買い替えなければなりません。
できれば、壊れる前に買い替えておきたいですよね。
そこで、掃除機の平均寿命や寿命が近くなると起きる不具合、掃除機選びのポイント、処分方法について説明します。
掃除機の買い替え時期について知りたい人は、ぜひチェックしてください。

  1. 掃除機の平均寿命・起きる不具合
  2. 掃除機選びのポイント
  3. 掃除機の処分方法

1.掃除機の平均寿命・起きる不具合

掃除機の平均寿命は、いったいどのくらいになるのでしょうか。
事前に平均寿命を把握しておけば、壊れる前に買い替えることができます。
また、寿命が近くなると起きる不具合についても説明しましょう。

1-1.掃除機の平均寿命は「6年~8年」

掃除機の平均寿命は、およそ6年~8年と言われています。
しかし、メーカーや掃除機の種類によっても異なるため、断言はできません。
しかし、およそ6年~8年は目安に掃除機の買い替えを検討した方が良いでしょう。
きちんと丁寧に掃除機のお手入れをしておけば、10年以上使える可能性もあります。
実際に、お手入れをしているため、壊れずに10年間使い続けていた人もいるのです。
掃除機も年々進化してきています。従来の掃除機は紙パック式ですが、15年以上使い続けることもできるのです。
最近増えてきているサイクロン式は、たった5年で使えなくなったケースもあります。
使い方でも、寿命が変わることを知っておくと良いでしょう。

1-2.ホコリやゴミが吸いにくい

寿命が近づいてきた掃除機には、さまざまな不具合が発生します。
中でも、特に多いのが「ホコリがゴミを吸ってくれない」ときです。
普通に稼動している掃除機は、スムーズにホコリやゴミを吸い取ってくれるでしょう。
しかし、寿命が近づいてきた掃除機は、なかなか吸ってくれないのです。
掃除機として使えなくなってしまいます。
また、ホコリやゴミが吸いにくい場合、ヘッドが回りづらくなっているケースが多いでしょう。
ヘッド部分は、ホコリ・ゴミを吸うための大切な部分です。
ヘッド部分が使えなくなってしまうと、掃除機としての機能が低下します。買い替えを検討した方が良いでしょう。

1-3.モーターが故障する

掃除機の寿命が近づいてきたとき、モーターが故障する可能性が高くなります。
モーターが故障すると、掃除機本体が動かなくなるでしょう。
モーターの調子が悪い、電源をオンにしてもなかなかつかない場合も、モーターが故障する前兆です。
いずれ、掃除機は壊れてしまいます。
モーターが故障した場合、修理することもできるでしょう。
しかし、修理は費用が高くなるので要注意です。
修理した方が費用は安いと思われがちですが、買い替えをした方がお得になりますよ。
モーターが故障していると気づいた場合は、すぐに買い替えをしてくださいね。

2.掃除機選びのポイント

2-1.大きなポイントになる2種類の「集じん方式」

掃除機選びのポイントで必要不可欠なのが、集じん方式です。
集じん方式は、主に2種類あります。
従来の掃除機で多い「紙パック式」と、最新式の掃除機が多い「サイクロン式」です。
それぞれ特徴があるため、必ずチェックしてください。
紙パック式の特徴は、吸引力が強いことです。紙パックに吸い取ったゴミがたまるシステムになっています。
紙パックごと捨てることができるので、ゴミに直接触ることはありません。
しかし、ゴミが紙パックにたまると、吸引力が低くなってしまうのです。排気のにおいは気になりますが、ハウスダストの心配はいりません。
一方、サイクロン式は、吸引力が長く続くことが特徴的です。
デメリットは、ゴミを捨てるとき、ホコリや粉じんが舞いやすいところになります。
また、フィルターや掃除機のメンテナンスが大変になるでしょう。
自分が求めている掃除機はどのようなタイプなのか、改めて確認してみてくださいね。

2-2.7種類の「タイプ」

掃除機には、さまざまなタイプが登場しています。
主に挙がっている7種類のタイプを紹介しましょう。
7種類の掃除機タイプは、以下のとおりです。

  • ショルダー型・・・ストラップをかけて自由に掃除できる。高いところの掃除が可能。
  • キャニスター型・・・掃除機本体に車輪がついているタイプ。パワーと同時に吸引力が強い。
  • スティック型・・・縦長の掃除機。収納場所が狭い家に最適。
  • ハンディー型・・・片手で持ち運べるタイプ。パワーは弱いが、狭いところやすき間の掃除に最適。
  • ロボット型・・・掃除機が勝手に動いて掃除してくれる。留守のときも掃除可能。
  • スチームクリーナー・・・床や窓、台所などの掃除に最適。高温の蒸気が発生する。
  • 布団クリーナー・・・布団専用の掃除機。そとに干さずとも家の中で掃除できる。

以上のような掃除機のタイプがあります。
それぞれ特徴があるため、自分の目的に合った掃除機を選んでくださいね。

3.掃除機の処分方法

3-1.不用品回収業者に依頼する

掃除機の買い替えをする際、古い掃除機の処分方法に困ってしまいます。
古い掃除機は、どのように処分すれば良いのでしょうか。
悩んでいる人は、不用品回収業者に依頼してください。
不用品回収業者では、電話1本ですぐ回収にかけつけてくれます。わざわざお店に運ぶ必要もありません。
掃除機が重くて運び出すことができない人は、不用品回収業者に依頼しましょう。
業者の中には、まだ使える掃除機を買い取ってくれるところもあります。買い取ってくれるのなら、処分費用もかからないでしょう。
売ったお金を新しい掃除機に使うこともできます。
ただし、業者の中には悪徳業者もいるので注意してください。
依頼する前に、見積書をしっかり確認しておきましょう。

3-2.自治体で捨てる・お店に回収してもらう

不用品回収業者に依頼するほかにも、掃除機の処分方法はあります。
1つ目は、「自治体で捨てること」です。
自治体で古い掃除機を捨てる場合、ほとんどの自治体が「粗大ゴミ」「不燃ゴミ」になるでしょう。粗大ゴミ・不燃ゴミどちらになるのかは、各自治体のルールをチェックしてくださいね。
粗大ゴミの場合は、シールを購入しなければなりません。回収指定場所まで運ばなければならないでしょう。
そして、2つ目は「お店に回収してもらうこと」です。
新しい掃除機を買うお店に依頼すると、回収してもらえる可能性があります。
ただし、お店によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
自分の状況に合った方法で、掃除機を処分してくださいね。

まとめ

掃除機の平均寿命や寿命が近づくと起きる不具合、掃除機選びのポイント、掃除機の処分方法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
掃除機の買い替えを考えている人には、ぜひ知っておいてほしい内容ばかりです。
事前に知識を身につけておけば、スムーズに買い替えができるでしょう。

  • 掃除機の平均寿命はおよそ「6年~8年」
  • ホコリやゴミが吸いにくくなる
  • モーターが故障する
  • 集じん方式は「紙パック式」と「サイクロン式」
  • 掃除機のタイプは主に7種類
  • 不用品回収業者に処分を依頼する
  • 自治体で捨てる、お店に回収してもらう

以上のポイントは、ぜひ押さえておいてくださいね。
故障する前に、最適な掃除機へ買い替えましょう。