パソコンの寿命は何年? おおよその目安や延ばす方法を解説!

「最近、パソコンの調子が悪い」と悩んでいる人はいませんか? その原因は、パソコンの寿命が近づいている可能性があります。パソコンの寿命は使用時間によって変わってくることもあるでしょう。

今回はパソコンの寿命を知る目安や、パソコンの処分方法を紹介します。

  1. パソコンの寿命は1日8時間使用して5年間
  2. パソコンの寿命が近づくと発生しやすくなるサイン
  3. パソコンが故障したときは修理か買い換えか?
  4. パソコンの寿命を延ばす方法
  5. パソコンの処分方法
  6. パソコンを処分する前には内部データを消去する
  7. パソコンの寿命に関するよくある質問

この記事を読めば、パソコンの寿命を延ばす方法も分かるでしょう。パソコンの調子が悪いことで悩んでいる人は、ぜひ読んでみてくださいね。

 

1.パソコンの寿命は1日8時間使用して5年間

パソコンの寿命は、1日8時間使用して5年間といわれています。しかし、これはあくまでも目安です。パソコンの使用環境が悪ければパソコンの寿命は短くなります。逆に、パソコンにとって最適な環境であれば1日の使用時間が長くても寿命が長くなることもあるでしょう。

2.パソコンの寿命が近づくと発生しやすくなるサイン

パソコンの寿命が近づくと起こりやすくなる現象があります。この項では、その一例を紹介しましょう。

2-1.フリーズしたり動作が重くなったりする

パソコンの寿命が近づいていると、動作が重くなったりフリーズが頻繁に起こったりします。また、OSに何らかの異常が発生したことによって起こる「ブルースクリーン」という症状が出ることもあるでしょう。これが発生すると、パソコンの寿命が近い可能性が高いのです。

2-2.ハードディスクを認識しなくなる

HDDを認識しなくなったり、HDDから異音がしたりするようになったら、パソコンの寿命が近い可能性があります。ある日いきなりパソコンが立ち上がらなくなることもあるでしょう。

2-3.OSのバージョンがサポート終了を迎える

パソコン自体に問題がなくても、OSのサポートが終了を迎えるとパソコンのセキュリティー上のリスクが高まり、オンラインで使うとさまざまなリスクが高まります。最近では、windows7がサポート終了を迎えました。また、使用できるソフトや周辺器機も減っていくので早い時期の買い換えがおすすめです。

3.パソコンが故障したときは修理か買い換えか?

パソコンが故障すると修理か買い換えかで悩む人も多いでしょう。パソコンを購入して1年間は、メーカーの保証がついています。有料で3年間は保証を延ばすこともできるでしょう。ですから、購入して3年目までは故障しても修理がお得なケースが多いのです。それ以降の故障は部品交換で直るような軽微な故障を除いて、買い換えの方がお得なケースが多いでしょう。

4.パソコンの寿命を延ばす方法

この項では、パソコンの寿命を延ばすために自分でできることを紹介します。

4-1.パソコンを最適な環境で使用する

パソコンは高温や極端な低温に弱いものです。ですから、暑い部屋、極端に寒い部屋、湿気がこもりがちな部屋で使わないようにしましょう。また、ほこりっぽい部屋でも使わないようにしてください。

4-2.ノートパソコンは衝撃を与えないようにする

ノートパソコンは持ち歩いて使うことも多いでしょう。しかし、持ち歩きの仕方が悪いとすぐに壊れてしまいます。専用のケースに入れるなどして持ち歩きましょう。

4-3.中に熱をためないようにする

パソコンは、ファンという部分で内部にたまった熱を放出します。ですから、ファンにホコリがたまると内部に熱がこもって寿命が短くなりがちです。定期的に掃除をしてファンをキレイに保ちましょう。

5.パソコンの処分方法

では、不要になったパソコンはどのように処分すればいいのでしょうか? この項ではその一例を紹介します。

5-1.メーカーに回収してもらう

パソコンはPCリサイクル法により、メーカーが回収し、リサイクルすることが定められています。ですから、パソコンは基本的にメーカーに回収してもらいましょう。回収方法は郵送が一般的です。メーカーのwebサイトから申し込めば、伝票が送られてくるのでパソコンをこん包して郵便局に持っていってください。PCリサイクルマークが貼ってある製品なら、無料回収してもらえます。なお、キーボードやマウスなどの付属品は、純正品のみ一緒に回収してもらえるので注意しましょう。PCリサイクルマークが貼っていないパソコンは、回収費用がかかります。

5-2.ノートパソコンは小型家電リサイクル法に沿って処分もできる

ノートパソコンの場合、「小型家電」として回収し、リサイクルしている自治体もあります。自治体が公共施設や家電量販店などに設置した小型家電専用の回収ボックスに投入するだけいいので、簡単です。なお、デスクトップパソコンは対象外なので小型家電として回収してもらうことはできません。

5-3.不用品回収業者を利用する

パソコンはリユースやリサイクルができるので、無料回収している業者もあります。事情があっていますぐパソコンを回収してほしいという場合に利用すると便利です。周辺器機と共に回収してもらえる業者もあります。

6.パソコンを処分する前には内部データを消去する

パソコンを処分する前に必ず内部のデータを消去しましょう。専用のプログラムを使い、OSごと消去するのが一番の方法です。なお、パソコンのデータを消去せず処分を依頼した結果、情報が流出してもメーカーなどに責任を問うことはできません。

7.パソコンの寿命に関するよくある質問

この項では、パソコンの寿命に関する質問を紹介します。

Q.パソコンの寿命は最大で何年くらいですか?
A.処理速度などを気にしなければ、10年ほど持つケースもあります。

Q.デスクトップとノートではどちらが寿命が長くなるのでしょうか?
A.それほど違いはありませんが、乱暴に扱われやすいノートが短い傾向にあります。

Q.パソコンの内部を開けて掃除することは可能ですか?
A.はい。特にデスクトップパソコンは簡単です。ただし、パソコンは精密機械なので掃除する際は細心の注意を払ってください。

Q.パソコンの周辺器機はゴミとして捨てられますか?
A.はい。ただし、液晶モニターはメーカーへリサイクル目的で回収してもらうのが一般的です。

Q.パソコンのOSはアップデートできますか?
A.可能ですが、マシンのスペックによってはうまく動かないこともあるでしょう。

まとめ

今回は、パソコンの寿命について解説しました。パソコンの寿命はおおよそ5年といわれていますが、あくまでも目安と考えましょう。メンテナンス不足だともっと早く寿命がくる場合もあります。