カーペットの捨て方に困っている人必見! 手軽な処分方法は?

カーペットの捨て方に悩んでいませんか? 保温や防音のため、部屋のインテリアとしても使えるカーペット。季節が変わるときや、汚れたときなどには買い替えを検討する人も多いと思います。そこで、捨て方が分からずに悩んでしまう人は少なくないでしょう。この記事では、カーペットを処分するときに役立つ豆知識をご紹介します。カーペットの処分を考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

  1. カーペットは何ゴミになるの? 
  2. カーペットの処分方法
  3. カーペットを処分するときの手順は? 
  4. 処分するときに注意したいこと

1.カーペットは何ゴミになるの? 

1-1.大きなサイズのものは基本的に粗大ゴミ

カーペットと言えば足を拭くための小さなものから一室に敷くような大きなものまで幅広くあります。大きなタイプのカーペットは、自治体のルールに従って粗大ゴミとして出すのが基本です。粗大ゴミとして出す場合は、自治体によってルールが異なりますので、最初にホームページや電話などで確認しておきましょう。

1-2.可燃ゴミ・不燃ゴミで出す

カーペットのサイズが小さい場合は、素材によって可燃ゴミと不燃ゴミに分けて出します。大きなサイズのカーペットでも、小さく切って細かくする場合は可燃ゴミ・不燃ゴミとして出しましょう。ただし、ホットカーペットのように電気を使うカーペットは内部に電熱線が入っているため、細かく切るのは非常に危険です。決して無理に切断したりせず、大きなものはそのまま粗大ゴミに、小さなものは不燃ゴミとして出しましょう。
ちなみに、可燃ゴミとして出せるのは、い草やウール・竹・綿・絹などの素材でできたカーペットだけとなります。その他のタイルカーペットやアクリル・ポリエステル・ナイロンなどの素材でできたものは不燃ゴミで出しましょう。また、カーペットの裏地がゴムでできたものも不燃ゴミになります。気を付けましょう。

基本的には粗大ゴミになるんですね。
小さい場合は、素材によって可燃ゴミと不燃ゴミに分けて出します。大きいサイズのものを小さく切って細かくする場合も可燃ゴミ・不燃ゴミとして出しましょう。

2.カーペットの処分方法

2-1.ゴミに出す

汚れや傷みがひどいもの、電気カーペットの場合は壊れて使えなくなってしまったものはゴミとして処分するのが最も良い方法となります。カーペットをゴミとして出す場合は、粗大ゴミ・可燃ゴミ・不燃ゴミのいずれかです。処分するカーペットの大きさや素材などを確認して、適切な方法で処分しましょう。

2-2.オークションに出す

状態がきれいなもの、ほとんど使ってないようなカーペットはオークションに出す方法もあります。オークションなら、自分である程度価格の設定もできるので、満足できる値段で売れる可能性があるのが利点です。反面、値段によっては落札してもらえなかったり、個人間でのやり取りからトラブルになったりするなどの欠点もあるので注意しましょう。

2-3.リサイクルショップに買い取ってもらう

きれいなカーペットや壊れていないホットカーペットは、リサイクルショップに出すのもオススメできます。カーペットをリサイクルショップで買い取ってもらうのは意外かもしれませんが、デザインの良いものやブランドもの、性能の良い電気カーペットなどは意外と需要が高いものです。中でも、子供用のカーペットは中古でも人気があると言われています。カーペットの状態が良ければ、リサイクルショップに持ち込むのも1つの手段となるでしょう。

処分方法はゴミとして捨てる以外にもあるんですね。
オークションに出したり、リサイクルショップに買い取ってもらう、という方法もあります。

3.カーペットを処分するときの手順は? 

3-1.粗大ゴミとして出す場合

粗大ゴミの出し方は各自治体によって異なります。まずは自治体のホームページをチェックするか、直接問い合わせるなどして粗大ゴミを出すときの手順を確認しましょう。その後は各手順に従って粗大ゴミ専用のシールなどを用意し、指定された回収場所に持って行けばOKです。

3-2.可燃ゴミ・不燃ゴミとして出す場合

ゴミ袋に難なく入るサイズのカーペットはそのまま小さくたたんでゴミ袋に、大きなサイズのものは小さくカットしてゴミ袋に入れましょう。このとき、カーペットの素材によって可燃ゴミか不燃ゴミかが決まります。間違って捨ててしまうのを防ぐためにも、事前にカーペットの素材をしっかりチェックしておきましょう。

3-3.オークションに出す場合

オークションで出す場合は、ものの写真や説明文などが必要になります。傷や汚れがある場合は、その部分がはっきりと見える写真を付けたり、注意として説明文の中に記述したりしましょう。出品が終わったら、後は落札されるまで待ちます。落札された後は、落札者との連絡をマメに行い、失礼のない取り引きを心がけましょう。

3-4.リサイクルショップに出す場合

引き取ってもらうリサイクルショップでの流れに従って買い取りしてもらいましょう。リサイクルショップが近場にある、またはカーペットを持ち運びできる手段がある人は直接店頭まで持って行けばOKです。処分したいカーペットが多くて運ぶのが困難、または持ち運べる手段がない人などは出張買取や郵送買取を行っているリサイクルショップを利用しましょう。

粗大ゴミの出し方は各自治体によって違うんですね。
自治体に直接問い合わせるなどして粗大ゴミを出すときの手順を確認してください。

4.処分するときに注意したいこと

4-1.無理に解体しない

粗大ゴミとして出すのはお金がかかるから…と、細かくして可燃ゴミや不燃ゴミとして出す人も少なくないでしょう。しかし、無理は禁物です。素材によっては普通のハサミで切るのが困難なものや、電気カーペットのように切断に危険が伴うものもあります。そのようなものを無理に解体しようとすると、思わぬ事故につながる可能性もあるので気を付けましょう。

4-2.オークションを利用する場合はトラブルに注意

オークションは個人同士での取り引きになるため、トラブルが起こりやすいと言えます。特に出品するものの状態は主観で決めることになるので、自分できれいだと思ったものが相手にとってはきれいではないこともあるでしょう。そのような感じ方の違いからトラブルに発展することもあるので、オークションに出すものの状態は多少厳しく評価することをおすすめします。また、連絡はこまめに取ることを心がけましょう。特に、金銭が絡む内容の連絡は怠らないように気を付けてください。

4-3.リサイクルショップに出すときの注意点

せっかくリサイクルショップで買い取ってもらうなら、できるだけ高値で買い取ってもらいたいですね。そこで、リサイクルショップに出すときはできる限りきれいな状態にして持って行くことを心がけましょう。自力で落とせる汚れは極力落として、新品に近い状態にすることがポイントです。また、ホットカーペットの場合は壊れていないかの確認も行いましょう。

無理に解体しないほうがいいんですね。
普通のハサミで切るのが困難なものや、電気カーペットを解体しようとすると思わぬ事故につながる可能性もあるので気を付けましょう。

まとめ

カーペットの捨て方や、その他の処分方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか? それでは、今回ご紹介したことをおさらいしてみましょう。

  • カーペットは何ゴミになるのか? 
  • 色々なカーペットの処分方法
  • カーペットを処分するときの手順
  • カーペットを処分するときの注意点

以上の知識を頭に置いておけば、カーペットを処分したいときにいかすことができます。カーペットは誰でも使っているものだからこそ、処分する機会も多いものです。ある程度知識を身に付けておくことで、新しいカーペットに買い替えるときも、スムーズに古いものを片付けることができるでしょう。