ブランド家具について知りたい! メーカーにはどのようなものがある?

現在は、安価な組み立て家具がホームセンターなどで手軽に買えます。しかしその一方で、高価でデザイン性が高いブランド家具の人気も高まっているのです。そこで今回は、人気のあるブランド家具や特徴をご紹介しましょう。ブランド家具というと海外家具というイメージが強いですが、日本にも有名なブランド家具メーカーがあるのです。ブランド家具は、量産品の家具と比べるとどのような特徴があるのでしょうか?

また、家具を選ぶ際の注意点などもご紹介します。「よい家具が欲しいけれど、どのメーカーにしようか迷っている」という方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

  1. ブランド家具とは?
  2. 日本で人気の高いブランド家具は?
  3. ブランド家具を選ぶ際の注意点は?
  4. ブランド家具が不要になった場合は?

1.ブランド家具とは?

ブランド家具とは、デザイナーがデザインした家具を企業がデザイナー本人やデザイナーの功績を管理する財団にロイヤリティを支払い、生産したもののことです。別名デザイナーズ家具とも呼ばれています。洋服やバッグのブランド品と同じですね。ブランド家具の知名度は、バッグや洋服に比べてまだ低いでしょう。しかし、最近はテレビなどで紹介される機会も増え、人気も高まってきました。

ブランド家具を扱っているメーカー専用のショールームに何度も足を運び、お気に入りの一点を選ぶ方もたくさんいます。

2.日本で人気の高いブランド家具は?

ブランド家具とひとくちに言っても、たくさんの種類があります。そこで、この項では日本で人気の高いブランド家具やその特徴、メーカーなどをご紹介しましょう。家具を選ぶ際、ぜひ参考にしてください。

2-1.北欧家具

輸入家具の代名詞ともいえる「北欧家具」は、ブランド家具の中で最も人気が高いです。
北欧ブランド家具の代表格といえば、デンマーク生まれの家具デザイナー「ハンス・ウェグナー」がデザインした「Yチェア」と「アルネ・ヤコブセン」がデザインした「アントチェア」でしょう。

どちらも名前を知らなくても、写真を見れば「ああ、このいすのこと」と思われる方も多いはずです。Yチェアは「カール・ハンセン&サン ジャパン」で、アントチェアは「フリッツ・ハンセン」というメーカーでそれぞれ取り扱われています。

フリッツ・ハンセンといえば、「セブンチェア」も有名ですね。どちらも日本にショールームがあり、日本語対応のホームページも開設されています。今回は最も有名な家具としていすをご紹介しましたが、どちらのメーカーも家具の種類は豊富です。興味がある方は、ぜひホームページをご覧ください。一般の住宅だけでなく、オフィスや公共施設などでもこの2つのメーカーの家具が使われているところも多いです。

2-2.イタリア家具

北欧家具と並んで人気の高いヨーロッパ産の家具。一昔前までは、ヨーロッパの家具というとロココ調家具の人気が高かったのですが、現在はより高いデザイン性のイタリア家具が人気です。

その中でも有名なメーカーが「カッシーナ」。芸能人にもファンが多いことでも有名ですね。ソファーからドレッサーまで幅広い種類の家具を取り扱っています。また、羽田空港や東京国際空港の公共施設も、カッシーナ社がプロデュースをしているのです。高級感がありながら、スタイリッシュなデザインの家具は和室にも洋室にもマッチするでしょう。

2-3.日本の家具

日本には紀州箪笥(きしゅうだんす)や松本家具のように、伝統工芸品の指定を受けている家具産地が多いです。

また、「校倉(あぜくら)」のブランド名で知られる森下木工所のように、「知る人ぞ知る」ブランド家具も少なくありません。さらに、カリモク家具のように現在の住宅事情に合わせた家具を数多く制作・販売しているメーカーもあります。

3.ブランド家具を選ぶ際の注意点は?

この項では、ブランド家具を選ぶ際の注意点をご紹介します。どんな点に気をつけて家具を選べばよいのでしょうか?

3-1.家のサイズに合った家具を選ぶ

海外メーカーの家具は、日本の家具に比べて大きいものが多いです。ですから、ソファーやテーブルなど大きいものを買うと、部屋が狭くなることもあるでしょう。ショールームで見た時はそれほど大きく見えなかったのに、いざ部屋に入れてみたら大きすぎたという例も少なくありません。

ですから、大型家具を買う際はメジャーで正確なサイズを測ってから買いましょう。オンラインショップを利用する際は、必ずホームページに記載されているサイズを確認してください。メジャーで部屋の大きさを測り、比べてみてもよいでしょう。

3-3.お手入れの方法を確認してから選ぶ

ブランド家具は高価です。その分使っている材料も、天然木や本革など高級品が多いでしょう。しかし、天然木や本革はお手入れにもやり方があります。合板やプラスチック製の家具のように無造作に水拭きをしたり、住まい用洗剤で磨いたりしてはいけません。中には、専用のお手入れ道具必要な家具もあるでしょう。

また、水濡れや直射日光に弱い家具も多いです。ですから、ブランド家具を買う際はお手入れ方法を確認してから買いましょう。

3-4.壊れたら修理してくれるかどうか確認してから買う

ブランド家具を取り扱っているメーカーの中には、壊れたら修理してくれるところも多いです。よい素材を使っている家具は、壊れても修理すれば長く使えるでしょう。しかし、物によっては修理できない場合もあります。家具を選ぶ際は、できれば修理可能なものを選んだ方がよいでしょう。また、修理を請け負ってくれる店舗や工房が自宅から近いほうが便利です。

4、ブランド家具が不要になった場合は?

さて、高価なブランド家具も家族構成が変わったり引っ越したりした場合は、不要になることもあるでしょう。長年使いこんで傷や汚れが目立つものなら処分できますが、場合によってはまだ十分使えるものが不要になることもあります。そのようなときは、家具専門のリサイクルショップに買い取りを依頼しましょう。ブランド家具は高価なため、中古でも一定の需要があります。

また、一見すると傷んでいるように見える家具も、手入れをすればまた使えるようになる物もあるでしょう。大きな傷や汚れなどが無い場合は、一度リサイクルショップに査定してもらうとよいですね。ブランド家具は最近主流の組み立て家具に比べると、とても高価に思えます。しかし、手入れをしながら長く使っていけますので、試用期間を考えれば高価すぎるとも言えません。子や孫に受け継がせられますし、この項でご紹介したように必要としている方に譲ることもできます。つまり、財産としての価値がある家具なのです。

おわりに

今回は人気のブランド家具やその特徴をご紹介しました。

まとめると

  • ブランド家具とはデザイナーがデザインし、企業がロイヤリティを払って販売している家具
  • 北欧やヨーロッパの家具が有名ですが、日本にも伝統工芸品の指定を受けた家具産地が多い
  • ブランド家具を購入する際は、大きさやお手入れの仕方を確認してから買うとよい
  • 不要になったブランド家具は、家具専門のリサイクルショップに売却もできる

ということです。

ブランド家具は、単に高級なだけの家具ではありません。人体工学に基づいて設計されたより使いやすい家具でもあるのです。たとえば、同じいすでもブランド家具の方が長時間座っていても疲れにくいでしょう。

また、天然木のたんすは除湿効果がありますので、着物の保存には最適です。お気に入りのブランド家具を、少しずつそろえていくのも楽しいでしょう。