倒産品を買い取ってもらう方法は? 大切なのはスピード!

景気が良くなってきたとはいえ、力尽きて倒産してしまう企業は決して少なくありません。倒産した企業は、従業員への給料の未払いや取引先の支払いが残っている場合も多いでしょう。そんなときに倒産品を売却できれば、いくらかの資金ができます。

そこで今回は、倒産品を買い取ってもらう方法をご紹介しましょう。倒産品を誰にも知られずに買い取ってもらうことも可能です。倒産してしまったが、少しでも資金を作っておきたいと考えている人はぜひ読んでみてくださいね。

  1. 倒産品とは?
  2. 倒産品を売るメリットと買取相場は?
  3. 高値がつきやすい倒産品は?
  4. 業者を選ぶ際の注意点
  5. 高く買ってもらうためにできること

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1.倒産品とは?

倒産品とは、企業が倒産した際に残された在庫や備品のことです。では、どのような倒産品が買取の対象になるのでしょうか?この項では、それをご紹介していきます。

1-1.商品の在庫

倒産によって出荷できなかった在庫は倒産品として売却できます。まとめて売ればそれなりの値段になるでしょう。ただし、海外向けの商品は販売ルートを持っている業者でないと買い取ってもらえないことが多いです。

また、消費期限のある商品は、早く売らないと商品価値がどんどん下がっていくでしょう。

1-2.事務用品

オフィスで使っていた机や椅子などの家具やパソコンやコピー機などの事務機器も倒産品になります。個別に売ることもできますが、居ぬきといって丸ごと買い取ってもらった方が高値がつきやすいでしょう。

また、事務機器は古すぎると値段が付かないこともありますので、注意が必要です。

1-3.店舗用品

厨房機器や調理道具、レジスターなどの店舗用品も倒産品として売却できます。事務用品と同じように居ぬきで丸ごと買い取ってもらえば、高値がつく場合もあるでしょう。

また、机や椅子、食器なども数がそろっていれば買い取りの対象になります。

2.倒産品を売るメリットと買取相場は?

この項では、倒産品を売るメリットと、買取相場を紹介します。経営者にとって倒産は大きなショックです。何も手につかない人もいるかもしれません。しかし、少しでも前向きに動くことで、できることもあるのです。

2-1.倒産品を売るメリットは?

倒産品を売却すれば、当座の資金が確保できます。倒産が急だった場合は、取引先の支払いが滞っていたり、従業員の給料が未払いだったりすることもあるでしょう。倒産品を売却して資金が確保できれば、そのような支払いに充てることもできます。

2-2.経営者でなくても倒産品は売却できる

倒産品は経営者でなくても売却できます。たとえば債権者に依頼された弁護士などでも可能です。企業の倒産は取引先にも迷惑がかかります。ですから、倒産品を売却して負債を少しでも回収することもできるでしょう。

2-3.倒産品の買取相場は?

倒産品が在庫の場合は、原価よりも低い値段で買い取られることがほとんどです。もっと高い値で引き取ってほしいと思うでしょうが、買い取ってもらえるだけで「良し」としましょう。

事務用品や店舗用品は前述したようにまとめて売ったほうが高値がつきやすいです。事務所や店舗が賃貸物件の場合は、ものを置いているだけで家賃がかかってきます。できるだけ早く売却をしたほうが良いでしょう。

3.高値がつきやすい倒産品は?

以下のような倒産品は高値がつきやすいです。

3-1.美容器具・人気家電

たとえ類似品でも高値で引き取ってもらえる可能性が高いです。

3-2.流行の商品

人気が高いほど、高値が期待できます。しかし、流行は過ぎ去るのも早いですから、倒産が決まった時点で一刻も早く売りに出しましょう。

3-3.製氷機などの厨房機器

中古の厨房機器はどれでも一定の需要がありますが、特に製氷機など、どの飲食店でも使う機器は高値がつきやすいです。その中でも新しいもほど高値が期待できるでしょう。

3-4.有名メーカーの事務用品

国内のメーカーの事務用品ならば、ある程度の値段で買い取ってもらえる可能性は高いでしょう。しかし、事務用品にも流行があり、一昔前まで事務机の定番だった灰色のスチール製の机などは、引き取ってもらえないことが多いです。

4.業者を選ぶ際の注意点

倒産品を買い取りますという業者はたくさんありますが、以下のような業者を選ぶと間違いはないでしょう。

4-1.実績がある業者

企業が倒産すると、どさくさに紛れて商品をとっていく泥棒まがいの人々もいます。買取業者を装ってくることもあるので、実績のある業者を選びましょう。また、秘密を厳守してくれる業者を選ぶことも大切です。

4-2.知識がある業者を選ぶ

倒産品の中には、取り扱いに専門の知識が必要なものもあります。ですから、引き取りを依頼したい倒産品を扱ったことのある業者を選びましょう。そのような業者ならば、販売ルートをもっていることもあります。その場合は通常よりも高値で買い取ってもらえることもあるでしょう。

4-3.買取見積もりを手早く出してくれる業者

倒産品の売却は早ければ早いほど良いでしょう。ですから、業者に買取見積もりを依頼しても、なかなか応じてくれないところは依頼をしないほうが良いですね。倒産品をあつかい慣れている業者ならば、スピードが第一と分かっているはずです。

5.高く買ってもらうためにできること

倒産品は買ってもらえるだけでもありがたいものです。しかし、高値がつきやすいコツもあるのです。この項では、それをご紹介します。

5-1.できるだけ早く売る

在庫を置いておくために倉庫を借りたり、事務所や店舗を借りていたりした場合は、ただじっとしているだけでお金が出ていきます。倒産が決定したら、出ていくお金を少しでも減らすために、できるだけ早く倒産品を買い取ってもらいましょう。

5-2.日ごろから丁寧に使う

事務用品や厨房機器はきれいで新しいものほど高値がつきやすいです。ですから、普段からきれいに丁寧に使うように心がけましょう。また、喫煙者がいる場合はヤニの匂いや汚れがつきやすくなります。喫煙室を作るなど分煙を心がけましょう。また、見積もりに来てもらう前に、軽く掃除をしておくとよいですね。

5-3.在庫のリストを作っておく

在庫が膨大な場合、業者が確認するだけでも時間がかかることもあります。少しでも業者の負担を減らすために、在庫がたくさんある場合はリストを作っておきましょう。そうすれば、見積もりも早く出るでしょう。

おわりに

今回は、倒産品を買い取ってもらう方法や業者を選ぶ際の注意点をご紹介しました。

まとめると

  • 倒産品とは在庫だけでなく事務用品や店舗用品も含まれる
  • 倒産品を売却することで当座の資金を確保できる
  • 倒産品の売却は経営者でなくても可能である
  • 倒産品はできるだけ早く売ろう

ということです。

企業の経営者の中には倒産した後のことなど考えたくはないと思う人もいるでしょう。しかし、万が一のことを考えておくと、いざその時がきても迅速に動けます。倒産品を買い取ってくれる業者の存在や、倒産品の中でも売れるものなどを覚えておいて損はありません。

また、常に在庫の数を把握しておいたり、事務所や店舗を清潔に保っていれば、いざというときに倒産品に高値がつきやすいです。倒産をするといろいろな処理を一気にやらなければなりません。倒産品のことまで手が回らない、という人もいるでしょう。そのような場合は、早め早めに動いておきましょう。「もう、だめだ」と思う前に見積もりを依頼しておけば、倒産した直後から当座の資金を確保することも可能です。