知っておきたいノートパソコンのバッテリーを賢く使う方法


ノートパソコンのメリットは持ち運びが簡単で、出先でもパソコンを使うことができる点です。しかし、バッテリーの持ちが悪くなると、ノートパソコンのメリットは激減(げきげん)します。そのため、ノートパソコンのバッテリーが長持ちする方法はないかと悩む方も多いはずです。そこで、ノートパソコンのバッテリーの持ちがよくなる方法と交換方法を含め徹底検証してみました。

  1. バッテリーの持ちを長くする方法
  2. バッテリーの持ちが悪いときの対処法
  3. バッテリーの交換方法と処分方法

1.バッテリーの持ちを長くする方法

1-1.ACアダプターの使い方に注意しよう

バッテリーは常に通電している状態だと弱くなります。ですから、長期間使用しない場合にはノートパソコンのバッテリーを外してください。バッテリーの残量は50%ぐらいの状態で外すのが最適です。外したバッテリーは涼しいところに保管しましょう。ACアダプターをずっとつないだままにはせず、適度にバッテリーを使用するほうがバッテリーは長持ちします。

1-2.バッテリーの寿命は何年?

バッテリーは消耗品として考えてください。そのため、購入後1年でバッテリーの使用可能時間が減っているのも不思議ではありません。バッテリーによっても異なりますが、通常300回から500回がバッテリーの充電可能回数となっています。そのため、毎日充電を繰り返すなら、2年後には性能は落ちて当然なのです。

1-3.バッテリーの使い方のコツ

バッテリーの種類によって長持ちのコツは異なります。まずは、バッテリーのタイプを確認しましょう。リチウムイオンバッテリーは、フル充電にしないほうがバッテリーは長く持ちます。80%の充電状態でACアダプターを取り外し、バッテリーがなくなるまで使用しましょう。パソコンによっては80%充電の設定にできるものもあります。ニッケル水素バッテリーはフル充電にして、充電レベルが0%に近づくまで使い切ってください。いずれの場合も、短い充電と放電を繰り返すのはおすすめできません。短い充電と放電を繰り返すなら、充電の上限と下限が変わる「メモリー効果」と呼ばれる現象がおきるからです。

2.バッテリーの持ちが悪いときの対処方法

2-1.お金をかけずにできる対処方法

バッテリーの接触部分がよくないため、充電がしっかりされていない場合もあります。バッテリーパックを取り外し、接触部分を確認しましょう。また、バッテリーが「メモリー効果」を持たないために、1か月に1回はフル充電からの完全放電を行ってください。パソコンによってはバッテリーをリフレッシュする機能もありますので、定期的に試してみましょう。

2-2.交換がよいとは限らない

バッテリーが弱くなったなら、すぐにバッテリーを買わずにパソコンの使用状況をまず確認することをおすすめします。多くの場合、バッテリーが早く弱る理由はACアダプターをつないだままの使用です。バッテリーだけでパソコンを使用する機会が少なくないなら、買い替えてもバッテリーはすぐに弱くなる可能性があります。バッテリーの買い替えの費用も考えるなら、デスクトップに買い替えるほうが長い目では得になる場合もあるのです。

2-3.買う前に知っておきたいバッテリー事情

ノートパソコンを新たに購入するときにはバッテリーの情報をしっかり確認しましょう。パソコンを持ち歩くことが多いなら、バッテリーを交換しやすいノートパソコンを選んでください。機種によってはバッテリーの交換は、メーカーに依頼しなければならないからです。また、バッテリーの買い替えの費用がどのぐらいかも確認しましょう。バッテリーの種類とパソコンが持つバッテリーの充電やリフレッシュ機能も調べるべきです。

3.バッテリーの交換方法と処分方法

3-1.交換の際に注意したい点

交換用の新たなバッテリーを購入する前に、バッテリー交換の手順を確認しましょう。メーカーや製造番号で確認すれば、オンライン上ですぐに情報は見つかるはずです。バッテリーの取り外しが簡単なパソコンであれば、交換に大きな問題はありません。しかし、その場合でもパソコンのデータは必ずバックアップをとってからバッテリー交換を行いましょう。思わぬところに触れてしまい、データの復旧が困難になる可能性もあります。また、バッテリーの交換がノートパソコンを分解して行う必要がある場合には、自分でバッテリー交換を行うことはおすすめできません。自分で交換するための情報はインターネット上であふれてはいますが、わずかな節約を望むあまり大きな損失になるという結果になりかねないからです。

3-2.古いバッテリーの処分はどうするか

交換後の古いバッテリーは、PCリサイクルショップや家電量販店で引き取ってもらうことができます。無料で引き取ってくれることもあるので、まずは尋ねてみましょう。ゴミとしての処分をすることは通常できません。自治体が処分方法を決めていることがほとんどですが、処分料金がかかることも多いようです。そのため、安く簡単な方法として、PCリサイクルショップに引き取ってもらうことをおすすめします。

3-3.買い替えのチャンスと考えよう

交換用のバッテリーは意外と高く、タブレットが一台買えるほどの価格になることも珍しくはありません。また、バッテリーを買い替えても、数年すればパソコンを買い替える時期になるのもよくあることです。パソコンがこわれていなくても、動作が重くなる、またはスペックが古くなるなどもあるでしょう。ですから、バッテリーを買い替えるより、パソコンそのものを買い替えたほうが賢い決断となる場合もあるのです。パソコンの買い替えの際には、オフィス用品を買い取る業者に古いパソコンを買い取ってもらうことができます。そのほかの不用品を集めて、一緒に買い取りを依頼するなら、思わぬ収入となることもあるのです。

まとめ

パソコンのバッテリーを長く使うために、

  • ACアダプターにつなげたままにしない
  • バッテリーリフレッシュ機能を使う
  • 長期間使わないときは取り外す

などの点を心がけましょう。

バッテリーの種類によって、バッテリーの持ちを長くする方法も異なります。また、交換する費用も機種によって異なるものです。すぐにバッテリーを買い替えるより、どの方法が最もよいのかを考えてみましょう。新しいパソコンに買い替えるほうが、長い目で見ればお得となることもあるのです。