電気ポットの寿命

【最新版】電気ポットの寿命は? 買い替えのタイミングを見極める3つのポイント

秋から冬にかけて大活躍する電気ポット。寒い外から帰ってきて、すでにわいていたお湯で温かいお茶を飲むとホッとします。また、お年寄りがいるご家庭でも電気ポットはとても便利です。足腰が悪いと台所でお湯をわかすのは大変でしょう。料理を作るのに忙しい主婦の助けにもなります。こうして、家庭で毎日使う電気ポットが突然こわれると困るわけです。

それでは、電気ポットの故障を防ぐコツを知って今日から実践(じっせん)しましょう。また、電気ポットの寿命が何年なのか、寿命が近いときに起こる故障にはどんなものがあるのかについてもお伝えします。

  1. 電気ポットの寿命は何年か
  2. 電気ポットの寿命が近いときの故障
  3. 電気ポットの処分の方法

1.電気ポットの寿命は何年か

1-1.一般的な電気ポットの寿命

電気ポットの寿命は、使う頻度(ひんど)やメーカーによって違いますが約5年と言われています。この計算は、メーカーの部品を保有する期間に基づいたものです。部品を保有期間が終わると、使っている電気ポットの部品が手に入りません。すると、修理することができないため、寿命が終わるというわけです。ですから、5年を電気ポットの寿命の目安として覚えておきましょう。

1-2. 寿命を早めてしまう原因

電気ポットの寿命を早める原因は、ほとんどのケースが大切に使わないことです。掃除を怠(おこた)ることや、電気ポットの扱い方が乱暴だと故障は起きやすくなります。特に、定期的な掃除は大切です。ポットの外側や内側を掃除せずに使うと異臭の原因になります。また、電気ポットの中で汚れがつまってしまい、故障の原因となるのです。また、ポットへの水の入れ方にも注意が必要でしょう。電気ポットの操作部分やコンセント部分に水がかかると故障します。また、扱い方が悪く電気ポットのプラスチック部分が破損すると危険です。

1-3.電気ポットの寿命をのばすコツ

電気ポットの掃除をこまめにしてください。電気ポットの外側の汚れは、決して水洗いをしてはいけません。ふきんを使って、ていねいに拭(ふ)きましょう。また、ポットの内側の白や茶色の汚れも定期的に落としてください。茶色の汚れは熱によるもので、白い汚れはミネラル成分の結晶です。そのままにしておくと異臭が発生するだけでなく、給湯パイプがつまるため故障の原因になります。電気ポットの内側の汚れは、ぬれた布できれいに拭(ふ)きとりましょう。また、2ヶ月か3ヶ月に1回は、クエン酸で洗浄してください。電気ポットに水を入れるときや冷めたお湯を捨てるときは、水がコンセント部分や操作部分にかからないようにしましょう。水を捨てるとき前面から水を捨てるのではなく、後面から捨てるとポットの操作部分にかかりません。日頃のこのような注意が電気ポットの寿命をのばすのです。

2.電気ポットの寿命が近いときの故障

2-1.自分で直せる故障

場合によっては、電気ポットの不具合は修理可能です。部品の劣化(れっか)による故障であれば、メーカーに連絡しましょう。部品を取り寄せて修理できます。たとえば、ポットの内側のふたやパッキン、フィルターなどは取り寄せできるでしょう。パッキンが弱ると水や蒸気が必要以上にもれます。そのような不具合は、電気ポットの寿命ではなく部品の寿命です。まずは、メーカーに問い合わせてみましょう。とはいえ、部品を取り寄せて直してもその後何年使えるかはわかりません。不具合をあえて直さずに、買い替える機会とするのも賢い判断です。

2-2.電気ポットの外側の破損

電気ポットを落とすなどで、外側部分が破損することもあるでしょう。もちろん、外側が破損してもお湯をわかすことができることもあります。しかし、沸騰(ふっとう)したお湯が破損部分から飛び散ると大変危険です。その場合、お湯をわかすことができるとしても電気ポットの寿命と考え、新しいものに取り替えましょう。

2-3.電気部分の故障

部品を取り替えても直らないなら、電気ポットは明らかに寿命です。また、電気ポットからお湯が出ないときや、沸騰(ふっとう)を続けるケースもあります。特に、沸騰(ふっとう)を続けるときは危険です。または、まったく電源が入らないこともあるでしょう。電気が関係している場合は、感電などの危険もありますから自分で修理しないでください。電気関係の故障の場合は、修理するより買い替えた方が安く済むことが多いでしょう。

3.電気ポットの修理の方法

3-1.まだ使える電気ポットの処分方法

比較的新しく、こわれていない電気ポットはリサイクルショップに買い取ってもらいましょう。大型の家電と違って電気ポットは軽いため、自分でリサイクルショップに持ち込めます。忙しい方は、引き取りに来てくれるリサイクルショップにお願いしましょう。買い取ってもらえる電気ポットには条件があります。古い電気ポットや、汚れや異臭がひどいもの、破損があるものは引き取ってもらえないことが多いでしょう。電気ポットを清潔な状態にしておくなら、よい値段で買い取ってもらえる可能性が高くなるため、日頃からこまめな掃除を心がけることは大切です。

3-2.家電量販店に引き取ってもらう

新しく電気ポットを家電量販店で購入するとき、古い電気ポットを引き取ってもらえるか相談してみましょう。または、以前購入したお店に、不要になった電気ポットの引き取りについて問い合わせてみることもできます。家電量販店によって多少の違いがありますので、買う前に詳しく相談するのがおすすめです。

3-3.不用品回収業者に依頼する

不要になった電気ポットの処分を不用品回収業者に依頼することもおすすめです。電話やメールで連絡を取れば、無料で見積もりをしてくれます。ほかの不用品とまとめて処分することも考えてみましょう。見積もりを確認して、納得すればその日に引き取ってもらえることもあります。忙しいなら、郵送で査定や買い取りをしてくれる会社に依頼しましょう。もちろん、時間に余裕がある方であれば、自分で持ち込むこともできます。まずは、気軽に不用品回収業者に相談してみましょう。

まとめ

電気ポットの寿命は5年と言われています。しっかりと寿命まで使うためにも、

  • 日頃から大切に使う
  • こまめに掃除をする
  • 内部の掃除も行う

などを実行できるでしょう。

電気ポットの故障は、部品交換だけで直る場合もあります。とはいえ、寿命でこわれてしまう前によいタイミングで買い替えるのがおすすめです。不要になった電気ポットはリサイクルショップや不用品回収業者に依頼して処分しましょう。