片付けでものを捨てる基準は? 不要品の捨て方も知っておこう!

「ものを捨てる基準を知りたい」という人は多いでしょう。ものを「もったいない」「まだ使う可能性がある」などの理由で捨てずにいると、部屋にはどんどんものがあふれ、片付きにくくなります。どうすれば、思いきってものを捨てられるようになるのでしょうか。

この記事では、片付けでものを捨てる基準や、不要なものを捨てる方法などを詳しくご紹介します。

  1. 片付けでものを捨てる基準は?
  2. 捨ててはいけないもの5選
  3. 不要なものを処分する方法
  4. ものを捨てる基準に関するよくある質問

この記事を読むことで、捨てるかどうか迷ったときにチェックすべきポイントや、不用品をお得に処分する方法などが分かるはずです。

 

1.片付けでものを捨てる基準は?

まずは、片付けで出たものを捨てる基準についてご紹介しましょう。以下の項目に当てはまるものは捨てるのがおすすめです。

1-1.壊れているもの

インクが出ないボールペンやパーツが取れたアクセサリー・正常に動作しない家電など、壊れているものを「直せば使える」と思ってそのままにしている人もいるでしょう。ほつれた洋服や欠けた食器なども同様です。壊れてからある程度時間がたっているものは、今後直すことはないと考えたほうがよいでしょう。

1-2.使わないもの

「サイズアウトした」「今のライフスタイルに必要ない」「もらったけれど好みでない」というものも捨ててしまってよいでしょう。人からもらったものを捨てることには抵抗があると思いますが、使わないまま引き出しの奥にしまい込んでいるのでは意味がありません。また、「今後使う可能性がある」というものでも、1年以上使っていないのであれば処分してしまいましょう。

1-3.持っていることを忘れていたもの

クローゼットや引き出しの中を整理していると、持っていることを忘れていたものも出てくると思います。持っていることを忘れていたということは、今の生活に必要のないものということです。なくても困ることはないため、思いきって処分しましょう。

1-4.似た用途のものがほかにもあるもの

「ハサミやボールペンが複数個ある」「同じ色のカーディガンを2枚持っている」など、似た用途のものが複数ある場合は、1つだけ残してほかは処分しましょう。同じ使い道のものを複数持っていても意味がありません。

2.捨ててはいけないもの5選

以下のように、捨ててはいけないものもあるということを覚えておきましょう。

2-1.重要な種類

パスポートや契約書・各種証明書・保険証券・年金証書などの重要書類は絶対に捨てないようにしましょう。間違えて捨ててしまうと、再発行するのに手間と時間がかかって面倒です。クレジットカードや公共料金の利用明細書・給料明細・領収書なども、一定期間捨てずに取っておくようにしましょう。

2-2.家族の所有物

家族のものは勝手に捨てないようにしましょう。家族と共有しているものも同様です。自分にとっては不要なものでも、家族にとっては必要なものの可能性があります。

2-3.消耗品

セロハンテープやのりなどの文房具・インスタント食品や調味料などの食品・洗剤などの日用品は、ある程度ストックがある家も多いでしょう。そういったストックは消耗品なので捨てる必要はありません。今使っているものがなくなれば出番がくるため、残しておきましょう。ただし、使用期限が切れたものは早めに処分してください。

2-4.緊急時に使うもの

普段使うことがないものでも、緊急時に使う可能性があるものは捨てずに取っておきましょう。特に、防災用品は定期的に状態を確認しながらきちんと保管しておいてください。「場所を取るから」という理由で捨ててしまうといざというときに困ったことになる可能性があります。

2-5.手放すと後悔するもの

捨ててしまうことで後悔するものもあると思います。たとえば、掃除機を処分してほうきで掃除するようにしたことで、掃除が大変になって生活の質が下がってしまう可能性もあるでしょう。必要以上に洋服を処分して着るものがなくなってしまうケースもあります。結局また買い直すことになり、手放したことを後悔してしまうのです。

3.不要なものを処分する方法

不要なものを処分する方法には、以下のようなものがあります。

3-1.ゴミとして捨てる

まず思いつくのが、自治体が回収するゴミとして捨てる方法でしょう。不用品の種類によって何ゴミに分類されるか変わってくるため、しっかり分別する必要があるのです。また、ゴミの分類方法は自治体によっても違いがあります。何が何ゴミに分類され、どうやって捨てる必要があるのか、各自治体のホームページで確認しておきましょう。また、大型の不用品は粗大ゴミ扱いになる場合もあるため、注意してください。事前の申し込みや粗大ゴミ処理券の購入が必要になります。

3-2.人に譲る・寄付する

周りに欲しい人がいる場合は、譲る方法もあります。ただし、押し付けにならないようきちんと確認してから譲るようにしてください。また、ものによっては寄付することもできます。自分が使わなくなったものが誰かの役に立つのはうれしいものです。寄付を募っている施設や団体がないか探してみるとよいでしょう。

3-3.不用品回収業者に依頼する

不用品が多数ある場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。出張回収を利用すれば自宅まで回収に来てもらえるため、手間をかけずに不用品を処分できます。費用はかかりますが、不用品の買取サービスも行っている業者を利用してお得に処分するのがおすすめです。

3-4.買取に出す

不用品の状態がよければ買取に出して処分しましょう。使用感が少なく目立つ汚れや傷がないもの・壊れていないものだと買取対象になる可能性があります。ブランド品や有名メーカー品であれば高価買取も期待できるでしょう。お金に換えられると思えば抵抗なくものを手放すことができるはずです。

4.ものを捨てる基準に関するよくある質問

「ものを捨てる基準を知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.ものを捨てられない人の心理にはどのようなものがあるのでしょうか?
A.もったいない・まだ使う可能性がある・ものを大切にしなければならないなどの心理が関係しているといわれています。

Q.ものを捨てることで得られるメリットを教えてください。
A.部屋がすっきりして生活しやすくなります。また、ものを探すために無駄な時間を使うことがなくなり、掃除も楽になるでしょう。

Q.ものをためてしまう人に多い特徴にはどのようなものがありますか?
A.何がどこにあるか把握できていない・自分で判断するのが苦手・精神的に余裕がないなどの特徴があるでしょう。

Q.ものが増えないようにするコツは何ですか?
A.ものの定位置を決め、1つものが増えたら1つ捨てることを心がけましょう。新しくものを買うときは、本当に必要かどうかよく考えてから買うようにしてください。

Q.不用品回収業者選びのポイントは何ですか?
A.豊富な実績があり、料金体系が明確かを確認しましょう。また、一般廃棄物収集運搬業の許可を得ているかもチェックしてください。

まとめ

片付けでものを捨てる基準や捨ててはいけないものなどを詳しくご紹介しました。片付けの基本はものを減らすことです。しかし、捨てるか残すかの判断が難しいものも多いでしょう。ぜひこの記事を参考にしてものを捨てる基準を知り、スムーズに部屋の片付けをしてください。